続人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。                かすみ食へどまだ仙人になりきれず
 
2016/07/22 16:28:04|自作 詩
大の字になる潮騒のサングラス



大暑


今日は大暑なのだが

朝から涼しくて

昼になってもすずしくて

もう三時過ぎているのだが

やはり涼しくて

これから寒くなってくるのではないかと

疑うのである


このまま秋になってしまうのは嫌だな


まだ梅雨は明けていないのである

いろいろと季節感は狂うのである

人の心の揺れ動くがごとく



歳時記をながめてみました


大暑

二十四節気の一つ。新暦七月二十三日頃


極暑〜酷暑、劫暑、

夏の暑さの極み。暦の上では

大暑の頃とされるが、、、、


涼し〜朝涼、夕涼、晩涼、夜涼、涼風、

夏の暑さの中にあってこそ感じられる

涼気をいう。




大の字になる潮騒のサングラス





庭の唐辛子と茄子の花が

この涼しさに満足しているようです!










「 ある会話 」

       2009.5,25,

            はぐれ雲



半ばぼけ

      中途半端な

            夏日和


天然と

      自然の会話

            夏芝居


習おうと

      作り笑いの

            霞む夏


夏の夜や

    ひねって出るの

            水だけぞ


もう寝るよ

     夢で餃子の

           待っている




















2016/07/15 19:49:00|自作 詩
諸肌脱ぎて厠のなかや水滸伝





けさ新聞を眺めていたら

おもしろい記事をみた

“あたらしい記念日”を万日として

祝うことが流行ってるんだってね〜


例えば

生誕 一万日は  27歳4カ月

   二万日は  54才9カ月

   三万日は  82才1カ月

   四万日は  109才6カ月ぐらいで

迎えるそうな


っとなると吾輩のばあいはとりあえず

三万日か四万日ぐらいが

狙い処となるのですかな〜


四万日くらいがてごろなのかも

しれないな〜 ゴロもいいしね〜


四万日、死万日、詩万日、

こんなに長く生きられて 

すまん日なんちゃって!


吾輩が本当に狙っている仙人の境地

に到れるのは幾仙万日なのかのう〜

いやあ〜

物理的な時間の長さとは

関係ないことと想っているのではあるが



諸肌脱ぎて厠のなかや水滸伝




うん うん 万日記念日 なんつ〜のも

面白いものとおもいますな〜

こんなところでうんのつきなのですかね〜







「 古代の勇者 」

       2008.12.14.

            はぐれ雲



 昨夜来の    風雨の声が

 茅屋に     止みては起きる

 閑暇もて    心象の旅

 大和人     当麻蹴速

 出雲人     野見宿禰

 格闘技     世界戦なり

 あばら折り   腰を砕いて

 圧勝は     野見宿禰

 雨音が     歓声となり

 誇り高き    勇者達を祝う







当麻蹴速(たぎまのくえはや)と

野見宿禰(のみのすくね)の闘いは

日本書紀の巻第六

垂仁天皇 活目入彦五十狭茅天皇の項

に載っています。


日本の国技である

相撲(角力)のはじめとされている。

最近若い個性のある関取が出てきて

すこしは面白くなってきましたかな〜

塩をかけると西瓜がうまい!



















2016/07/13 21:05:00|自作 詩
諸肌脱ぎ厠のなかの水滸伝



石原慎太郎は

最近若返ってきているように見える!

きっとあの世から

裕次郎がエネルギーを送ってきている

のかもしれない。



天皇陛下が譲位をしたいとか?

吾輩は

今の天皇の譲位は大賛成であるな〜

実を言うと

皇位を離れた天皇のいきざまを

自分の目で見てみたいのである。



諸肌脱ぎ厠のなかの水滸伝




女は度胸

漢は愛嬌 そんなもんですかね〜

吾輩は

まだまだエネルギーに

溢れておりますな〜



浮き上がる血管万緑のなかに



鑑真の無念無想やみどりの冬





また飲み過ぎてしまったな〜

もう九時過ぎてしまったか

昨夜は寝ていないのでね〜

もしかしたら昼間寝ていたのかも


今の世情政治家が小粒になってくるのが

寂しいですな〜






  「心の郷愁」

            はぐれ雲



夕焼けの茜色の空の中に山々が寄り添い
そこに手が届くように感じるとき
たまらなく心ふるえる



澄んだ空気の中に夕餉の匂いが立ち篭め
それが闇にかわるとき
たまらなく心ふるえる



心の中にぽっかりと空虚な穴があき
それが大きく膨らむとき
たまらなく心ふるえる


        (1970.10.19.)















2016/07/11 22:13:00|自作 詩
夏草や廃工場の仕事蹟






刷毛で刷いたような刷毛雲が

炎天にあらわれて

宝石が赤い宝石が円い宝石が

我家の庭で輝いている

三個と四個

全部で七個の紅い珠

それに緑に輝く宝石も

束になって天元を窺っている

紅い宝石はトマトであり

緑の宝石は唐辛子である

鉢より育っているのであるが

じょじょに雑草に埋もれかかって入る

そのうち

自然淘汰というじが空に浮かんで

そういえば

参議院選挙がおわって

かなり自然淘汰もされたようである

今後しばらくは都知事選が

面白いですな〜



夏草や廃工場の仕事蹟




そんなところが台北に有りました





  「望郷」

            はぐれ雲

海 舟 一人の男 一個の鞄
男は海のかなたを眺めている
見つめる雲が滲んでくる

灯台がある 岩に散る波がある 
沈みかけた舟がある
遠い昔 自分の描いた絵が浮かぶ
値千金の絵 今何処にあるのか

妻の温もり 子供の声 
湘南の海は暖かい
老松をくぐり囲炉裏にすわり
熱燗を飲めば
冬の湘南の海は暖かい

ホテルの窓を開け外を望むと 
四角いジャングルの向こうに
雲の向こうには広く暖かい海がある
この海の向こうには
心ときめかす島がある

師走に帰る島がある



      (1984.11.13.台北にて)



















2016/07/08 23:09:02|草枕
ねぶの花に目をさまされし島の国



参議院選よりも都知事選のほうが

面白いですな〜


大和の国のメトロポリタンは

あの漢らしい小池百合子に

やってもらいたいものですな〜


吾輩は群れるのが嫌い

根回しなんて虫唾がはしるのである。

そう根っからの

自由人なのでございます。


そんなわけで小池百合子を押しますな〜

しいて言えばひとことさらに

「わたし失敗しないので〜!」っと

言ってくれたら完璧なんですがな〜



今日は七夕

夜空をみあげても

星一つ見えませんな〜

きっと明日の夜は星が輝いている

ことでしょう!



ねぶの花に目をさまされし島の国




先日行って来た台北の北の方

北投温泉の北投渓のほとりか?

野柳〜十分のどこかの街並みで

撮ったのか

自分で写真を撮っておいて

わからないのである。

記憶に残っていないのである。


たぶんうとうとしながらの散策か

ふと目が覚めたら

ねぶの花が咲いておりました。



まるで色のついた羽衣が

舞い降りてきて

降り注ぎ、樹の花になったような

そんな気がしたのでございます。



夏痩せやまじめになると腹が減る




また冷蔵庫の方へ

向かっているのである。

金麦と残り物持ってきて 

まだまだ夜は長いのである!