人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2012/07/08 11:55:57|
くされえん心の中をどようぼし





 「 こころ 」

          (訳詩)はぐれ雲


寝床につくころ 白雲はあらわれ

起きるころ 白雲はきえる

それにしても

わたしのこころは いつも居る

白雲にしたがって

現れたり消えたりは しないのだ

たまには消えて もらいたい〜



くされえん心の中をどようぼし


あるときは入道雲のこころもつ


おおかたははぐれ雲なりひやしざけ






 「臥雲室」

          (明)高啓


夕臥白雲合  夕べに臥せば 

          白雲合し

朝起白雲開  朝に起くれば 

          白雲開く

惟有心長在  ただ心のつねに 

          在るあり

不随雲去来  雲に随いて 

          去来せず



















2012/07/07 12:50:31|
晩涼やパンダの耳に雨の音






  「 く も 」

          (訳詩)はぐれ雲


ひねもす 雲をながめいて

よそみもせずに あきもせず


心に 邪気のないことは

才もないのと 同じこと


さりながら さりながら


愛すべきは あのひとひらの雲

太陽に輝く あざやかなくも


はるかに広がる あおぞらに

きみはどこから きたのやら



晩涼やパンダの耳に雨の音






上野動物園で

パンダが産まれたんだってね〜

センセン カクカク


なに!

国が買いたくなったって?

なにをいまさら 

まったく主体性がないね〜

流れをみてから

行動をきめるのかね〜

これじゃあまるで かっぱではなく

どじょうの河流れ だね〜








  「雲」

         (晩唐) 杜牧


尽日看雲首不回  尽日雲を見て

            首回らさず

無心都道似無才  無心全て言う才無き

            に似たりと

可憐光彩一片玉  憐れむべし光彩 

            一片の玉

万里青天何処来  万里青天いずれの処

            よりか来たる
















2012/07/05 16:49:35|その他
見上げれば滝のカーテン風そよぐ





ヒッグス粒子という甘い甘いドロップが

発見されたそうですね〜

17番目の素粒子 神の素粒子

万物に質量を与えると考えられてきた

このあいだは光より速い素粒子なんて

言っていたのが間違いだったと

がっかりさせられたのだが、

今回のドロップはほんとうのようだ。

吾輩はダークエナジーに

興味を持っており

このエナジーにヒッグスという

甘いドロップが一味関わって

いるのではないかと疑っているのである

そうあの鎌鼬(かまいたち)の

エネルギーである。

座頭市の太刀さばきのときにも

はっせいするとかしないとか〜


あか〜い〜夕日に〜

さす〜ら〜い〜ながら〜




見上げれば滝のカーテン風そよぐ


王村の滝のカーテン斜めなり


裏見の滝珠のすだれをかき分けて


芙蓉鎮(ふようちん)滝の滴る米豆腐





芙蓉鎮と王村のはなしは

6月7日投稿(芙蓉鎮うらみの〜)を

参照してください。

鎮(ちん)とは中国語であり、

日本では村に相当します。

歴史ある古い村を 古鎮(こちん)

と言います。

あなたはなにちん?















2012/07/03 13:06:25|その他
蠅や蚊も李白と同じ好朋友(ハオポンヨウ)





テレビを見ていたら

いつの間にか〜

眠ってしまったような〜

涼しい気が漂ってて 

うとうとと〜

いい気分のまま夢の中のような〜

そうでないような〜

目が覚めたら〜

小沢一郎の顔



昼寝ざめあわてて探す夢景色




どんな夢をみていたのでしょうかね〜

なさけないのだけど わかんない〜

勝手に想像しちゃうのである〜



あじさいや額田のおおきみ潮を待つ




それがどうした?

どどどうしったって〜

万葉集の一場面だよ〜



熟田津に船乗りせむと月待てば

潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな

      (万葉集8 額田王)



雲の峰をすこし離れてはぐれぐも









 「雑詩」

         (中唐)韓癒


朝蠅不須駆  朝蠅は駆るを

          もちいず

暮蚊不可拍  暮蚊は拍つ

          べからず

蠅蚊満八区  蠅蚊八区に

          満るも

可尽与相格  ことごとくともに

          相格すべけんや

得時能幾時  時を得るは

          能く幾時ぞ

与汝恣啖昨  汝がために啖昨をほしい

          ままにせしめん

涼風九月到  涼風 

          九月到れば

掃不見蹤跡  掃うて蹤跡を

          見ざらん







「はやく涼しい秋にならんかな〜」

             (訳詩)はぐれ雲


朝の蠅は 追っ払うまでもない〜

夕べの蚊も はたくほどでもない〜

蠅や蚊は 周囲に満ち溢れてきりがない

いちいち格闘なんぞしておれようか〜

時を得ての勢いはどれほど続くかね〜

あいつらには好き放題にさせておけ〜

九月になって涼しい風の吹くころにゃ〜

奴らはすっかり消えるだろ〜




蠅や蚊も李白と同じ好朋友(ハオポンヨウ)






蠅や蚊もほとんどいなくなりましたな〜

したがって、蠅たたきも 蚊取り線香も

使わなくなりましたな〜

懐かしいものですな〜市っつああ〜ん!

















2012/07/01 15:29:17|その他
独り酒へそをながめて焼き穴子





昨日は諸葛亮孔明さんの睡眠の術で

風をよんだので、

そのまえに眠っちゃったけど〜


今日は雨をよぶことにしよう〜

孔明さんは東南の風はよべるが、

雨はよべないようなので、

今日は茂原の雨蛙の助けを借りる

ことにしよう〜


遠隔操作で“かしわでの術”を

かしわの葉っぱの上で、

一斉にやってもらいました〜

南西の空に向かって遠隔操作

三参七拍子 纏の蛙にも

覚えさせるように、裏の田んぼに

集めておきました〜

北東からのテレパシーを確実に

受け止めて、かしわでの術”を

マスターするのだぞ〜 っと

言っときましたよ〜


するとどうだ 北東の空から

黒雲があらわれて〜

あやしい雲行きとなってきたのです〜

ムム!涼風とともに雨粒が

落ちてきたではないですか〜


現実は小説よりも奇なり が

小説の方が面白い〜

本当に雨が降ってきたのであります〜

テレビをつけたら天気予報で

夕方から雨だと〜?

それでも 茂原の雨蛙にはお礼を

言っておきましょう〜

やっと涼しくなって参りました〜



独り酒へそをながめて焼き穴子








「 高 考 連 鎖 症 」

gao1kao3lian2suo3zheng4


七 月 考 小 子

qi1yue4kao3xiao3zi


八 月 考 老 子

ba1yue4kao3lao3zi


九 月 考 票 子

jiu3yue4kao3piao4zi


不 交 銭 上 不 了 学

bu4jiao1qian2shang4bu4liao3xue2


交 了 銭 没 法 話

jiao1le qian2mei2fa3huo2






 「大学入試連鎖病」



七月は 子供のテストだ

八月は 親のテストだ

    コネがあるかどうかのテスト

九月は お金のテストだ

    授業料を払えるかどうかの


金を払わなければ学校に行けないが、

金を払ったら 生きていけない。



テストの時期も変わって

現在は 大学受験は六月になった。

授業料もそうとうかなり大幅に

高くなってきているようである。

(現代中国風刺詩事情より)




いうならば何処(いづこ)も同じ羽抜け鳥




そうか〜 そのようですよね〜

大概如此 那様吧 大概一様也在〜