人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2012/08/28 17:47:46|中文俳詩
悠閑自在 眺望奇雲峰 惜夏天



市川染五郎さんが

国立劇場の奈落の底へ落ちたそうな!

吾輩は歌舞伎を見たことが無い、

勿論染五郎は知らない。

吾輩はただただ奈落の底だけに興味を

持ったのである。


奈落の底とは“抜け出すことのできない

地獄の底。果ての果て”だとよ

染五郎はよくこんなところに落ちて

助かったな〜 不死身の男かもな〜

それにしても、歌舞伎の舞台に

奈落の底が在るとはな〜


ただそこだけに〜

ただそれだけに〜

びっくりしましたな〜







悠閑自在 眺望奇雲峰 惜夏天


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のんびりと奇峰を眺め夏惜しむ


奇雲峰は 積乱雲

いわゆる入道雲のことです。

雲の峰 など夏の季語





烤秋刀魚 在姑蘇城外 寒山寺


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さんま焼く姑蘇城外の寒山寺


さんま は秋の季語です。



















2012/08/26 17:44:28|
それぞれの星それぞれに散る大花火






 「打ち上げ花火」

           (訳詩)はぐれ雲


月も見ている   天空に

無数の花が    咲きました

五色の雲が    飛び散って

祥雲(しょううん)浮かぶ   のろし台


色とりどりの   星屑が

大地に向かい   落ち来るも

宙に向かって   唸り声

雨音たてて    降ってくる


北斗に激突    雪となり

満天の空     星月夜
 
雷(いかづち)さえも  呼応して

天空を割る    稲光


水時計      夜更けを告げて

人も散り     静かな夜に

欄干に      一人もたれて

燈籠の      燈心かきたつ





明の時代には、現在と同じような

観賞用の打ち上げ花火が行われて

いたようである。

花火そのものの表現は“湘南ひらつか

花火大会”と似たような

揚げ花火が揚がっていたような

人ごみも、屋台もでていたのかな?

イカ焼きの香りも漂ってね〜





それぞれの星それぞれに散る大花火


揚げ花火四方八方口開けて


雨音と紛う花火の降りしきる


飛び散って頭上にかぶる花火屑


一瞬の千変万化揚げ花火


人ごみに火薬のにおい花火降る


遠花火雷(いかずち)の声呼応して







もとうた(原詩)

 「烟火戯」

            (明)瞿佑


天花無数月中開  天花無数 

            月中に開き

五色祥雲繞烽台  五色の祥雲 

            烽台をめぐる

墜地忽驚星彩散  地に墜ち忽ち星彩の

            散ずるに驚き

飛空頻作雨声来  空を飛び頻りに

            雨声をなし来たる

怒撞玉斗翻晴雪  怒りて玉斗をつき

            晴雪を翻し

勇踏金輪起迅雷  勇んで金輪を踏みて

            迅雷を起こす

更漏已深人漸散  更漏已に深けて

            人ようやく散ず

欄干挑得彩燈回  欄干に彩燈をかかげ

            得て回らす
















2012/08/25 19:11:13|その他
海風や天空燃やす大花火



特別観覧席の券が手に入ったので

見に行こう!と言われて行ってきました。

“湘南ひらつか花火大会”

相模川の河口 すごい人出でした。

屋台も出ていてお祭り騒ぎでした。

花火も見る場所がよかったのか、

けっこう迫力がありました。

火薬のにおいが漂ってきて、

いろんな片々が降ってきました。

ビールが格別うまかったですね〜

帰りに屋台などで、めぼしいつまみなど

調達して、娘の家で大宴会でした。



海風や天空燃やす大花火





ひらつかはなんでも湘南とつける

ようですな〜

湘南とつければ、田舎風もすこしは

洗練された風が吹くような気に

なるのでしょうかね〜

湘南ひらつか七夕まつり、

湘南ひらつか囲碁まつり、

湘南ひらつか競輪大会、 

湘南ひらつか芋煮会、

湘南ひらつか大根踊り、

これはなかったかな?



















2012/08/20 21:10:55|その他
池田屋という居酒屋のある京の秋






言はむすべ 為むすべ知らず 極まりて

貴きものは 酒にしあるらし

  (万葉集 342 大伴旅人)


なんとも言いようも、しようもない

ほどに、この上もなく貴いものは

酒であるらしい



振り放けて 三日月見れば 一目見し

人の眉引き 思ほゆるかも

  (万葉集 994 大伴家持)


大空を振り仰いで三日月を見ると

ただ一目見た人の

美しい眉が思われてなりません




大伴旅人の息子が大伴家持です。

旅人と家持は父と息子ですね、

二人とも万葉集では超有名人です。




貝割菜納豆はよくかきまわす





池田屋という居酒屋が京都に在る。

幕末に池田屋事件のあった処です。

この居酒屋には若い女性ファンが多く

来ているらしい!

勿論、新撰組のファン達である。


おそらく彼女らは、三国志のなかでは

曹操が一番好きなのではないかと

想像するのである!

ああそうそうですか〜

とくに閉塞感の漂う

現在の日本に於いてのことでは、

強くて、突破力、実行力 がある。

そのうえ優しくて、詩人の情緒も

それとなく醸し出す。

そんなところが魅力的なのだろう!


厳正に、不退転に、命をかけて、

身を切る、等と言葉だけが踊り、

のらり くらり と泥鰌のごとく

一向にやらない、ことなかれ!



口先だけでなく、本当に命がけで闘う

新撰組に魅力を感じる気持ちが

よ〜くわかりますな〜




池田屋という居酒屋のある京の秋



まどろみて邯鄲の声消えてゆく







(後記)

田舎の本因坊さん そうですか〜

池田という名前はどこにでもいる

ポピュラーな名前ですからね〜

町内会にいる確率は8割以上

きれいなお姉さんのいる確率も

5割以上なのかなあ〜

しかし 

酒屋である確率は少ないだろ〜な〜

そのうえ

新選組が刀をふりまわした確率は

ほとんどないだろうな〜

いずれにしても、酒がうまければ、

それでいいかな、安ければなをいい

きれいなお姉さんがいれば最高だね〜



酒買いは池田家と決めた眉の月




一度囲碁などおしえてくださいね〜


      謝!謝!   大都会の名人


















2012/08/19 20:57:54|その他
星流れもはや戦前かもしれぬ



人間どもの知恵が貧しくなってきて、

大切なことを解決できなくなってくると

koraekirenaku なってしまって〜

白か黒かの世界へ 突っ走ってしまい、

左脳だけが優先されて、手を打つと

すでに手遅れ 後の祭り〜

 っとなってしまい、、、、、、、、、

時の流れに身を任せ〜


gennzaiの状況が このようにみえて

 ならん “のだ” 〜



尖閣諸島、竹島、北方四島、 と

 我が大和の国も

あわただしくなってきましたな〜





星流れもはや戦前かもしれぬ





しっかりしてもらいたいもんですな〜

 はやくやめるのも一方法

  それが最善策かもな〜




尾瀬ヶ原水と光と白い虹



夏と秋の行き交う空や初さんま