人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2012/10/28 21:02:20|
残菊をすこしつまんで卯時酒




吾輩は大根おろしが好きで、よくおろし

ている。

味は辛いほど好きなのである。


昨日の新聞に〝大根おろしの辛み”に

関する記事が載っていた。

それによると、大根の細胞の中には

辛み成分のもと と 酵素 が含まれて

いるそうで、擦ることで細胞がこわれ、

辛み成分のもと と 酵素 が混ざり

あって反応し、辛み成分 が出来る。

これが辛いらしい。


擦り方では、「怒って擦ると辛くなる」

そうな、

それは急いで力を入れて擦ると

細胞の壊れ方が激しくなり、より反応が

進むからだとか。な~る ほどね~

だから吾輩が擦ると辛くなるのか~


なお、大根の場所で言うと、先っぽの

方が辛い、そうして、皮の近くの方が

辛いそうな。これは、害虫は辛いのが

嫌いnaので防御のためだとか。


なお大根君の話としては、ストレスが

強いと辛くなるそうな。 例えば、

石や硬い土があってまっすぐ伸びられ

なかった大根、夏場水がすくなくて、

喉の渇きすぎた大根 等等は

辛くなるそうである。


よ~し 原因がわかったから、

辛く擦るために、

あまり切れないおろし金で、

気が狂ったように、力いっぱい

怒りいっぱい スピード感をもって

擦りまくって、擦りまくって ね~

八百屋へ行ったら、曲がりくねった、

ひねくれた吾輩みたいな大根を

買ってくることにしよう!

つぶれたおろし金も買ってこようかな~




大根の辛さ際立つおろし金









「 菊花 」

          (中唐)白居易


一夜新霜著瓦軽  一夜 新霜

           瓦に付いて軽し

芭蕉新折敗荷傾  芭蕉は新たに折れて

           敗荷は傾く

耐寒唯有東籬菊  寒に耐えるはただ

           東籬の菊のみ

金粟花開暁更清  金粟の花開いて

           暁 更に清し





 「 菊の花 」

         (訳詩)はぐれ雲



一夜明けると   初霜が

瓦(かわら)に付いて うっすら白し

芭蕉は折れて  破れ蓮(やれはす)の

葉も傾いて    なさけなし

寒に耐えるは   ただ一種

東籬の菊のみ   ここに在り

黄色の花は    この朝(あした)

さらに清らに   咲き誇る




霜降は先日

10月23日でした。

旧重陽の日でしたね~

東籬の菊 は言わずと知れた

陶淵明の漢詩「飲酒 其乃五」の一句

〝菊を採る東籬の下、悠然として

南山を看る”からとったようです。


菊はもとより

日本の代表的な花ではあるが、古代に

中国から渡来したと言われる。

菊には延命長寿の滋液が含まれると

言われ、菊酒が平安時代より

嗜まれたそうである。

なお九月九日重陽の日は「菊の節句」

といわれ、それに間に合わなかった

菊を 残菊、残る菊、十日の菊

等といわれる。




残菊をすこしつまんで卯時酒





現在 秋の雨がポツリポツリと

降っております。
















2012/10/27 0:33:12|
鬼太郎と新蕎麦すする深大寺




昨日、石原都知事が新党旗揚げを発表。

徐々に、また急激に、時代は

吾が思う処へ向かっている。

先ずは大和の国は戦国時代へ突入する

のである。そうして、新たな第三極が

出来て、大和民族の持ち前の活力を

発揮して

日本だけではなく、グローバルな

新秩序を創っていく、世界の第三極

として離合集散新たな秩序を、

誰がみてもフェアーなものを創ること

なのである。

そんなわけで、新時代の曹操 の出現を

渇望しているわけなのであるが!

人生幾何ぞ~



長き夜やトイレの中で考える







 「 村夜 」

           (中唐)白居易



霜葉蒼蒼虫切切  霜葉は蒼蒼として

            虫 切切

村南村北行人絶  村南村北

            行人絶ゆ


独出門前望野田  独り門前に出でて

            野田を望めば

月明蕎麦花如雪  月明らかにして蕎麦

            花 雪の如し       







「 蕎麦の花の夜 」

          (訳詩)はぐれ雲



霜枯れの   葉の青白く

虫の音の   切切と響く

村里の    南も北も

行く人の   絶えて無し


そとに出でて 田畑を眺むれば

月明の下   銀世界

蕎麦の花   雪の如し






白楽天は吾輩と同じに 陶淵明に憧れて

吾輩と違って、

自ら農具を取って耕した。

「四十にして野夫となり、田中に穀を

鋤くを学ぶ」と長安の東北 金氏村に

住んだのである。 

この詩は蕎麦(そば)の名を記した、

明確な最古の最古の文献だそうな!


白楽天は蕎麦を食ったかどうかは

吾輩は知らない。ただいえることは

卯時に酒を飲むことだけは

確実に好きだったようである。


蕎麦の花は白とピンクがあるそうな、

また、白い花の蕎麦も根元は

あざやかな赤色らしいですね~

先日、俳句の会で教えてもらいました。


それにしても

新蕎麦を食いてえ~




鬼太郎と新蕎麦すする深大寺



種なしの種ある葡萄膝栗毛




















2012/10/24 20:03:04|その他
紫苑(しおん)咲く逢魔がときの土手の下




吾が大和の国は流動化が進んで、

地盤沈下が進みつつある。

内政外交とも沈みつつあるようである。

時代を読めない愚鈍な政府が

それに拍車をかけているのである。

特に最近の目を覆う体たらくをみると、

いらいらするばかりなのではあるが、

吾がブログの読者の劉さんが

言っておりました。

歴史の流れのなかでみると、ごく普通に

あることであり、我々は面白い時代に

生きているのです 、、と

なるほどね~  そういえば吾輩も

混沌とした実力主義の軍雄が割拠する

戦国時代のような世の到来を密かに

期待しているのではあるのだが、 、、





紫苑(しおん)咲く

       逢魔がときの土手の下



ブラックホールの正体さぐる夜長かな






吉田沙保里 霊長類最強の女

国民栄誉賞決定!

愚鈍な政府がいいこともやるもんだな~

っとかんしんしていたら、なんと

三重県知事が三重県では全ての賞を

出しつくしもうないから、国で賞を

出してください と進言したからなの

だそうなのである。

やっぱりな~さもありなんですか~




お姉さんの言うとおり、すこし涼しく

日向ぼっこの心地よく、

平塚海岸でねそべって、太陽の恵みを

しばらく謳歌しておりました。




座頭市色なき風の音を聞く
















2012/10/23 13:24:37|
春と秋とは額田女王秋の山





朝から、薄ら晴れ、異様に暑いのである。

図書館へ行ってくる。

だいたい半月ほどで借りる期限がくる。

インターネットで延長を1回できる。

ということで、約1っヵ月は借りられる

のだが。それ以上は図書館へ行かねば

ならぬ。いったん返してまた借りる。

まあ それをやってきたからね~

月に1度はご挨拶ということかな!


雨が降ってきた、うすら柔らかい雨が、

天気予報のきれいなお姉さんが言っとった。

寒冷前線が来ているそうな、

そうゆうことで荒れ模様、明日の朝は

寒いのだとか、


お~眩しいほどの光が射し込んだ。

ところで寒冷前線っつうのは何色かな?

眩しい光はなくなって、セピア色の

世界に変わってきた。雨は柔い雨は

まだ降っている。

そんなことで吾が拙なる脳味噌が出した

結論は黄色であった、寒冷前線は黄色。

ただし良いこのみなさんは信用しないで

ね~ きれいなお姉さんが言ってるん

じゃあないからね~




春と秋とは額田女王秋の山




春の山と秋の山とを比べたら

どちらの方が風情があって好きですか~

っと天智天皇が設問をだしたそうな~

そうしたら額田女王が答えました。

わたしは秋の山の方が好きですと~


額田女王(ぬかだのおおきみ)は

万葉集のヒロインです。

きれいな天気予報のお姉さんと同じ

くらいきれいだったらしいですぞ~

しかも天気予報は諸葛孔明と同等の

実力をもっていたそうな!




松茸や市場に並ぶカナダ産







「 月夜 」

            (盛唐)杜甫


今夜鄜州月  今夜 

          鄜州の月

閨中只独看  閨中 只独り

          看るならん

遥憐小児女  遥かに憐れむ 

          小児女の

未解憶長安  未だ長安を憶うを

          解せざるを

香霧雲鬟湿  香霧 雲鬟(うんかん)

          湿(うるお)い

清輝玉臀寒  清輝 玉臀(ぎょくひ)

          寒からん

何時倚虚幌  何れの時か

          虚幌に寄りて

双照涙痕乾  双び照らされて

        涙痕(るいこん)乾かん





鄜州(ふしゅう)

現在の陝西省にある富県 西安の北の方

そこの羌村に杜甫は家族をあずけて

いた。安禄山の乱後杜甫は長安に

安禄山の賊軍により軟禁されていた。



小児女

当時杜甫には二人の息子と二人の女の子

の幼い子供たちがいたそうです。








 「 月の夜 」

          (訳詩)はぐれ雲


今宵鄜州(ふしゅう)を照らす月

妻は一人で 部屋の中から

一途にじっと 月を看る


遠く遥かに いたいけな

息子や娘の 思うこと

まだ長安に居る 父のこと

気遣うことさえ 知らぬはず


夜霧に髪は 潤いて

月の光に 細うでの

冷たき妻の 目はおぼろ


いつになったら 垂れさがる

帳(とばり)のそばに たたずんで

妻と二人で 乾いた笑顔を

月に対して 向けられるのか





見るものもなき静かな夜は月のもと



月の夜いたいけな子のすすり泣き





















2012/10/22 11:53:47|その他
穭田にふるさとの秋見つけたり





湘南新宿ライン宇都宮線に乗っている。

平塚~新宿~池袋~大宮~

蓮田あたりを過ぎると極端に客が少なく

なってくるのである。

とてもよい天気である。空の青が見事!

窓外の景色 穭田(ひつじだ)の

ひつじが白ではなくて緑色に伸びて

稲刈りはかなり前に済んだようである。

吾が故郷は宇都宮の近く 下つ毛の国

何 白いか黒いかって?

へんなこと聞かないでくれ、緑ではない

栃木県である。ちなみに 上つ毛の国は

群馬県である。

わがふるさとの田舎町は平成の大合併に

より、下野市となった。しもつけしと

読みます。下つ毛市でなくて良かった

のではある。

久しぶりに天気の良さに誘われて

両親への線香あげにと殊勝な心を起こし

て行ったのである。




菊を採る杜甫の飲中八仙歌



東籬の菊を杯に浮かべて卯時酒



酔芙蓉障子に映る影揺れて



穭田にふるさとの秋見つけたり





今朝は卯時ではなくて、

辰時酒になってしまいました。