人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2012/11/08 5:45:47|その他
立冬や坐頭の市の剣捌





深夜に目を覚まし、のこのこと

起き出し、

テレビをつけたら、坐頭市でした。

赤い夕日に〜

こんな時間に嬉しくなっちゃうね〜

市つあんの剣さばきが

たまんねえんだよな〜

見るとはなしに見ていたら

いつのまにやら次の番組

円月殺法 眠狂四郎 が始まって、

それも終わってしまい、

朝5時も過ぎて、卯時になんなんと

しておるのでございました。

そのまま手持無沙汰に箱酒を

コップに注いでちびりちびりと

たしか立冬でしたね〜




立冬や坐頭の市の剣捌





喉が渇いてふとみると、コンビニの

おでんの残り汁がうまそう!

カポッツ と よく冷えていてね〜




コンビニのおでんのうすき残り汁





腹の中にものがたまってくると

心も豊かに余裕も出てきて、

もうここまだきたら 卯時の酒か〜



ちょっと冷えるので、徳利なんかを

取り出して、箱酒注ぎ チ〜ン と




熱燗や曹操の詩を口ずさむ





酒に対してまさに歌うべし〜

人生なんとかかんとかと〜


















2012/11/06 15:36:00|その他
囲碁を打つもたれにからみにふかし藷(いも)





吾輩は昭和の生まれなのではあるが、

幕末の時代に郷愁を感じるのである。

そうです、燃えよ剣や竜馬が行く、

鞍馬天狗参上!

春雨じゃあ濡れて行こうか〜

奇兵隊なんかにね〜

橋下徹みたいな高杉晋作が現れて、

無言劇で聞こえない

はずなのではあるが、

「感覚がね〜カラーがね〜イメージ

がね〜歳がね〜仲間としてはね〜

世代的にね〜」

なんて言われそうで〜

B型人間なのではあるが、すこしは

気になるのでございます。

なに第三極連合の話かい?

いや薩長連合くらいにしておこうか、

鍛練して若返らねば、左脳も鍛えね

ばと、撫子公民館へ囲碁を打ちに

行きました。

今日の相手は一回り以上も大先輩の

石原慎太郎とは言わなかったけれど、

大バトルが始まった。

結局は性格的にほとんど右脳きり

使わなかったけれど、

第三極どころか、四局も打っちゃって

吾輩にすこし分がよかったのかな〜

囲碁も結果的には数がものいう世界

だからね〜





囲碁を打つもたれにからみにふかし藷






無意味な時の流れを我慢するのは

年内ですかね〜

泥鰌も子鳴き爺いも“下手なねばりは

休むに似たり
”だからな〜





頓死さけ ねばりにねばり秋惜しむ



泥鰌鳴く 死んだる石は返らない



インスピレーション

       すっきり晴れた秋の空







今日は雨になっちゃいましたね〜

明日は 立冬 もう冬なんですよ〜




時雨るるやにっこり笑って負け惜しみ





曹操の出現よりも竜馬の出現の方が

急ぐべきことなのかな?

接着して、大きくしてからぶっ壊す

ことの方が面白い世界が見える

かもね〜




















2012/11/03 19:45:00|
紅葉の紅の極まる日暮れ時




昨日は大腸がんと胃がんの検診へ

たっぷりと甘い甘いバリウムを

飲んでまいりました。






「 山行 」

           (晩唐)杜牧




遠上寒山石径斜  遠く寒山に上れば

            石径斜めなり


白雲生処有人家  白雲生ずる処

            人家有り


停車坐愛楓林晩 車をとどめてそぞろに

           愛す楓林のくれ


霜葉紅於二月花 霜葉は二月の花よりも

            くれないなり







「秋深く山奥深く入り込むと」



         (訳詩)はぐれ雲




延々とはるばる上って  
              山奥深く


石ころのみち 
         うねうねとうねうねと


とおく白雲  
         湧きのぼるところ


そんなところに   
           家がある




遠景すべて   
          赤々と明々と


馬車をとどめて    
           たちつくす


楓の林が    
        夕映えに


紅葉すべて    
          燃え上がる




秋の楓葉は  
         春の花より紅なり






あっちこっちより

紅葉のたよりが聞こえてまいります。

どうも落ち着かないのですが、

吾輩は、トイレに入って

どっしりと、ひそやかに、


純白の重いものを

出し尽しているのでございます。





紅葉の紅の極まる日暮れ時





白雲は山中の洞穴から湧き出る

とされ、白雲の湧く深山を

“雲根”と言っている。

ウンコン ですよ! ウンコ じゃない!


「窮岫(きゅうしゅう、深山の頂の洞穴)

は雲を泄(もら)す」そうである。

吾輩の泄(もら)したのは

白いバリウムでございました。





(後記)


コメントありがとう!

高級な人間ドッグじゃあなくて、

平塚市の集団検診でした。

大切な仕事をしたような気分でした。




鳴玲瓏 我家里在 吟蛩


リンロンと鳴く我が家の主の鉦叩




              謝謝!













2012/10/31 21:32:05|
釣瓶落とし湘南平のラーメン屋






「 湘南平 」

        (平成)はぐれ雲



秋は憂欝  
         日暮れ時

車に乗って  
         丘の上



夕焼け空の   
         広がって

夕陽の色の    
         飛び散って

茜無限の  
         西の空



飛鳥のやがて 
         帰るころ

まったくもって 
         昏れ速し






 “湘南平” 

は平塚市の大磯寄りにあり、

標高179M の台地、てっぺん

が広い平地になっていることにより、

泡垂山千畳敷 と言われ、

太平洋戦争末期には、ここに砲台を築き

大砲を設置して、  

太平洋を軍艦で来るとのアメリカ軍を

迎え撃とうとしたそうである。

砲台跡があるというので、探したが

見つからなかった。

風光明美であり、富士山、箱根連山、

丹沢山系、江の島、房総半島、

ハワイ諸島、新宿の高層ビル、等が

眺められ、   平塚八景の一つ

にもなっている。売店にはラーメン屋

もある。





釣瓶落とし湘南平のラーメン屋









(参照詩)


「 楽遊原 」

         (晩唐)李商隠



向晩意不適  晩に向かいて 

          意かなわず 


駆車登古原  車を駆って 

          古原に登る


夕陽無限好  夕陽 

          限りなく好し


只是近黄昏  只だ是れ 

          黄昏に近し


















2012/10/29 21:12:57|俳句中心
木枯らしの一号の吹く後の月





皓々と照る月の下方に

白雲が棚引いており

心地よく酔った帰り道には

金目川のせせらぎの音が

聞こえてきます。


我が家への帰り道の近道は

いろいろあるのですが

もし川向うからくるのであれば

東雲橋をわたってから

土手を通って

焼鳥のぶちゃんのほうへ向かう

土手とは言ってもここの路は

舗装されており 車もとおり

自転車もとおり 人もとおり

おけらもとおる

途中までではあるが、

のである。


そこをてきとうな処を左へはいって

うろちょろして

また左へいけば 我が家へ

辿りつくのであります。




せせらぎの聞こえる土手や後の月





おとといは後の月でした。

十三夜、名残の月、豆名月、栗名月

等とも言います。

従って今夜の月は満月ですな〜

どうりで明るすぎる月でした!



(追記)

満月は明日でした。十五夜は必ずしも

満月とは限らないそうな!


ちなみに中秋の名月は30日前でした。


近畿地方で木枯らし一号が

吹いたそうですね〜テレビの天気予報

で言っていたから間違いないのでしょう

まだ冬ではないのだけれど一号なら

いいのかな〜

木枯らしは冬の季語になってるんだが?


まあ きれいなお姉さんが言うんだから

間違うはずはないはずだ!




木枯らしの一号の吹く後の月






(追追つい記)



「木枯らし1号」と認定されるための

条件って、ご存知ですか?

「木枯らし」というのは、

「晩秋から初冬にかけて吹く北よりの

冷たい風のこと」

ですが、昔、お天気の小谷さんに

教えてもらった

基準(というか木枯らし1号の定義)

によると、

(1)二十四節季の「霜降」(10月21日頃)

から11月末までの時期で

(2)西から北寄りの風が

(3)風速8メートル以上

(4)気温が前日より6度以上低くなる

だったように思っていたのですが、

私の記憶違いかもしれません、

ネット検索で調べてみると、

(1)はそのままですが(2)の風向は

「北から西北西」、

(3)は「風速8メートル以上」、

そして(4)の気温は、「3度以上低く」

だそうです。(この「気温」は、

「絶対条件ではない」というような

話も聞きましたが。)


要は「西高東低の冬型の気圧配置に

なることも必要」・・と言うか、

そういう気圧配置のときに

「木枯らし」は吹くんですよね。

そして今回、

「そうだったのか!」

と初めて知ったのは、この

「木枯らし1号」というのは、

「関東と近畿だけにしか吹かない」

という事実です。「吹かない」というか、もう少しちゃんと言いますと、

「大阪と東京の気象台だけが

『木枯らし1号』を

観測の対象としている」

ということのようなのです。

知らなかった!

東北や九州や名古屋では

「木枯らし1号」の発表はないんだ!

ちなみに、台風と違って「木枯らし2号」

「木枯らし3号」というのはありません。





っと言うことで、勝手にインターネット

から抜粋しました。



     対不起!  ごめんなさい〜



            謝謝!




いつの間にか、ときは過ぎて行き、

丑時の酒となってしまいました うっし〜