人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2013/01/25 10:49:00|
春隣技芸天女の朱い髻(けい)






「照鏡見白髪」


           (唐)張九齢



宿昔青雲志  宿昔 青雲の志


蹉跎白髪年  蹉跎たり 白髪の年


誰知明鏡裏  誰か知らん 明鏡の裏


形影自相憐  形影自ら 

          相憐れまんとは









「 今は昔 」


         (訳詩)はぐれ雲



今は昔のことながら

大きな理想がありました


むなしく時は過ぎてゆき

白髪の歳となりました


誰が予想をしただろう

一点の曇りもない鏡のなかで


顔と影とが見つめあい

慰めあっていようとは

ね〜とほほ〜








吾が朋友の李白も言っとったな〜


白髪三千丈愁いによりて

かくのごとくながし   とな〜






春隣技芸天女の朱い髻(けい)



日脚(ひあし)伸ぶ李白の髪は三千丈








天気の良い日は

日中の時間が

どんどん伸びて行きますね〜

さあ 出かけるとしましょうかな〜



昨日は山脈俳句会の新年会でした。




















2013/01/21 21:17:01|俳句中心
ぬかるんじゃあねえ土手の小路に冬の雨






“玄鳥”関東支部連合会 新年俳句大会

が、横浜の方で行われた。

吾輩が属する平塚山脈支部が幹事支部

だったので、それなりに

やることもあって役割分担をして、

それなりに終わり、一件落着でした。


宴会場のカラオケマシーンが

そうとう古く、操作難航でしたね〜

まるで 空桶のようでした。

たたくとカラカラしてました〜



主宰の講話は句の切れに関してでした。

詩は韻文、俳句も詩

どこで切るか、それぞれ趣がある。

初切れ、中切れ、句切れ、、等

最近の傾向は、散文化している。

切れが弱いことになる。

等々




ぬかるんじゃあねえ土手の小路に冬の雨






さいきん時代劇にこってましてね〜


















2013/01/14 14:14:04|
霏霏として降る寒の雨酔中賦




朝から雨音がする

風の音もまじって

今日の予定は何もない

のんびりとした日である

すこし寒い

風も強くなってきたようだ



こういう日には我が家では風呂がいい

風の通りに面しているから

大自然の音の中にいるのである

もっとも心を落ちつかせる場所なのだ

湯船につかり

じ〜っとしていると

いろんな音がリアルに迫ってくる

もしやひゅーひゅーとわめいてる

虎落笛にまじって雷が鳴っている

しかも冬の雨が激しく降っているのだ



もうこれは大嵐 冬の嵐だ

原因は爆弾低気圧だとよ〜

いろいろな名前をつけるもんだ



東京横浜には大雪が降っている

小田原箱根にも大雪が降っている

だがここ纏の里だけは


しとぴとぴっちゃん ひとぴっちゃん

ひ〜とぴっちゃん〜 なのだ〜

雨雨降れ降れ もっと降れ〜

八代亜紀も唄っている〜

早く雪になってほしいんだがな〜




霏霏として降る寒の雨酔中賦






昨日は

  第11回湘南ひらつか

     地域対抗囲碁大会に参加

20チーム 200人で戦った

吾輩は撫子チーム

去年は18位、その前は20位の美璃

勿論チームは全敗

今年はよかったよ〜

チーム成績2勝2敗、13位に大躍進

来年は10位以内にはいるぞ〜っと

気持ちを新たにしたのでありんす!




囲碁の打ち初め狙いをきめて石おろす





帰りは娘の家に 寄って、酔って、

餃子を食ってきた〜



なんと今日は成人式の日なのだ

ごくろうさんであるな〜

さらに どんどん焼き だとよ〜

この冬の嵐じゃあね〜

延期しましょうかね〜







 「 魯山の山行 」


          (訳詩)はぐれ雲



山野の風情     素晴らしく

千山の高低の   次々と現れて

好峰また好峰と 千変万化の楽しさに

山路深く行き行けば 我完全に迷路了


霜枯れの木に    熊が登り

落葉の林の向こうの   谷川に

鹿の水飲む   すがたあり

人家はいずこと   眺むれば

雲のかなたから   にわとりの声





霜枯れや熊もおだてりゃ木に登る



冬の山我完全に迷路了






魯山も吾輩にとっては歌枕

行ってみたい地である。






「魯山山行」


           (北宋)梅堯臣



適与野情恢  まさしく 野情とかない

千山高復低  千山 高くまた低し

好峰随所改  好峰 随所に改まり

幽径独行迷  幽径 独り行きて迷う


霜落熊升樹  霜落ちて 熊は樹に登り

林空鹿飲渓  林空しく 鹿は渓に飲む

人家在何許  人家 何処にか在る

雲外一声鶏  雲外 一声の鶏

















2013/01/11 18:05:09|
霏霏として海に降る雪独り酒





緊急経済対策閣議決定!

安倍内閣 発足からのスピード感はよし

スピードは期待感をあげる。


前の泥鰌がなにをやっていたのか

わからなかっただけに

期待感が高まるのである!


日本に明るさが少し戻ったようですな〜

更に加速してやりまくって

もらいたいもんですな〜



日本海側に大雪が降ると

太平洋側は乾燥地帯となる。

きれいな天気予報のお姉さんが

言っておりました〜


乾燥すると、気温が下がり、

寒くなってくるのでございます。


空が そらぞらしくなって

壮絶な凄愴感にみまわれるのである!




雪催い漁火白くゆれており


霏霏として海に降る雪独り酒







 「うらぶれて旅の宿」


          (訳詩)はぐれ雲




うすら寒き   冬枯れの

林に夕日    しのびこみ

鴉をねぐらに  帰すころ


うすら汚い   安宿の

青い光が    ゆらめいて

まさに消えんと したるころ


小雨しとしと  いんいんと

人はつかれて  うっつらつら

着物もぬがず  つらうつらあ〜


まくらもとでは 疲れ馬

残したまぐさを もう一度

ひぐわ〜ひぐわあ〜と 食べはじむ〜






蚤虱(のみしらみ)

 馬の尿(ばり)する枕もと

       芭蕉「奥の細道」より





冬の宿青い灯りの影法師










「宿西門外」


         (北宋)晁端友



寒林残日欲棲鳥  寒林の残日 烏を

            棲ましめんと欲す

壁裏青燈乍有無  壁裏の青燈

            たちまち有無

小雨愔愔人仮寝  小雨愔愔として

            人仮寝し

臥聴疲馬齕残芻  臥して聴く 疲馬の

            残芻をかむを






















2013/01/08 15:48:00|俳句中心
人日の今日も飯食う漢かな




今日も快晴

秋晴れの如き冬晴れである。

昨夜寝違えたのか、右腰のちょっと上が

筋肉痛である。

風呂に入って もみもみしようかな〜


明日は俳句と中国語がある。

したがって、吾輩にとっては仕事始め

仕事始めとは言っても仕事ではない。

とちらも遊びである、しか〜し

遊びが生きがいである吾輩に

とっては仕事以上なのである。


最近は、飯を食うことさえも遊びに

含まれるように感じて

何か自分に違和感を覚えることがある。

こまったものである。


昨日は正月7日、人日(じんじつ)、

人の日である。


人日とは人を占う日であり

この日

朝から夕まで日差しが爽やかで、夜、

星が見えれば、人民も国家も安らか

である と言うことであるという。

この日は人の処刑は行わなかった

そうな、、(荊楚歳時記)による。



昨日もいい天気でしたね〜

どうやら今年は

人間にとって安泰ということか!

吾輩も人である故にわれもね〜




人日の今日も飯食う漢かな



眠る山そろそろ動け天気よし






すこし運動不足なのかな〜








(後記)

そうですか〜それぞれ食べない日

なんですね〜 だから殺さない〜 

納得 納得

1月1日は鶏を食べない、2日は犬、

3日は豚、4は羊、5は牛、6は馬、

そうして7日は人、8日は穀物、、、

そうですね〜

吾輩は2日の犬以外は

みんな食べてるね〜 

バランスよくね〜 しかし最近 

人を食う人を食う といわれて

嫌がられているんだけど〜

そうは言っても

気をつけて食ってるんだけどね〜 

誰でも食えるわけじゃあないんだよ〜

なかには煮ても焼いても食えない奴も

いてね〜 ほ〜んとに食えない奴も

いるね〜 そいつはね〜

吾輩を食う奴だよ〜

こいつだけは食えないね〜

いずれにしても お腹壊さないように

正露丸だけは用意してるんだけどね〜

先日中国語の同学達で

中国へ犬を喰いに行こうという

話がでたけれど、

まだ実現していない。

今年こそ とおもってるんだけど〜


あ! そうですか、食べる日では

なかったんですか!

殺さない日だけだったんですね〜


それであんしんしやした〜


               謝謝!