鉛色の空が光り出して、
海が銀色に輝いて、
留まっているのは吾輩だけで、
世の中は確実に動いているようである。
時間を勝手に止めたり、動かしたり、
戻したり、進めたり、、しているのは
どうやら吾輩だけのようである。
近き将来、
ユートピアが見つかって、
桃源郷が見つかって、
時空を超えることが
思い通りになるならば、
曹操を呼び出して、
陶淵明、李白、杜牧、、、、等も
召集して、大宴会を催そう!
まあここでは、吾が朋友の李白をたてて
美しい月夜の晩がいいだろう〜
月夜は秋とは限らない、
冬の月も煌煌としていいもんだ。
月夜の晩ににあうのは、
西施や飛燕の舞い かな〜
歌がはじまれば水森かおりの
ご当地ソングなんてえ〜のは如何?
酔いがまわるとみんな言いたい放題
曹操なんぞは
“中国を統一したい”なんぞと
どうでもいいくだらないとぼけたこと
をいいやがる。
1800歳近くになっても、
“人生幾許ぞ、朝露の如し”とな〜
さいごのしめは
“正月四日の辛み蕎麦”がいいかな
水森かおりの
ご当地はどこがいいですか?
まだ桃源郷が見つかってないのでね〜
あなたならどこがいいですか?
夜も更けて正月四日の辛み蕎麦
蕎麦うってねずみ大根擦りおろす
正月や西施の舞いと辛み蕎麦
初夢は曹操淵明李白の詩
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