人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2013/03/10 20:35:00|俳句中心
干物干す太平洋は遠霞




素晴らしい天気でした。

真鶴半島へ吟行

平塚駅に集合して、電車で出かける

予定でありましたが、

全く、すっかり、完璧に、

パーフェクトに忘れておりました。


電話がかかってきてびっくりした

のでした。

行くつもりで、手帳には書いておいた

のですが、残念でした。  と

半分あきらめかけていたのですが、

今日の天気はあまりにも素晴らしい!

こんな日に家にいてもしょうがない、

ドライブでもしようかな〜  っと

どたばた準備がはじまった。

飯は食ったばかり、

先ずは 朝のお勤めからスタート

したのでありました。

個室で朝のお勤めをしながら考えた、

“そうだ 真鶴へ行こう〜”

“もしや吟行に参加出来るかも〜

だめもとだ〜” っときめたのでした。



動き出したら順調でした。

好い天気の土曜日だから、

きっと大渋滞なんだろうな〜っと

予想していたが、天は吾輩に味方する。

渋滞もほとんどなくて〜

真鶴駅まですいすいのすい〜

さらに、駅前の観光案内の 

おばちゃんがとてもしんせつなひとで

手取り足とり地図を広げて教えてくれた。

吟行メンバーへ携帯電話かけまくり〜

おかげさまで、中川美術館で合流

できたのでありました!



最南端の岬にて吟行は始まった。

真鶴岬と言う。

地図によると、真鶴岬先端近くの

左側に三ツ石という(笠島)がある

注連縄をかけてある左と右の

二つの島きり見えないのである。

近辺は岩礁が多いようで、

白波が輝いてきれいである。




春の潮三ツ石なのになぜ二ツ




岬より右側の海岸線をたどって

奥の方は伊豆半島の山々が

何重にも霞んで見えるのである。

突き出た岩礁の上に釣り人が

糸を垂らして大物を狙っている。

真鶴半島はもう伊豆半島に

属するようである〜



春霞釣糸垂らす伊豆の海




なぜ三ツ石なのか

推定するに、観光地図には

海に沈む岩礁も含めてすべて

真鶴岬と表示している。

これで岬の左側に三ツ石があるのは

理解可能

更に岬手前の高台に登ると

右側の島の後ろにも同じ様な形の

島がうかがえる。

もうそれ以上はっきりとしたいなら

是非観光船に乗って

ぐるっと回ってみればよろしかろう!



干物干す弥生の海に突き出して




弥生の海は太平洋の

ハワイ方面をうかがっておりました。

やはり 遠霞でございました。




WBCオランダ戦はあんして

見てられますね〜

4回表で10対0

こういうのを 釣瓶打ち ? と

いうのですかね〜

解説者が

そんなこと いっとったね〜


doumo この解説者 

どっかおかしいようである

オランダのことを

ラテン系といっとったよ〜

日本人のような

話し方をしているけれどね〜

釣瓶打ち とは確かにいいますね〜



釣瓶打ちこんな野球が見たかった








(後記)

たしかに最良の日和でしたね〜

おかげで、ブログのねたも集まって、

俳句のメンバーにもめぐまれ、天気にも

めぐまれ、ドライブにもめぐまれ、


天は吾輩につねに味方をしてくれて

いるのでありました。


干物はとてもうまそうでした。


上空をとんびが輪を描いて、

ときどき急降下しそうな雰囲気

それもまた長閑な出来事の予感。




干物棚とんびの狙う春日和



干物干す太平洋は遠霞




江の島のとんびはコロッケが

大好きらしいですね〜



高千穂にも黄砂が近づいています

外出にはマスクをかけましょう〜


              謝謝!



















2013/03/08 7:25:43|俳句中心
山笑う朝のつとめは資源ごみ



おはようございます !

あたたかくなりましたね〜

もう電気炬燵のスイッチは

入れなくなりました〜

今朝は 燃せるごみの日

6時 もう明るい

白い下限の月が南の空に残っています。

ごみを出してきました。



山笑う朝のつとめは燃せるごみ




早朝の気はとてもうまく、やさしく、

うるおい澄んでいて心地いいですね〜






歳時記に 山笑ふ 

という春の季語がある。

同様に

山滴る は夏の季語

山粧ふ は秋の季語

山眠る は冬の季語


これらの出典を調べてみました

作者は 中国の北宋時代の画家であった

郭熙(かくき)という人の次の詩でした。







 「四時山」

           (北宋) 郭熙



春山淡冶而如笑  春山淡冶にして

            笑うが如く


夏山蒼翠而如滴  夏山蒼翠にして

            滴るが如し


秋山明浄而如粧  秋山明浄にして

            粧うが如く


冬山惨淡而如睡  冬山惨淡として

            眠るが如し






淡冶(たんや)

 淡 うすい あわい すっきり あっさり
 冶 とかす なまめかしい うつくしい


蒼翠(そうすい)

 蒼 濃いあいいろ 深緑 青白い
 翠 青緑色 翡翠色


明浄(めいじょう)

 明 あかるい はっきり
 浄 清らか きれいな すっきり


惨淡(さんたん)

 惨 むごい さんざん みじめ 
 淡 うすい あわい あっさり
 惨淡 うす暗い 物寂しい 不景気




四季の山々の風情を

よく表現しているとおもいます。








以上より 吾輩の勝手な解釈により

翻訳してみました。




 「四季の山」


          (訳詩)はぐれ雲



春山の

    明るく可愛いい

         底抜けの乙女の笑い


夏山の

    翡翠飛び交う

       美味すぎる谷川の水の滴り


秋山の

    とりどりに輝き渡る

         燃える紅葉の粧い


冬山の

    物寂しさこらえる

         しっぽりとした籠りの眠り







いやあ〜

日本の四季ははっきりしていて〜

それぞれにそれぞれの風情があり〜

とてもとてもおいしいのですね〜

このおいしさを〜

いつまでもいつまでも味わって〜


大切に大切に〜

永遠にとこしえに〜

楽しみたいものですね〜






(追記)

いやああ〜

すごい試合でしたね〜

WBC台湾戦 実力負けかなと見てたら

ねばりにねばって

途中で見るのを止めるわけにいかなくなり

ついに最後まで見てしまいましたね〜

追いつき逆転逆転

なんとか勝ちましたね〜

なんともう12時になりそう

珍しくいい試合を見せてもらいました!

台湾は強いよ〜

おやすみ〜

      晩安!



















2013/03/02 3:54:11|俳句中心
春闘やヒマラヤ越えの鶴の群





今日から三月(もう昨日でした)


朝から異様に暖かな天気

ぽかぽかです。


午後になって少し風が出てきて、

だんだん強くなって、 春一番!

夕方から曇り空、荒れ模様

虎落笛かはたまた木枯らしかと思ったら、

風が凪いで、しとしとぴっちゃん

雨が降る。


午後から、いつも世話になっている

金田公民館の公民館祭りに出品する

俳句の展示

ほかのグループもいろいろ飾り付けを

やっておりました。


最近よく見るテレビは

藤田まこと 必殺仕事人 ですな〜


人生50年てめえは2つ生き過ぎた。

これから先は閻魔が相手だ。

機嫌とるには骨が折れるぞ〜

お経は自前で頼むんだぜ〜


か〜ぜ〜に さそわれ〜

男は うたうよ〜




春寒し八丁堀の主人(もんど)かな



土筆の読みをいつも忘れるあの日から



春の雨暇な時間のサスペンス







杉花粉も大量にやってきましたな〜

しょぼくらめと〜くしゃめ〜

いよいよ恒例の春ですかな〜




春一番花粉を連れてやってきた   









(後記)

高千穂の峯にも春が来ましたか、

菜の花が咲いて、梅の花、桃の花、

次々とカラフルな世界になって、、

桜はまだですかね〜


春めいてくると、旅行の宣伝の

パンフレットがやたらと増えてきます。

パンフレット攻めですね〜


高千穂観光なんてのもあるんですかね〜


超有名なツアーガイド 猿田彦 や

八咫烏(やたがらす)達が

お客さんは 神様だ とばかりに、


神様たちを集めて ツアー募集中

なんてことはないでしょうかね〜

竜馬の仗を一本ずつ大サービスだよ〜


ツアーの名前は 天孫降臨 とか

神武の東征 とか言ってね〜


今回特別企画として、

東国原国会特別ツアー小泉しんじろうに

あえるよ〜 が追加されました!


行く先は 東京スカイツリー方面が

人気があるんだろうな〜




高千穂の菜の花畑においたつ




             謝謝!










(後後記)


小さな山?


山は高きを厭わず!

海は深きを厭わず!



春闘やヒマラヤ越えの鶴の群



春めくや大海原を烏賊の群




近頃世間にはやるもの

不条理な事件に満ち溢れ

意味ない殺し後絶たず


いつの世になっても仕事人のいらない

世の中にはなりませんな〜


か〜ぜに さそわれ〜

男はうたうよ〜

や〜みに こごえて〜

木枯らしの なく〜




寝過ぎたか時計を見れば山笑う



抽斗に二千円札山笑う





山ねえ〜

PMになれば 2.5という

風が 風が 吹く〜


花粉もついに

大爆発をおこしましたかな〜



鼻に風吹くや舞い散る杉花粉



悲しくもなく涙に鼻汁花粉症




ど〜も〜ポエムにはなりませんな〜


     謝謝你特意来接我!


いや〜キューバは 強いですな〜

これは負けだな〜


           謝謝  再見!





(追記)

日本もねばりましたね〜

もう少しで奇跡がおこったのだがね〜

残念でした!

















2013/02/24 9:10:07|
デンドロビウム昨日の月も朧月




先日神田の藪蕎麦

老舗の店舗が焼失した。


吾輩は一瞬落語のときそばが

脳裏に浮かんだのである。

神田の藪蕎麦は食べたことはない

のであるが、むかしむかし

一杯いくらだったのだろう!


ときそばの値段は

1,2,3、、、、7

8、なんどきだ (9)どきだ

10,11、、、、16、

16文だったようです、そうして

ごまかして15文だったようだ。

もちろん江戸時代の話だよね


これは今の値段でいくらかな?と

坂本竜馬にきいたら、一文十円くらいで

160円ほどだろう! 竜馬が

なぜ円がわかるのか知らないが

庶民的な値段だったようである。


いま時代劇で 十六文からす堂 と

いうのをやっている。

十六文で観相いわゆる手相や顔相を

みてくれるからす堂のはなし、

からす堂は剣が強く面白いよ〜


なおジャイアント馬場の

十六文キックは有名だよね〜

これはお金じゃあなくて足のさいず

一文は2.4センチだから

十六文は38.4センチの長さ

大きかったんだよな〜


そうして真田の旗印は六文銭

三途の川の渡し賃も六文銭


文銭の硬貨は

一文銭、四文銭、十六文銭、百文銭、

があったらしい。

だから銭六文は一文銭だと六枚だよ〜




朧夜や蕎麦の値段は十六文









  「清平調詞」 

          (盛唐)李白

  其 一


雲想衣裳花想容  雲には衣裳を想い

            花には容を想う


春風拂檻露華濃  春風 檻を拂って

            露華 濃やかなり


若非群玉山頭見  もし群玉山頭に

            見るにあらずんば


會向瑤臺月下逢  かならず瑤臺の月下に

            おいて逢あわん



  其 二


一枝紅艶露凝香  一枝の紅艶 露

            香りを凝らす


雲雨巫山枉断腸  雲雨 巫山

            むなしく断腸


借問漢宮誰得似  借問す 漢宮

            誰か似るを得たる


可憐飛燕倚新粧  可憐なり 飛燕

            新粧による 



  其 三


名花傾国两相歓  名花 傾国

            两つながら相い歓ぶ


長得君王帯笑看  長えに 君王の笑を

            帯びて看るを得たり


解釈春風無限恨  解釈す

            春風 無限の恨み


沈香亭北倚欄干  沈香亭北

            欄干による






 「楊貴妃と牡丹」


          (訳詩)はぐれ雲



  その一


きれいな雲は 楊貴妃の衣裳

妖艶な牡丹の花は 楊貴妃の容顔


春風は 欄干をさわさわとそよぎわたり

玉の夜露は しとどに濡れてきらきらと


ああこのような素晴らしい美人には

西王母の住む群玉山においてでしか


月の神女の照らす瑤臺のもとででしか

見かけることは出来ないであろう



  その二


一枝のあでやかな牡丹の花

露を含んで凝縮した濃艶なかおり


雲となり雨となる巫山の神女との契り

でさえも むだなことだと思わせる


お聞かせください漢宮の美女達の中で

誰が一体楊貴妃の美になぞらえようか


それは華麗なる趙飛燕の

まさに化粧したばかりの誇らしげな顔



  その三


牡丹の名花と傾国の美女

どちらもならびなき美しさ


玄宗皇帝のあきることなくながめ入る

笑みを帯びたるその瞳


春風のもたらす果てしない憂いの情

それらを一つ一つ解きほぐすかのように


美しい楊貴妃は沈香亭北の欄干に

ゆったりともたれているのである





この三連の七言絶句には

エピソードがある。

玄宗皇帝が楊貴妃と満開の牡丹の花を

愛でながらの遊宴のとき、

李白に命じて作らせたものである。

そのとき李白は二日酔いで寝ていたが、

呼ばれていくと直ちに作ってささげた。

玄宗は楽師たちにこの歌詞にあわせ

演奏をさせ自分も笛を吹いて伴奏し、

当代一の歌手の李亀年に歌わせた。

李白は才能を認められたが、

宦官の高力士の讒言 この詩で

身分のいやしい趙飛燕に楊貴妃を

なぞらえた と言って、

結局李白は玄宗に登用を外された。



その後、焼鳥のぶちゃんで李白に

この詩に関して聞いてみた。

「よくもこんな歯の浮くような詩を

恥ずかしげもなく書けたもんだな〜 

本心かい?」と 奴は答えたね〜


「当然 社公辞令のごますりだよさ〜

せっかく登用されたばかりなんでね〜

誰がみても あのでぶの楊貴妃よりも

可憐な趙飛燕のほうが美しいに決まって

いるわさ〜」


吾輩も さもあらんと共感 同感して

納得したわけであります!






雲のいろ春風無限の恨みかな




楊貴妃の雲の衣裳や牡丹咲く







(後記)

たしかにね〜

文化の香りね〜  

香りは かがなかったかっれど〜

想像するに蘭系の高貴な香り

さらにその純白の色と可憐なはなびら

そうですか〜

伝泥美有無 デンドロビウム ですか〜


なんと昨日の月なんですね〜

どういう意味なのかな$%#<+‘??

どうやら吾がシナプスが外れたようです


昨日の月ね〜

今夜の月ではだめなんですか?


月となったら李白にきいてみないとな〜


だけどこの花のイメージは〜

昼間でているはかなく白くうすく

もうほとんどとけているような薄氷

春のうすらいのようなものですね〜




シナプスの外れかけてる春の月


春風やかすかに残る白い月


デンドロビウム昨日の月も朧月





               謝謝!
















2013/02/23 14:08:00|俳句中心
地球には地球のにおい水温む





風呂のなかで、眼をつむっていると、

まだ木枯らしの吹いているような

音が聞こえてきます。


三寒四温とはいうけれど、まだ少し

寒のほうが勝っているような

気がします。


吾輩は 熱いのと 寒いのが

嫌いでありまして、出来る事なら

“ぬるま湯のなかでぬくぬくと”

していたいな〜と甘ったれたことを

いつも願っているのであります。

こんなことも、B型人間の傾向

なんでしょうかね〜


いずれにしても今は早く完全な春が

来てほしいのでございます。


アベオバマの日米首脳会談が

おこなわれました。

いいはなしが出来たようですね〜


地球上には、暑過ぎる国や

寒過ぎる国が結構あるようですね〜

隣の国々だけではなさそうです。


地球というのは、宇宙的に見ると

米粒のようにちいさいんですな〜っと

先日あの火の玉隕石が言っとったよ〜


せんじつ朋友の李白と焼鳥のぶちゃん

で飲んでいた時、李白は言っとった。


“寒いところや暑い処や随分と

へんないろんな処へもいったけれど、

どこでも人情はみ〜んな春のような

暖かいやさしい人達ばかりだったな〜

あのころが懐かしい〜” っとな


そこへ火の玉隕石が飛び込んできて

“そうだよな〜 こんなちっぽけな

地球の上で ここは我が土地だなんて

いがみあっていたってしょうがない、

そんなことより、寒い寒いシベリアに

も暖かい常春が来るようなことを

考えたらいいんじゃあないか〜

っと、プーチンに言っといてやるよ〜

残り雪をみんな融かしてしまいな〜

っとね〜”


っと言ったと思ったら、火の玉は

焼鳥を焦がして、ロシアの方へ

飛んで行ってしまったよ〜



またきがむいたらやってこいよ〜








春の虹地球の空のあつさかな



焼鳥やはやく融かそう残り雪



春の宵輝いていた流れ星









図星 梅干し 流れ星

酔星 一人 大惑星

 か〜








はぐれぼしどこにでもいる春の宵




地球には地球のにおい水温む