人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2013/03/20 15:04:00|俳句中心
風吹いてアクアの地球花だより




夏の風 まるで青嵐が吹いている

ようでしたね〜(きのうのはなし)

吾庭のしだれ桃まで咲きだしました。



昨日は南風

今日は北風ときれいなお姉さんが

言っておりましたが、

昨日は夏風、今日は春の風でした!

吾輩の見る天気予報は纏が中心では

ないので、お姉さんには

責任はありません。



ついに吾が土手の桜も咲き始めました。

ほろほろと

花の風が吹いて、せせらぎにかぶさる

桜の花が咲きはじめました。

各地からの花便り

花便りに誘われてウオッチングの

散歩をしてきました。


いよいよ金目川、河内川の

土手の桜もその時を

迎えたようでございます!




風吹いてアクアの地球花だより



初花の枝垂るる先のせせらぎて



あのときは過ぎてしまった枝垂れ桃






おっと〜

曇っちゃってるね〜

涼しくなっちゃったね〜

肌寒くなってきましたね〜


失礼しやした〜

きれいなお姉さんのいうとおりでした!

ごごさんじでした。








(後記)

先ほど雨まで降りましたね〜

天気予報の信頼度はあがりました。

明日は北風ぴゅーピューだそうですよ〜

まあ時間的な誤差は範囲が広いから

しょうがないですね〜

それよりも予報のお姉さんが

きれいだから納得ですな〜


そうでしたか、ご自慢のお嬢さんと

泣きのお別れをしてきましたか〜

たぶんお嬢さんは希望と期待で

わくわくでしょうね〜

これからもときには母親をやるべきで

しょ〜な〜




春の波天にはじける笑い声




              謝謝!20:00


























2013/03/17 20:43:00|
目借り時顔にかぶせる唐詩選





あっちこっちで桜の開花宣言

東京でも、史上もっとも早いらしい!

春らしくなりましたね〜


今日は囲碁を打ってきました。

目がしょぼしょぼなのです。



しょぼしょぼや今日もピークか花粉症




春らしいと言っても、わがイメージは

口に入るものへと行ってしまうのである。



田楽や赤い灯台とんび舞う



前歯出し口を大きく田楽を



海底を足でほじくる汐干狩り



確率は今まで生きた名古屋河豚



彼岸河豚のことを

名古屋河豚というらしい。

最強の毒をもってるらしい、そうして

死ぬほど美味いらしい、

目が紅いんだって、

血のような涙を流してるそうな〜

名古屋河豚とどうして言うのかって?

 おわり名古屋  だってよ 〜










 「浣紗の女」


          (訳詩)はぐれ雲



とおいとおいはるかなむかし

西施が薄絹をさらしていたという

渡し場の石


石の上には青い苔

見る者を深い深い追懐の情へと誘う


西施が姑蘇へ去ってしまってから

二度ともどってくることがなかった


岸辺の桃や すももの花よ

誰に見せようとして

そんなに色とりどりに

咲き誇っているのか










「西施石」


          (盛唐)楼穎



西施昔日浣紗津  西施の昔日

            浣紗の津

石上青苔思殺人  石上の青苔

            人を思殺す

一去姑蘇不復返  一たび姑蘇に去って

            復た返らず

岸傍桃李為誰春  岸傍の桃李

            誰為にか春なる





西施石(せいしせき)

世界的な美女 西施が紗(薄絹)を晒し

広げていたとされる石。とおいとおい

昔なので、お話には、背びれ 腹びれ

前びれ 尾びれ がいっぱいついて、

それはそれは書き尽せないほどの

お話があるので御座います。

浣紗石(かんさせき)とも言う。


浣紗(かんさ)

川で紗(薄絹)をすすぎ、さらすこと。


姑蘇(こそ)

蘇州の古名。春秋時代、呉王夫差の宮殿

があった処。西施が越王句践により

呉王夫差へ戦略的に贈られた。今から

約2500年ものはるかはるか昔の

お話でございます。







目借り時顔にかぶせる唐詩選





は〜い

おやすみ〜






















2013/03/15 14:01:00|
旅心春の江南酒旗の風




 「江南」


          (晩唐)陸亀蒙



村辺紫豆花垂次  村辺の紫豆

            花垂るるころ


岸上紅梨葉戦初  岸上の紅梨

            葉そよぎ初めるころ


莫怪煙中重回首  怪しむなかれ煙中に

            重ねて首を回らすを


酒旗青紵一行書  酒旗の青紵

            一行の書




江南地方

長江の中下流の揚子江とよばれる部分の

南側 現在の 江蘇 浙江 安徽 江西

の各省あたりを言う。古来「天に極楽、

地に蘇州、杭州あり、、、」等と

いわれる景勝地が多い。

気候温暖、風光明美 の地である。



ちなみに 湘南地方 とは

平塚だけではなく、中国では

湘江の南の方のやはり暖か過ぎる

風光明美な地方を言う。ちょっと

よけいな話でした。

しょうなんですか?しょうなんです。

お酒もうまいところです。そう

これがいいたかったところです。



かの有名な紹興酒の産地紹興市も

江南地方ですね!








 「江南の岸辺の路」


           (訳詩)はぐれ雲



村のあちこち 

紫色の豆の花が咲きだして



岸辺の路には紅い色の

果物の花が咲いて新緑が芽ぶきはじめる

何とも目を惹きつける美しい景色なのに



それなのにそれなのに春霞の路を

何度も何度も何度も振り返る吾輩を

怪しまないでくださいな



春風にかすかにひらめく酒屋の青い旗

そこに書かれた一行の句が

気になって気になって気になってね〜



旅心春の江南酒旗の風








隣の国から坊主がきたんだってね〜

なに警察官じゃあないの〜


泥棒が正当化される国があるらしい!

鼠小僧や五右衛門や浜の真砂と白浪が〜


ところが、それほど英雄でもなんでもない

こそどろが〜


正当化されたらたまらねえ〜


こうなりゃ〜 日本の誇る盗賊改め役

長谷川平蔵か 桜吹雪に〜

登場してもらわなけりゃあならんのかの〜


坊主の出る幕じゃあねえことだけは確か


長屋の八つあんと亀ちゃんに

聞いてみたら〜


そりゃあ盗んだものは返さにゃあいかん

とな〜 返さなきゃあ仏像〜


当たり前のことが通らない

多すぎますな〜このようなことが〜

あっちこっちそっちもどっちもね〜


最近の世情には困ったもんですな〜

そのためにもTPP sekkyokutekini

参加すべし!


















2013/03/14 8:54:55|
四季の風次々と吹く春嵐




 「春の嵐」

木枯らしのような音をたてて

強風が断続的に吹きまわる

乾燥した土を巻き上げて

巻き上げて重ねて来る何度となく

気温は異常に高くなり夏の到来かと


杉花粉も捲土重来とばかり

吾輩に対して 

土埃と呼応し共謀して襲いかかる


我が間脳のシナプスは

けなげにも向かい打つが

たちまち切れ切れに飛び散らされて

出先機関を刺激し掻きまわし

あたかも阿鼻叫喚の地獄絵と化す


鼻は破れ花は咲き 

はな水は吹きとび吹きとび更にとび

辺り一面あたかも純水の大海となる


眼球は痒み渇いて 痒み極まりて

耐えかねて掻き毟れば

視界は薄れ囲碁の番組も春霞の中


やがてときがすぎ

夜のとばりの下りるころ

とばりとともに雨となる

天の助けかこんくらーべか

ついに白い煙の上がるころ


目のかゆみもなくなり

鼻汁も

うそのように静かになっていたのです


日が変わり朝を迎えると

しずかに冷たい冷たい雨が

降っているので御座います


トヨタ ニッサン 満額回答

春闘がたけなわだと

とおくとおくわすれていた

亡霊のようになった

言葉があらわれて〜

日本もすこしは元気になる兆しかな〜



春闘やヒマラヤ越える鶴の声






いやほんまに まじめなはなし

今日は寒い 

炬燵片付けてなくて よかったな〜



春炬燵ちびりちびりと般若湯



春嵐けっこうつよい面の皮






(後記)

ほんとうに一日のうちに

次々と四季がきたような

面白い日でした。



四季の風次々と吹く春嵐


            謝謝!




















2013/03/11 13:01:00|俳句中心
木蓮咲いて鼻に風吹く昼餉かな



白木蓮いっきに咲く そうして

もう散るのを待つばかりのようである。



白木蓮開花して鼻痒し


木蓮咲いて鼻に風吹く昼餉かな


鷹鳩に化して大きな欠伸かな




昨日の新聞日曜版に大山康晴十五世名人

の言葉が載っていた。


“平凡は妙手にまさる”


中原誠十六世名人の解説によると、

「強くなれば妙手で相手や周りを

うならせ勝ちたくなる。でもそれでは

達人の境地に至らない。」

と 言う意味なのでしょう。 とな


この言葉は、大山が若い時から

目標にしていた5歳上の兄弟子

升田幸三への対抗心から出たという

見方もある。健康面で不安のあった

升田は 妙手 好手を織り交ぜた

升田定跡をいくつも開発して

現代将棋に大きな影響をあたえた。


攻めの升田に受けの大山と

なにかと比べられたそうな。

いずれにしても、


“平凡は妙手にまさる”


まことに 言い得て妙 

でございますな〜




名人に定石なしと春の風邪




定石〜

囲碁で、部分的に双方とも最善と

されるきまった形の打ち方。


定跡〜

将棋で、双方ともに最善とされる

きまった形の指し方。



囲碁は打ち将棋は指して長閑かな




いやああ〜囲碁も将棋も、それぞれに

技術用語があって、

奥深いものですな〜 

それにしても〜



下手な考え休むに似たり目借時





ですかな〜








(後記)

いやああ〜

この辺は杉花粉が多くて

これが白木蓮の蕾をくすぐるもんだから

すこし早く咲くようですね〜


これを自然科学的用語でいうと

花粉刺激性開花前倒し症候群とね〜


吾輩の鼻もとうに咲いちゃってて〜

間脳がぴくぴくぎゃあぎゃあ反応

して〜困っているのでございます。


もうあとはときがしずかに

すぎさっていくのを

まつばかりなのでございます。



白木蓮咲いて鼻毛の伸びるのみ






               謝謝!