人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2013/04/04 23:05:00|紀行
格安の航空券や鳥雲に



台北漫遊@



skygateで格安航空券を

手に入れました。

航空券       14700

海外諸税(燃油込) 15260

空港施設使用料    2040

手数料        2625


以上合計  34625 円・一人・往復

でした。






宿泊は台北教師会館に泊る

一泊 900 台湾ドル  ×四泊




吾輩は 1984年〜1985年の

13ヶ月間 台北の製造会社に

駐在しておりました。

当時の台湾人の同僚がいろいろ台北を

案内してくれました。

同行者はこのツアー企画者であり

日本の会社の先輩一人です。




28年ぶりに再会した人 5人

懐かしかったですね〜

連中はちっとも変っていなかった

外見は ですな〜


連中は夫々吾輩に会うと

顔が細くなったとよ〜

吾輩は「たぶん年取って、しぼんだ

のだ〜っ」と応えておいた。





宿泊地が中正記念堂の近くなので

早朝の散歩を楽しむ。 

大広場には自由広場と

書かれてあった。

ジョギング、太極拳、、等

見なれた風景

テレサテンの展示会なども開催中らしい。





格安の航空券や鳥雲に



















2013/03/28 11:42:01|俳句中心
いとのきれた凧とはならぬはぐれ雲





歳時記をながめていたら、

凧(たこ)というのが載っていた。


春の季語、正月の遊びとは別に

春の行事として行われたことが

多かった(過去形)そうな!

凧合戦は5月5日の子供の日に

始まったらしいね〜

そう たこたこあがれのたこです。




紙鳶(しえん)、いかのぼり、字凧、

絵凧、奴凧、切凧、懸凧、はた、

たくさんあるもんですな〜


凧(たこ)を関西(上方)では

いか(烏賊)というらしい?????

ならば、たこやき は いかやき?

たこ揚げ は いか揚げ かよ〜


とにかく上方(関西)では 

いかのぼり と言ったそうな、

そこで江戸の庶民は ひねくれ庶民

上方で いか と言うならこちとら

たこ と言おうじゃあないかとなって

凧を たこ とよぶようになったとか


大凧に乗って、名古屋城の金の鯱鉾を

盗もうとした盗賊がいたそうだね〜

名古屋も関西だから 

大いかに乗ったんだよね〜

いかさまじゃあないよ〜

先日 烏賊も群をなして

空を飛んでたもんね〜


その盗賊の名前は柿木金助と言ったとか

話には 胸鰭、背鰭、尾鰭、顎鰭、

などがたくさんつくものなんだがね〜

たこやいかに鰭(ひれ)はあったっけ?

尻尾はありそうだけどな〜


中国でも凧上げを見たね〜

大連のどっかの広場だったよね〜


めちゃくちゃ高く上がってたのも

あって、どこで上げているのが

判らなくって、びっくりしたな〜

あれじゃあ飛行機もびっくりだよね〜


中国語では凧のことを

風筝(feng1zheng1)とか

紙鷂(zhi3yao4) と言うらしい


筝は楽器の名前、鷂は鳥の名前である。





高ければ高いほどよし

       烏賊幟(いかのぼり)



大連の凧あげ高し

       いとながし



おもわず駄洒落が出ちゃいましたね〜



奴凧いといっぽんであやつられ




今朝の新聞を見たら、

高齢化大都市圏で加速、全都道府県

30%超 65歳以上の人口比率です。

神奈川県では2010年20.2%

2040年35.0% だそうな!


吾輩にとっては、仲間がどんどん増えて

嬉しいことですな〜

人生ますますこれからですかね〜


65歳以上というのが低過ぎるのでは、

そのうち100歳以上を高齢者という。

となりそうですな〜




いとのきれた凧とはならぬはぐれ雲


格安の航空券で凧となる





そういうことで、しばらく明日より

5〜6日間 留守にします。

いごもよろしく〜       



               再見!




















2013/03/25 16:46:00|俳句中心
石楠花や峨眉山猿の紅い顔




今日は寒いな〜

とおもっていたら、雨が降っっとった。

止んでから、庭に出たら、

石楠花がみどころでした。


石楠花は雨にぬれた風情がよく似合う。

吾が庭の石楠花は最盛期には

四種類ほどあったのだが、手入れを

せずにほっておいたら、 ついに、

この一種類だけになってしまった。


日本の歳時記によれば、

石楠花は夏の季語になっている。

やはり、纏はかなり暖かいとみえる。


そう言えば、中国の峨眉山では

夏の終わりに咲いておったかな〜

まあしかし一種類だけ残った我が家の

石楠花はさ〜


その水も滴る美しさに於て〜

どこの石楠花にもひけをとらないこと

まちがいなしなのだ〜

なんとか 種の保存をかんがえねば

ならんのかの〜


そういえば同じ庭に咲く枝垂れ桃の花

この花は全体を見れば白いはななのに

よ〜くみると、

ほんの少しピンクに犯されているのだ。

どうやら石楠花のピンクが

飛び火したらしい!


ほんとにだらしなくてこまるのだ。

うすらぼけ、まだらぼけでね〜

やはり同じ庭に咲く

ほんものの紅いぼけに

いつも笑われておるのでやんす。


しかしながらこの桃は神代の昔より、

立派に市民権を得ているのである。

古事記にも載っているし、万葉集にも

ももたろさんもいたしね〜

勿論 歳時記には春の季語として

載っております。




向つ峰に 立てる桃の木 ならめやと

人ぞささやく 汝が心ゆめ

       (万葉集 1856)

向かいの丘に立っている桃の木、

あんな木には実がなるものかと、

人がひそひそ噂をしている。

お前も心をひきしめて油断するな、

けっして。




はしきやし 我家の毛桃 本茂く

花のみ咲きて ならずあらめやも

        (万葉集 1358)

かわいいわが家の毛桃には、根元まで

いっぱい花が咲くだけで実がならない

のであろうか、

そんなはずはないのだが。





今日はほんまに寒いな〜

雨が止んでも 寒いもんな〜

お姉さんの天気予報をみなかったからな〜




竜天に昇りしあとや脛かくす






(後記)

尾瀬に石楠花はあったのかな〜

石楠花色はまちがいなくあるな〜

石楠花の色はたくさんあるのでね〜

黄昏色というのはどういう色かな〜

なぬ!

鏡で自分を見てみろ だって か〜?

自分の色なんてわからんでね〜

飲み具合で色は変わっていくからな〜

石楠花の色もかわるのかな〜

サッカーがはじまっちゃったよ

それじゃあまた〜

             謝!謝!




石楠花や峨眉山猿の紅い顔



石楠花は水が似合うと尾瀬ヶ原




サッカーが面白くなってきたな〜

早く同点に追いつかなければ〜



残念! ヨルダンに敗れる 2対1

ヨルダンも強い

ザッケロー二は顔がよくない!
















2013/03/24 10:17:00|Pre 旅 (旅行事前)
春めいて高野聖の馬となる





西施を偲ぶ西施石が

紹興市の西南の山中の渓谷にあると言う。

近辺には西施を偲ぶ美しい風景も〜

すこぶる旅心をそそられるのである。










 「浣紗渓の西施石に題す」


            (訳詩)はぐれ雲



あまたの嶺々 美しく聳え

浣紗渓のほとりには 

細草の色ずきそよぐ春の風情

西施がいつも紗(薄絹)を浣(さら)し

広げていた浣紗渓の西施石


今ここには西施をしのぶ

細草の舞いや

苔青き西施石は存在するのだが


ここにはもう

西施だけはいないのである










「遊西江泊舟苧蘿山下題西施石」

(西江に遊び舟を苧蘿山(ちょらさん)

   の下に泊し西施石に題す。)


            (晩唐)王軒


嶺上千峰秀  嶺上 千峰秀で

江辺細草春  江辺 細草春なり

今逢浣紗石  今 浣紗石に逢うも

不見浣紗人  浣紗の人を見ず




苧蘿山(ちょらさん)

紹興市の西南、諸既(しょき)の南郊

たかさ約30Mの山。

西施はここに住む薪売りの娘であった

らしい。

この山下を西江が流れ、この川を

西施の故事にちなみ 浣紗渓と言う。




春めいて高野聖の馬となる
















2013/03/23 21:42:03|俳句中心
霾(つちふる)や面の厚さじゃ負けないが




真鶴半島吟行 続

真鶴半島の小田原寄りの付け根に

前の浜 と言う入り江があり

そこは源頼朝船出の浜と言われ

1180年8月28日房州へ船出した

と伝えられている。


その浜から先端へ向かう途中

真鶴港がある。

その山側に



“鵐窟(しとどのいわや)”

という小さな洞窟がある。

頼朝が源氏再興の為、伊豆相模の兵

300にて石橋山に布陣し、

平家方大庭景親の兵3000と戦い、

敗れて、土肥の杉山へ逃れ、ようやく

この地に入り、この洞窟にかくれんと

したとき、一斉に鵐(しとど)という

鳥が飛びだしたそうな。


故に“鵐窟(しとどのいわや)”と

いうそうな!


その後、海路房州へのがれ、

十二年後に鎌倉に幕府を開いた。

ということである。


洞窟の前には同行した七騎の旗 

七騎の七旗がはためいていた。

その時の旗か?って  当然!

こんなところも歴史の舞台にね〜

房総の上陸の浜も見にゆかねばね〜




鵐窟(しとどのいわや)の

      旗さしものや春の風





春潮や肩をすぼめてジャンプする



子供はジャンプするときどうして

肩をすぼめるんだろうな?




菫にも菫のきもち風を避く



あたたかい日だまりのきわに

菫の花が大らかに咲いておりました。




日が経って

黄砂等等なども降りますね〜




霾(つちふる)や

     面の厚さじゃ負けないが