人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2013/07/18 22:21:00|
太陽の三つ出たよな炎暑かな




なんか涼しいな〜っとおもい

カーテンを開くと

音もなく雨が降っている

まるで梅雨のように、

梅雨はもう明けたはずなのにね〜


こういうときに歳時記をながめれば

あるんですな〜 都合のいい言葉が

返り梅雨 戻り梅雨 梅雨戻る 等




返り梅雨風呂を沸かして入るなり



短夜の夜は眠らず朝寝かな





以上は昨日までの気候でありまして、



今日はまた 

爆暑 激暑 炎暑 熱死了!

死ぬほど熱い気候

に戻ってしまいましたね〜

夜になるとちょっとぷっくらとした

赤い月が浮かんでおりました。



夏の月我が腹の如膨らみて







「夏の昼間の即興作」


          (中唐)柳宗元



南州溽暑酔如酒  南州の溽暑 

           酔うて酒の如し

隠几熟眠開北牖  几によりて熟眠し 

            北牖を開く

日午独覚無余声  日午 独り覚めて

            余声無し

山童隔竹敲茶臼  山童 竹を隔てて 

            茶臼を敲く





 


「 夏の昼間の糞蒸し暑きこと 」       


            (訳詩)はぐれ雲



 南国の  くそ蒸し暑きこと

 酒飲んで死人のように過ぎたるがごとし

 北窓を  解放し

 机にもたれ  よだれ流して熟眠す


 昼下がり  ふと目覚めれば

 静まり返って  すっきりとした山すまい

 竹を隔てて  山童の

 茶臼をたたく  単調な音 





まあ 当時は扇風機も クーラーも

なかったからな〜




 溽暑(じょくしょ)

「土潤い、溽暑にして、

大雨ときに行く」と「礼記」に見える。

蒸し風呂に入れられたような、夏の

むし暑さ を表す。


 茶臼(ちゃうす)

茶には渇きを去り、眠気を覚ます、

などの効き目があり、当初くすり

として飲んでいたらしいが、

しだいに、薬効にかかわらず好まれる

ようになったらしい。

当初の茶の造り方は、よく晴れた日に

茶の葉を摘み、それを 蒸して、

臼の中に入れて、きねでつく、そのご

鉄製の型に入れて固める。それを

乾燥させ、貯蔵するのである。

この固形の茶が唐代の代表的な茶の一種

餅茶(へいちゃ)、団茶、と呼ばれる。


まあ吾輩は、濃くて、

苦い茶が好きだな〜


上記漢詩一部変更して再掲載でした!




太陽の三つ出たよな辱暑かな



太陽の三つ出たよな炎暑かな




やっぱり

太陽が三つも出たら炎暑だろ〜な〜

























2013/07/16 6:59:30|
大の字になってうっつら三尺寝



世の中三連休というので昨日は何の日

と考えたら 海の日だったのですね〜


吾輩には関係ないことでござんすが

各地で海開きが行われたようで

これからなんですな〜 海水浴は〜


今選挙戦真っ最中ですが、

AKB総選挙方式選挙運動が流行ってる

らしいね〜 吾輩は一人でつぶやく

のはきらいだが〜  つぶやいてれば

票になるらしいんですな〜

選挙もじゃんけん方式を導入しても

いいと思うんだけど〜



日永、永き日、は 春で

短日、日脚伸ぶ、は 冬

そうして、夜長、は 秋で〜

短夜、明易し、は 夏なのである

歳時記の真意を理解するのは

なかなか難しいんですな〜


しかし、ほんとに夜は短い

しかも、熱さに疲れて寝不足気味

昼寝とぼけ寝でカバーしているのだが

夏はまだまだ続くのですな〜



短夜やテレビは夜通しやっている


明易し新聞配達遅すぎる




吾輩はA新聞とY新聞を半年替えで

交互にとっている。配達時間が

かたや早過ぎ、こなた遅過ぎ、

なのである。そうして、今は遅過ぎ

なのである。しかも、明け易い ので

新聞がくるのを待っているのである。




63光年離れている惑星は青かった!

先日の新聞にNASAが太陽系外の惑星

の色を始めて推定出来たとの記事。

公転で惑星が隠れようとするときに

青い色は暗くなるが

緑や赤は暗くならないことから結論

づけたそうな。しかし、地球が海の色

の青なのにくらべ、桂酸塩の粒子を

含む大気が青い光を散乱させている

らしい。

行ってみたいけど、光の速度で

63年も離れてるんではね〜

日がくれちゃうよ〜






「夏日南亭懐辛大」


         (盛唐)孟浩然



山光忽西落  山光 忽ち

          西に落ち

池月漸東上  池月 漸く

          東に上る

散髪乗夕涼  髪を散じて

          夕涼に乗じ

開軒臥閑敞  軒を開いて

          閑敞に臥す

荷風送香気  荷風 

          香気を送り

竹露滴清響  竹露 

          清響を滴らす

欲取鳴琴弾  鳴琴を取りて

          弾ぜんと欲するも

恨無知音賞  知音の

          賞する無きを恨む

感此懐故人  此れに感じて

          故人を懐い

中宵労夢想  中宵

          夢想を労す







〜 夏の日 南亭において

         辛大君を偲ぶ 〜


            (訳詩)はぐれ雲



太陽の輝きの

     たちまちにして西山に沈み

池面に映る月のかげの

     しだいに東の空に昇りゆく


髪を解いて

     夕涼みを楽しみ

窓を開放して 

     静かに大の字に寝そべる


蓮の花をよぎりくる風の

     芳醇なかおりを送り

竹葉におく露の

     清らな響きの滴り落ちる


琴をとって奏でようとは思ったが

     理解してくれる友はいない

それをおもうと

     偲ばれるのは君のこと


夜中にしみじみと

     君の夢を見ようとするのだが





知音(ちいん)

列子より 鐘子期(しょうしき)が

琴の名手 伯牙の琴の音色をよく

聞き分けた故事から 

よく心を知り合っている人。親友の意。




大の字になってうっつら三尺寝



















2013/07/15 6:58:06|その他
暑すぎて駄作一句もでてこない





昨日の日曜日は囲碁の日でした


いつもの撫子公民館 激暑 炎熱 辱暑

気温が高くなると我が脳は緩んでくる

のであります。

考える事を極度に嫌うのである。

当然のことながら“手拍子碁”となる


相手が打ってから間をおかず打つ。

直観力、感性の勝負なのである。

とうぜん感性の崩れている吾輩に

勝ち目はなかった。


いつも打った後で臍(ほぞ)を噛んで

いるのである。臍とは“へそ”の

ことである。

なかなか噛むのは大変だ。

臍を噛むのはほとんど不可能だ。

嘘と思うのなら実験してみなされ!


とくに吾輩の出ている腹に置いておや。


噛めないから悔しい!

よって悔いる、後悔しても及ばない。

身から出た錆なのである。


やはり臍では茶を沸かすくらいに

しておくに限るのである。


囲碁とは過程を楽しむものなどと

お茶を濁して、酒を飲むのは家に

帰ってからにしよう。



6月26日の本ブログのコメントで

教えていただいた“臍のらっきょ酢

漬け”いや“新玉葱のらっきょ酢

漬け”先日ついにやってみました。


ちょっと まがいmono でしたが、

というのは 新玉葱らしからぬ

立派な茶色い皮の おばさん玉葱

それでも一皮むけば すばらしい白玉

それと紹介された らっきょ漬け酢が

みあたらず、しょうがないので

しまむらストアーの酢などの棚の

奥の方で見つけたもの 写真


オプションはただ一つ 輪切りの乾燥

唐辛子をばらまいておきました。


このらっきょ漬け酢ちょっと甘過ぎかな

mizkan製 唐辛子が正解でしたかな

大根、きゅうり、きゃべつ、新生姜

なんでもおいしく漬かる と書いてある

からこれからいろいろやってみよう。

 随時都可以使用、很方便!


とにかく 酒の肴には最適 暑気払い

にも なにかほかにアイデアのある方

は教えてくだされ〜


今日も朝から蒸し暑い これからが

おもいやられますな〜



ど〜こかで〜だ〜れかが〜

まって〜いて〜くれる〜 〜〜

かえってきた もんじろ〜


 上州新田郡三日月村出身木枯紋次郎




暑すぎて駄作一句もでてこない











(後記)


らっきょう酢づけ 年増の新玉葱も

歯ごたえしっかりし酒の友として很好!


二品めは蕪を漬けてみました葉っぱの

部分も大切に、これもまた 好死了!


なんでもよさそうですな〜

納豆という選択肢もあるのですか?

納豆ね〜

でもね〜


納豆の前に

やるべき事があるだろ〜 みんなの党!


吾輩はこの深き あまったらしい味を

口中にして考えた。

大根の浅漬けをらっきょう酢づけに


しかし大根一本は多過ぎる。

大根は次にまわして〜


最初は オーソドックス 俗に 並みに

奇をてらわずに


来年の半夏生の商売のことも考えて

遠望深慮


なんと驚くなかれ

火炎山でとれた蛸をらっきょう酢づけ

にして纏の魚屋と結託して

売り出そう!

馬鹿め 火炎山で蛸がとれるか〜


などと言うなかれ

あそこには孫悟空という我が朋友が

いた。 奴が大昔 南国の島々を

荒らしまわっていたころ乱獲した

蛸を火炎山の地底の氷穴に保管している

と焼鳥のぶちゃんで 言っとった!    

そこへ行くにはトルファンのカレード

から さごじょう に案内させて

行けばよいとも 言っとった!


その前に纏の魚屋のだらしない蛸で

実験することにしました!

乞うご期待!



短夜やテレビは夜通しやっている




             謝謝!

















2013/07/11 22:02:00|
夏座敷雨のかおりの風が吹く





今日も日本列島 真っ赤っ赤

みんな だれちゃう日 でしたね〜

鴉鳴く当意即妙だーがーがー

それでも夜になると幾分涼しくなって

だれていた動物園の虎も もそもそと

中国語を習いになどに出かける。


暑さ にもいろいろな表現がある。

熱し 暑し 大暑 極暑 辱暑

炎暑 炎ゆ 灼く 等々


夫々みんな意味あいが違う。

きょうはどんなんだったのか〜

今日はね〜    熱死了 !

死にそうな熱さ、 いやほとんど

死んでる熱さでしたね〜



電柱のゆらめいている炎暑かな
 







「小雨極涼 舟中熟睡至夕」

         
          (南宋)陸游


舟中一雨掃飛蠅  舟中一雨

            飛蠅を払い

半脱綸巾臥翠籐  半ば綸巾を脱して

            翠籐に臥す

清夢初回窓日晩  清夢初めて回れば

            窓日晩れ

数声柔艪下巴陵  数声の柔艪

            巴陵に下る






〜小雨の極めて涼しくて

     舟中熟睡 夕べかな〜


         (訳詩)はぐれ雲


舟の中 


にわかに雨の 降ってきて

うるさい蠅を 一払い


頭巾も脱いで かたわらの

青いベッドに 横になる


うつら うつらと 夢の中

すっかり寝入り 醒めたなら


窓よりさしこむ 日のひかり

夕焼け 小焼け あかねいろ


しずかな艪の音 聞きながら

舟は巴陵へ 下りゆく




作者陸游は紹興のひと 

長く四川省奉節の通判を勤め

その後 都へ召還されることになり

長江を下り巴陵(湖南省岳陽市)の

手前にて詠んだものとされる。




夕焼けの長江下る小舟かな








(後記)


あわれをさそう


そうですね〜 そこに桃源郷を夢見て

向かうようですね〜  

嬉々として火の中へ飛び込んでいく

夏の虫の如く

動物の 習性 本能 

避けられない欲望 誘蛾灯に憧れる蛾


まるで我が姿を

眺めているようでございます。

吾輩はB型人間 

最も動物らしい動物なのです。




玉葱を辣韭漬けした肴かな


蚯蚓にも食わせてみたい辣韭漬





暑気払いに最適なようですね〜


              謝謝!








( 後記 後記 )

        7/14,yuugata,



蓮さんコメントありがとう〜

詩人なんですね〜 雨の香りが

気に入りました。

きっと近くまで夕立が来ていたのかも!


雨の香りがして、

風鈴が微かに揺れた。

遠雷が聞こえます。

涼風が家の中を通り過ぎていく。


今日は囲碁を打ってきました。

連続の炎暑で右脳も左脳も半熟玉子状態

帰ってくる途中、遠雷が聞こえました。

いくぶん涼しくなってきたようです。


家の中を風が通り過ぎて行く。

涼が風鈴に似ている。

まさに美しき日本の夏ですね〜




夏座敷雨のかおりの風が吹く


風鈴の微かにゆれる昼下がり
  




              謝謝!
















2013/07/08 20:36:02|その他
梅雨明けのブラックホールは焼鳥屋







昨日も熱かったけれど、今日はさらに

熱かったね〜 死んではいけないと

いわれたもんで、家の中に籠って

いました。クーラーを入れたり、

止めたり、しておりました。





天の海に 雲の波立ち 月の舟

星の林に 漕ぎ隠る見ゆ


(万葉集1068 柿本人麻呂より)


天空の海に雲の波が建ち 月の舟は

   星の林に漕ぎ入れ

      隠れようとしている





昨夜は七夕を眺めて、屋台で

つまみを集めて、

コンビニからビール抱えてね〜



収穫は鶏皮餃子(とりかわぎょうざ)

でしたな〜

写真いちばんした転がってるもの




コンビニのそとまで並ぶ星まつり  









(後記)

    7/10 0:33



日本全国が燃えているような日々

まるで脳味噌がブラックホールに

吸い込まれているような感じです。

聞くところによると天上にも川があり

水が滔々と流れていると言う。

舟を仕立ててうまい酒樽を積んで

是非その川へ

行ってみたいもんですね〜

どうやら見る感じでは直射日光は

とどかないようだから、

きっと涼しいに違いない。

川だから鰻なんかも泳いでいるらしい

から、醤油と炭なんかも積んで

鰻のかば焼きなんかを作ろうかな〜

そうすれば好き匂いにつられて、

月の方からも月の名士たちが

やってくるかもしれないね〜

そうか さざえの壺焼き 

も捨てにくいな〜

ところで海はどこにあるんかな〜

蛸もとっ捕まえられれば

酢も積んで行くんだけどね〜

大宴会ができそうだよ〜

みなさんも参加しますか〜





七夕のB級グルメ確かなり



梅雨明けのブラックホールは焼鳥屋



風吹いて滝のすだれをかき分ける





今夜は涼しい夜がむかえられそう〜


              謝謝!