人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2013/10/18 18:12:00|中文俳詩
肩胛骨 懶散倦怠 悲愁哉





10月8日投稿の怪怪天網の もとはな

はコメントにて教えてもらいました

仙人草 実はネットで調べてみました

仙人草の花の画像を


その画像とそっくりの花を別の場所で

今日発見しました。

吾が裏庭の一部である纏緑道でです。

白い十字星とても可憐な花でした。

この花が仙人草間違いないでしょうか?

掲載写真


あまりに魅力的な花なので思わず

手が伸びそうになったのですが、

コメントのごとく水ぶくれになっては

ならんと、ぐっと抑えたのです。

水ぶくれは腹だけでたくさんです。



秋深し仙人草に魅せられて




5〜6日前はクーラーを入れたい

くらいの夏日だったのに、

急に寒くなってきて、今日などは

暖房を入れたいほどです。

それにしても

アメリカは大丈夫なんでしょうかね〜

キャロラインケネデイーは

大歓迎ですけれどね〜



コスモスに雨粒ひとつ舌に酒




また次の台風が来ている

ようですね〜27号

目がはっきりしてきたようです。



地の中に巨大空間穴惑う




日本列島強靭化計画は一体どうなって

しまってんだろうね〜

小泉純一郎よりも 田中角栄を待望

したいものですな〜





肩胛骨 懶散倦怠 悲愁哉


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肩甲骨のけだるく重し秋愁












2013/10/15 7:02:55|
夕されば菊を浮かべて酒を飲む






朝晩は寒くなってきましたが

昼間は真夏日

変な天気ですね〜


台風も次から次と発生して

すでに黄砂の予報もでているようです


アメリカはもうすぐデフォルト

債務不履行 倒産状態


しかし

暦の時だけは

気象状況や政治経済とも無関係に

しっかりと確実に進むものです


重陽(菊の節句、旧暦9月9日)も

先日過ぎて、もう十三夜ですね〜

そうして来月は冬の到来ですね〜



秋深しオンザロックにチョコレート




纏の里は今金木犀の花があっちこっちで

匂いたっておりますよ〜


こんな季節にはどうしても

陶淵明さんの漢詩を思い浮かべて

菊の花などを盃に浮かべたく

なるものです。





  「飲酒」其五


        (東晋)陶淵明



結庵在人境  庵を結んで

          人境に在り

而無車馬喧  しかも車馬の

          かまびすしき無し

問君何能爾  君に問う何ぞ

          よくしかるやと

心遠地自偏  心遠く地自ずから

          偏なり

採菊東籬下  菊を採る

          東籬のもと

悠然見南山  悠然として

          南山を見る

山気日夕佳  山気

          日夕によく

飛鳥相與還  飛鳥

          あいともに帰る

此中有真意  このうちに

          真意有り

欲弁既忘言  弁ぜんと欲して

          既に言を忘る









「 飲酒 悠然として大山を見る 」


           (訳詩)はぐれ雲



纏の里に居を構え

四半世紀が過ぎ去りぬ


民家の中に埋もれても

人の喧騒気にならぬ

どうしてなのかと問わるれば


心はすでに俗世を

とおに離れておればなり

行き交う車の音の中

カラオケの声なるなかも

ここは僻地とかわらない


菊を採る庭のはずれで

悠然として大山をみる


秋の爽気の夕日のなかへ

鳥群れなしてねぐらへかえる


こんなところにあるべきすがたがと

なにかを言おうとしたのだが

言葉忘れる健忘症


夕されば菊を浮かべて酒を飲む















2013/10/11 21:09:00|俳句中心
盛り上がりたる秋の夏空新酒酌む






ちらほらと変化のたより草紅葉




草紅葉のほうが楓紅葉よりも

尾花のほうが萩の花よりも

吾亦紅のほうが百日紅よりも

日本人の

美意識をくすぐるのかもしれない


コスプレよりも盆栽のほうが

カラオケよりも一人口ずさむ唄のほうが

春よりも秋のほうが


そうして

口数多き者よりも少なき者のほうが

好感されるのかもしれない





万葉集の中に萩と尾花を詠った

ものが多くあるので一部を掲載して

当時の日本人の美意識を

感じてみよう。



伊香山(いかごやま)

野辺に咲きたる萩見れば

君が家なる尾花し思ほゆ

   (万葉集 1533 笠金村)



伊香山の野辺に咲いている萩を見れば

あなたの家に在る芒が懐かしい


尾花(おばな)

花が尾に似ているので芒(すすき)の

花穂のこと。また芒のこと。




わが屋戸の尾花が上の白露を

消たずて玉に貫くものにもが

   (万葉集 1572 大伴家持)



わが家の尾花の上の白露を

消さないで玉として貫く宝玉としたい



万葉集には萩の花が一番多く詠われて

いるが、尾花は独特の存在感と質素な

美しさの魅力を光らせている。




金目川ひかりになびく尾花かな





すっきりした青空でした

金魚状の白雲が

近づいてきて 大きくなって

まさに着地しようとしているようでした





(後記)


おはよ〜

昨日も真夏日で今日も真夏日 昼間は

それでも日光の紅葉のたよりなども

入ってきて、どこぞやの草紅葉だとか

こころ浮き浮きの行楽シーズン

間もなく到来〜

明日は涼しくなるのかな〜

高千穂の峰の紅葉は?

まだひと月早いのかな〜

しか〜し 台風も多いようでね〜



いつもとはどこかが違う里の秋




             謝謝!





真夏日がしぶといほど

もりあがってますな〜

クーラーでもいれたくなりますな〜



盛り上がりたる秋の夏空新酒酌む   




この真夏日は観測が始まって以来らしい

どうやらこの美しい瑞穂の国の四季は

崩れ去られようとしているようだ〜

どうも季語すら錯綜してしまうのだ〜

















2013/10/08 15:45:00|俳句中心
天網恢恢(てんもうかいかい)もらしてしまえ天たかく




写真の容は

たぶんおそらく花の終わった後の容か

なんと素晴らしい形状であることか

まさに自然の創る奇跡

芸術作品でありますな〜

もとははな 


この作者の花は何でしょうか?

どんな花だったのか知りたいものです。




天網恢恢もらしてしまえ天たかく





天が悪人をとらえるために張り回らした

広くて大きな網は その目は粗くても

悪人を一人も漏らさず逃がさない。とか


天網恢恢(てんもうかいかい)

疎(そ)にして漏らさず


でもな〜

そんなみみっちいこと言わないで

漏らしてもいいんじゃあないかな〜

どっちかってえと〜

積極的にもらしてしまったほうが〜

世の中うまくいきそうだがな〜


しかし

漏らせないものもあるよな〜

それは毒だとか悪いガスだとかだよ〜



実は掲載の写真を眺めてて

天網とはこういうものなのかなと

思ったわけであります。


そうして

この容やもとはなに漏らすか漏らさない

かはきめてもらえばいいのかなと

感じたのです。

纏の秋の空はとてもきれいです。

川の水も〜



左右見て蟷螂わたる土手のみち




蟷螂(とうろう)とは

鎌切のことです。



夏空になってしまった秋の空




今日はとても暑い日で

ございました。






(後記)


台風の風がぐるぐる回る。

左巻きに回っている。

こちらは風は吹いていないが

暑い とにかく暑い

まったくどうなってんだろう〜

だんだん暑くなるようである。

こっちの頭の中まで左巻きに回っている

ようだ左巻きにぐるぐるぐるぐると〜

どうもこの暑さは日本酒のせいだけでは

なさそうだ〜

やっぱり異常だよな〜

吾輩の頭も左巻きもうかなり前からだよ〜


              謝謝!








(後後記)


君の名はとたずねし人ありその人の

名も知らず〜


そうですね〜

私の名は仙人草でした〜

一度聞いたことが

ありそうななさそうな〜

あ〜あ〜 あのときより〜

わが健忘症の〜

それなりに〜 それなりに〜

出発進行北海道なのじゃあ〜


仙人草が仙人花となり

恢恢の天網となって〜

綿髭が芽生えて〜白毛となって〜


そうして

もとはなの名は〜

仙人草なのですね〜


海のはてに満月が出たよ

浜木綿の花の香に

海女は真珠の涙ほろほろ


心得ねばならぬのは

この花を手折ることなかれ

しこうしてその汁に触れることなかれ


仙人はおそるおそる眺めるのみ

その白いひげの伸びるのを

ただ観賞するのみ


喉の痛みに耐えかねて

やもうえぬ時にのみその処方を

問えとな




金麦に秋茄子のよし夜明け前   





         10月10日 4時半

                   謝謝!












2013/10/07 15:27:00|その他
天婦羅には金麦があう秋うらら




先日誕生会をやってもらった。

出し物は天婦羅である。

揚げたての天婦羅はうまいものである。

とりわけただ出てくるものを何もせず

食べるのは格別である。

海老の尻尾もかりかりと

美味いものである、もしかしたら

カルシウムが不足気味かもな〜


天婦羅のルーツはインターネットで

調べたら、

ほらあのロケットで有名な種子島に

漂着したポルトガル船が

鉄砲と共にもたらしたらしい。

1543年鉄砲伝来が今のところの通説

日本の戦国時代ですな〜


鉄砲と天婦羅とどっちの方が

日本にとって役に立ったのかな〜

ど〜もどちらもそれなりに味があってね〜

まあ今となっちゃあ〜

天婦羅のほうがうまいかな〜

今や日本食は世界中で大ブーム

天婦羅も立派に成長して

日本食の雄として世界中を席巻している。

まさに逆輸出ですかな〜

特に大根おろしに天つゆ 更に金麦

さえあれば〜ね〜

雨が降っていても青空なのであ〜る〜




天婦羅には金麦があう秋うらら      





天婦羅の話をしていたら

舌のまわること回ることすべること

どうしてなんでせふね〜





(後記)


おはよ〜

台風の影響か南の方から風が熱を運ぶ

なんとなく蒸しますな〜


台風は九州の西の方を行こうとしている

ようですね〜

しかし、宮崎は高千穂の峰が守っている

から安泰なようですね〜

西側を神々しい山々に守られて

ついでにpm2.5からも守ってくれる

といいですね〜

そのうち

天に抜けるような青空が

見えると思いますよ〜




秋澄むや天下一品そばのあじ




              謝謝!