人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2013/11/12 19:40:03|
焼鳥の味の和らぐ燗の酒





「散歩の帰りの焼鳥屋」



柿の木に月がかかって

夕焼けが地球の空に

長い長い雲が棚引いて

富士山も雲がかり

月のきれいなよるだから

散歩の帰りの焼鳥屋

煮込みのもつのやわらかく

大根しっかり色づいて

熱燗二本できりあげて

散歩の続きと思ったが

すっかり夜の冷えてきて

月寒し 星寒し 風寒し

やっぱりここも冬なんだ〜




自分の体温が上がると

相対的に温度差が大きくなって

寒く感じるものである。

熱燗二本でどれだけ体温上昇したのかな〜




うす味の茄子の漬物燗の酒


焼鳥の味の和らぐ燗の酒


根深汁橋のたもとの焼鳥屋















2013/11/11 22:08:04|
神無月仮想の里で酒を酌む





湯船につかっていたら、急に雨音が発生

夕立のような土の香りを感じた。

15〜16分して雨音は止み

その後風の音がして春風のような優しさ

さらにはヒューヒューと

木枯らしのような音が聞こえてきた。

とても心地よいひとときでありましたが

季節感が錯綜してしまって


風呂から出て一杯やりながらテレビを

みていたらニュースのおじさんが

東京は寒かったらしい

そうして木枯らし一番が吹いたそうな


このへん纏の里はやはり

比較的温暖地帯なのかもしれませんな〜

山の方では初雪が降って


あっちこっちで雨や大風

地球全体が嵐の中にいるようです

いろいろな嵐があるようですけど〜

瑞穂の国も冬の嵐に入ったようである〜


吾輩は湯船に入って一年中の

季節の風情を感じてしまったようです。




「風の四季」


            はぐれ雲



春になれば 春一番の舐めて

夏になれば 青嵐がかじって

秋になれば 芋嵐を食って

冬になれば 木枯らし一番飲んで


神無月仮想の里で酒を酌む
    




芭蕉忌がもうすぐですね、



芭蕉忌や李白の如く瓢然と   





       写真は伊香保の玉樹です。

       文章は平塚の纏です。




















2013/11/08 15:57:00|紀行
諸行無常やっと色づく冬紅葉




その二


伊香保 クラス会二日目 


ゴルフは二人だけ

朝食後 大和民族二人が仁義をきって

出かけて行きましたよ〜


伊香保は渋川市に属しています。

渋川にはクラス会メンバーの

髭の大先生が棲息しておりまして

今は渋川市の自治会長もやっており

髭も少し白くなったのか〜

眼光するどくその風貌たるやまるで仙人

市の発展の為尽力中とか


仙人の手掛けた

「目で見る渋川400年展」を

案内してもらいました。


政治 経済 交通 金融 教育 度量衡等

よくまとまっておりました。

特に上州鉛銭には興味をもちました。



上州鉛銭新蕎麦の味十六文     





伊香保ろの

 やさかのゐでに立つ虹(のじ)の

  現(あら)はろまでも 

   さ寝をさ寝てば

      (万葉集 3414)


伊香保のやさかの堰に立つ虹が

はっきり見えるようになるまで

お前と寝ていられたらな〜

(家の人にばれないで〜)


伊香保ろ の ろ は接尾語

万葉集4516首中 虹を詠ったのは

この歌だけだそうである。


上つ毛の伊香保 の東歌である。

ちなみに吾輩の出身は下つ毛である。

吾輩はよく上つ毛(頭の毛)が

黒い黒いと、いぶかしがられるのだが〜

それはいかがなものか〜ね〜



機械工学科が変わって

機械知能システム理工学科となったとか


びっくりしました〜ね〜

自分の知能システムはすでに破壊されて

無きに等しいのにね〜





(後記)


そうでした。

宇宙人がアクーニンの話もしていました。

アイソンの話は聞かなかったけどね〜

アイムソーリーの間違いでは

ないのかの〜


そういえばアイムソーリー彗星は

もうすぐ近日点に近づくのですね〜

おそらく大晦日のころには

心配かけてアイムソーリーなんちゃって

前よりも光り輝いて

金髪ぎらぎらになって〜

ニーハオーハオチョーブチェーンバー

なんちゃって顔を出すかもよ〜


そういえばジュゴンもハトの仲間

なんですな〜  


ならば吾輩も精進して〜

一発 勝負をせねばならんのかの〜

油をさしてシステムの再構築を

しておかねばの〜


来年か再来年かに

会えることを期待してますよ〜




ぽけっとに手を入れるくせ神無月



諸行無常やっと色づく冬紅葉



五臓六腑に熱燗浸みるカウンター 




               謝謝!


















2013/11/08 15:47:58|紀行
伊香保ろの湯のぬくもりや暮の秋





その一


上つ毛の国の伊香保ろの里へ

行ってきました。


そこでクラス会があったのです。


場所は お宿「玉樹」

長い温泉石段の下の方にありました。

快晴 周囲は紅葉の盛りであり

青い空に紅葉がよく映えておりました。


宿の造りは複雑怪奇

エレベーターはあるのですが

乗った場合 3階で降りて

さらに階段を歩いて昇り 

さらに横に歩いて

も一度階段を上へ 

そうしてやっと我々の部屋へ辿りつく


伊香保大工の技術の粋を集めた

迷路のような文化遺産のような

とても立派な木造建築でした。


しかも おもてなしの為か矢印は一切

無くて従業員が案内してくれますが〜


風呂は一階にあり

風呂から出て部屋に帰るのに

あっちへ行ったりこっちに来たり

女湯を覗いたり売店を覗いたりして

けっして誰にも場所を聞かずに

楽しく自分の部屋に戻りました。


クラス会のメンバーは 多士済々


新幹事の企画により、宴会までの時間は

お酒を飲みながら教養講座か藝術観賞か

地理か歴史か隕石か〜時間待ちか〜


学生時代からのライフワーク

カメラ開発と写真一筋のような男による

写真の撮り方と作品鑑賞

大版の素晴らしい写真を見せてもらい

瞬間を写しただけのなかに

そこはかとなき詩情を感じ

感動を覚えたのである。


それで俳句は瞬間を詠むということが

わかったような気になったのは

決して酔いのせいだけではないようだ。


ぴんぼけは写真ではないという意味も

ぴんぼけでは瞬間は見えないからな〜



つぎは学生時代から英語にいそしみ

これを武器として使いこなし、

世界中を自分の裏庭だと思っている

宇宙人によるロシア出張報告と

巨大隕石のおはなし などなどなど


急にロシアが近くなった気になって〜

ソチオリンピックにでも見に行って

みようかな〜 ついでに隕石も〜



大宴会はいつものように

各人の近況報告

興味ある話が多々ありましたが

きりがないにでこのへんで

お開きとして

風呂にでも入りましょうかな〜




伊香保ろの湯のぬくもりや暮の秋

















2013/11/07 10:35:46|その他
ゆるきゃらの宣伝をして冬に入る



吾輩はゆるきゃらである。

名前はまだない。

ゆるきゃらは2体ある、どちらも

頭の上に松ぼっくりを乗せている。


中国語を学ぶ会の水曜クラスで

お世話になっている松原公民館では

松原地区のゆるきゃらを製作中

らいねん2月の公民館祭りで

デビユー予定だそうな〜


公民館の入り口に

「東海道馬入松原跡」の

碑が建っている。ここは江戸時代に

「馬入松原」が存在した場所の一部

馬入のいわれは

相模川は東海道の難所として、

平安時代には浮橋で渡っていた。

鎌倉時代に橋が出来て、

その落成式に源頼朝が出席したが

出席後、落馬して翌月亡くなった。

頼朝の馬が入った川というので

馬入川(ばにゅうがわ)とか

そこに掛るはしを馬入橋といわれる

そうな〜


ちなみに我が家の裏を流れる金目川

は河口付近を花水川と言うが、

このいわれは この辺の川土手が

桜の花の名所であり、

やはり源頼朝が見に来たが前夜の

嵐の為、花はすっかり散ってしまい

“花見えず”川これがなまって

花水川となったという。


と言うことで平塚市は馬入川と

花水川という二つの大河に

挟まれている

詩情溢れる市なのである。


当時は馬を走らせてくるのに

鎌倉からのてきどな距離の

行楽地であったようである。


松原公民館のおじさんが〜

このゆるきゃらのせんでんを

してくれというので写真を

撮って来た。


今日は立冬、もう冬である。



ゆるきゃらの宣伝をして冬に入る