人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2013/11/29 16:38:00|俳句中心
宇宙基地冬木の上に柿の種





さくらの紅い葉っぱが散って

いちょうの葉っぱは黄色かった

もみじが紅くなって

くろい実が光っていた

小鳥に食べられるのをさけるために

やぶのなかに

あかい実が恥ずかしがっていた

そらはあおくまるかった

富士山のくもはほとんどみえなかった

小春風がふいていた

まいとしくりかえされているのだろう



世の中にはいろんなことがおきる


生まれたときに取り違えられて

60年経ってわかった

「うまれた日に戻して!」と言っている

こまったことだ、両親はもういない

しかし

新しい兄弟姉妹が急に現れたら

吾輩なら、とても嬉しいことだ 

そんなことにならないものかな〜


アイソン彗星が蒸発してしまって

もう見えないかもしれない残念だね〜

吾輩も気をつけよう

すいぶんばかりとらないで

カルシュウムも鉄分も繊維質もたくさん

たべて

流動化したり蒸発したりしないように〜




プラタナスふりかえっても山眠る



宇宙基地冬木の上に柿の種



冬ぬくし必殺シリーズもう飽きた








(後記)


そうでしたか!

アイソン彗星はまだ見えるのですか

たしか 尻尾が二本になって〜

二尾の狐となって〜

伊勢原街道に出没するんだってね〜

とびっきりの美人に変身して

夜な夜な酔っぱらいをたぶらかす

あ〜 

たぶらかしてもらいたいもんだね〜

そのときはしっぽを出さないで

なまえも変えてね〜

愛ちゃんとかね〜


            謝謝!








2013/11/26 18:03:42|俳句中心
落書きも帽子もアート冬の富士





気を使っているな〜

キャロラインケネデイさん

楽天の赤い帽子なんか被っちゃってさ〜

人の好さとシャイなまじめさが溢れてる

好感度最高ですよ〜

東北巡業じゃあないけれど〜

今日は岩手県へ

巡業もたいへんですな〜

雨にも負けず風にも負けず

頑張ってくださいよ〜



今日は好い天気でした。

こういうのを小春空と言うのでしょうか

晴れたけれども暖かい

ひとり吟行 湘南平の方へ


富士山がとてもきれいにみえて金魚の糞

のような白雲が棚引いておりました。

しょうがないですね〜

富士山に雲はつきものですからね〜

うんのつきですかね〜



白雲のしっぽをつけた冬の富士




湘南地方の海岸線は波高く

白波の海岸線がず〜っと江の島から

その先の方まで続いておりますよ〜

房総半島もかすかに見えてね〜



湘南の白波長き小春空




冬の太陽が燦々と降り注ぎ

海面が光り輝き

鏡にて吾がつぶらな瞳を狙われて

いるようでございました。



海光り眩しさに耐ゆ冬日燦




いろんなところに落書きがされており

その向こうの富士山を写真に撮ったら

どっかの

おっちゃんの帽子が上ってきてね〜



落書きも帽子もアート冬の富士




富士山の姿には何にでもとりあわせが

合うようですね〜















2013/11/23 19:44:00|中文俳詩
冬の星蹲踞の姿勢日馬富士




天気はとてもいいのですが、

寒くなりましたな〜

天気がよいから寒いのかもね〜

纏近辺もだんだん冬らしくなって

きております。

現在は桜紅葉さらには落葉が

すこぶるきれいに色づいて〜

あっちこっちでめだっております。



かさこそと桜落葉を踏んでゆく




桜落葉の紅い色と対称的な色は

枯れ色 寂色 すすきの色も

風景は着々と冬の色へ向かっています。



吾輩も床屋によって散髪して

首から上がうすら寒し

さらに市場岡部へ寄ったなら

立派な松茸がめについた

2本で680円 ちょっと安過ぎる

んじゃあないのかな〜

何所の産? とおばちゃんに聞いたら

アントニオ猪木が持ち帰ったものでは

なかったようだ、カナダ産だとよ〜

勿論買ってきましたね〜

1本は焼いて醤油をたらりと

もう1本は割いてすまし汁にして

この場合は金麦がいいかな〜

匂いもけっこうすばらしく〜



冬の色ほのかにかほる夕餉かな




彩虹啊 万里長城 冬季天   


cai3hong2a4

   wanli3chang2cheng2

       dong1ji4tian1


冬の空万里の長城虹懸かる






(後記)


今日は囲碁を久し振りに打ってくる。

5番も打ちました。

リラックスしたままそれなりに考えて、

厚く厚く ヨセを大切にして、

プロは厚さから目数を読むそうです

急がばまわれなんですな〜

常に謙虚の精神で打ってきました。


帰ってから、大相撲を見る。

日馬富士も強くなりましたな〜

横綱だから、もう引退か などと

思っていたのだが、優勝しましたね〜

日馬富士の真面目な謙虚な精神の

勝利なのであろうな〜

しかし あの顎が土俵に着くような

仕切りは何んなのだろ〜な〜

蹲踞の姿勢のつもりなのかな〜

蹲踞とは謙虚な心の表れであるので

あると思うのであるのだがね〜



冬の星蹲踞の姿勢日馬富士




日馬富士はそうとう努力して

必死な精神力の成果

しばらくは安泰かもしれないな〜




コメントを見て

ネットでプラタナスを調べてみました、

黄葉も紅葉もきれいですね〜

紅葉の方は纏にも庭に植えている家が

ありますな〜

紅い葉っぱの方は“モミジバスズカケ

の木”交配種なんですね〜

黄色の方もきれいですね〜


なにかをもとめて〜 ふりかえっても〜

そこには〜 かぜが〜

ふいているだけ〜

プラタナスのちるおとにふりかえる〜

ちょっぴり さびしくて〜



プラタナスふりかえってもただ枯野











   11/24 6:40 謝謝!















2013/11/22 13:01:00|俳句中心
百代の過客総門に入る神無月




芭蕉 奥の細道の冒頭より

“月日は百代の過客にして、行きかふ

年もまた旅人なり。舟の上に〜”



百代の過客総門に入る神無月




“総門”は池上本門寺の門です。



“百代の過客”の出典は下記です。







「 春夜宴従弟桃花園序 」

           (盛唐)李白



夫       それ

天地者     天地は

万物之逆旅也  万物の

        逆旅(げきりょ)なり

光陰者     光陰は

百代之過客也  百代の

        過客(かきゃく)なり




而       しこうして

浮世若夢    浮世は夢のごとし

為歓幾何   歓をなすこといくばくぞ

古人取燭夜遊  古人燭を取りて夜遊ぶ

良有以也    まことに故あるなり



況       いわんや

陽春召我以烟景 陽春 我を召すに

         烟景をもってし

大塊仮我以文章 大塊 我に仮すに

        文章をもってするをや



会桃花之芳園  桃花の芳園に会して

序天倫之楽事  天倫の楽事を序す



群季俊秀    群季の俊秀は

皆為恵連    皆恵連たり

我人詠歌    我人の詠歌は

独愧康楽    独り康楽に恥ず

幽賞未己    幽賞未だやまざるに

高談転清    高談うたた清し



開瓊筵以坐花  瓊筵を開きて

         以って花に坐し

飛羽觴而酔月  羽觴を飛ばして

         月に酔う



不有佳詠    佳詠 あらずんば

何伸雅懐    何ぞ雅懐をのべんや



如詩不成    もし詩成らずんば

罰依      罰は

金谷酒斗数  金谷の酒斗の数に依らん






「春夜 従弟の桃花園にて

宴会を開く」

        (訳詩)はぐれ雲



 もとより

広大な大自然は 万物の旅籠なり

流れる時は絶えることなき旅人の群


 そうして

浮世の命は夢のよう

喜怒哀楽の時間も どれほどあろうぞ


 昔の人の

燭をとりて 夜も遊び楽しむは

それなりの 訳のあること


 ましてや今は

心浮き立つ陽春

霞棚引く 自然の誘いは

我をして 詩を書かせんと

詩材と文章を 与えてくれる


 桃花匂える庭園に集い

肉親間の楽しみをのべよう


 ここに集う

我がDNAの俊秀たちは みな詩才あり

彼らのできばえは 我をも超える

深き静かな 驚きに

談論の興 ますます盛ん


 宝玉のような宴席は 花の下

杯を飛ばして 月に舞う


 すぐれた詩歌 あらずんば

高雅な心 なんとしょう


 もし

詩ができなかったなら

罰杯の数は金谷園にならいましょう〜






 金谷園とは

西晋の貴族 石崇(せきすう)が

当時の洛陽城から西北約10KM

現在の洛陽市からは東北約15KMの

金谷澗に沿うた景勝地に 金谷園という

別荘を作り、そこでの酒宴では、

各自が詩を創って、胸のおもいを述べ、

詩が出来なければ、罰杯を飲ませた。

「もしあたわざる時は 罰酒三斗」

斗 は さかずき の意

したがって 罰酒は さかずき三杯

ということになる。

以上が「金谷酒斗数」のいわれです。















2013/11/19 13:36:02|俳句中心
大寺の墓訪ねたる小春かな



続続 池上本門寺吟行


五重塔の横に力道山の矢印があり、

細い道が続いております。

道に沿って、いろいろなお墓が沢山

建っております。

一面の墓ばかりですよ〜 

しょうがない寺だから、墓もいろいろ

生前の愛する人を偲ぼうと特徴づけて

おります。


真っ赤な実をたくさんつけた大木が

墓越しに見えます。

飯桐(いいぎり)の実だそうです、

後の句会で

出句した人がいて知りました。


植樹の中に吼えている獅子の像

大野伴睦の墓です。

大物政治家、亡くなって自分で吼える

ことが出来なくなったので代わりにか?

なんとなくなんとなくですな〜



獅子吼える伴睦の墓小六月




力道山の墓は少し奥まった処に

在りました。

筋肉隆々腕組んだ像が建っています。

吾輩が創るならば、手刀を振り上げて

空手チョップを振りおろそうとしている

躍動的な像にしたかったと思うのだが、



山茶花や空手チョップの力道山




墓の奥の方に紅い山茶花が見えます。


中には放置された荒れ放題の墓も

無縁墓なのであろうか、由緒ありそうに

見えるのであるが〜



冬ざれや諸行無常の放置墓




ということで

ほんとうはとてもよい天気でした。



大寺の墓訪ねたる小春かな




境内には桜の大木が沢山ありまして

葉っぱがきれいに色づいて

いたるところに桜紅葉の散る紅葉



句会は総門の横のあたりの池上会館

途中に女坂のやじるしがありました。



桜落葉指で文字書く女坂




句会参加者は25人

紫水先生の最後の好評は

“自分で直接見て感じたことを詠む”

でした。

吾輩の場合はその後がね〜

感じるのは感じるのだが、それを表現

する語彙が不足でしてね〜


ところで

膨大な賞品賞金はどうなったかって

そうだね〜

昼飯はうまかったよ〜

お茶もうまかったよ〜

おみくじの飴がよかったね〜

超大吉だったからな〜


その後はかってに

池上の日本海で二次会

平塚駅前の日本海の横の笑笑で三次会

すこし焼酎の水割りが薄かったかな〜