人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2013/12/20 21:17:00|俳句中心
霙酒五臓六腑を暖める




ばらばら ばらばら

雨音が大きくなって

しばらくしたら音が消えた

やけに寒い

雪になるのかな〜

東京では昨日霙(みぞれ)が降って

初雪だとよ〜


天気予報のおとっっつあんの言うに

霙(みぞれ)は雪なのだそうな

そうして

霰(あられ)と雹(ひょう)は

雪ではなくて氷だそうな

したがって霙が降れば初雪だとよ〜



霙酒五臓六腑を暖める




いづれにしても水であることには

まちがいないのだがな〜

午前中は晴れていましたがね〜



海鳴りを背後に聞くや片時雨   





猪瀬都知事の後任には誰を立候補

させればよいか各党悩んでますな〜


吾輩の一押しは

キャロラインケネデイーさんなんか

どうでしょうかな〜

その場合にはかなり影が

薄くはなっているがそれでも一応

オバマには仁義をきっておかねば

なるまいかの〜


それとも

吾輩が推薦する二押し目は〜

米倉涼子がいいとと思うのだがな〜

なんせ “私失敗しないから〜”

それでもやっぱり

業界代表としての〜

徳州会には仁義をきっとくべきかな〜



耳に来てささやくものは都鳥




東京はなんといおうと

日本の都であり、世界有数の大都会

であるからの〜















2013/12/18 22:31:00|
桃源郷を雲夢沢にみつけたり




バタン!

急に暖房がとまった。

松原公民館の教室である。

中国語を学ぶ会の勉強をしている。

ときおりヒューヒューと

虎落笛(もがりぶえ)が鳴る

虎落笛と言うのかどうか知らないが

まあ同じようなものだろう。

虎よけの柵を吹く冬の寒い風が

ピューピューと音を立てて鳴ることを

虎落笛と言う。

冬の季語として歳時記に載っている。

むかし中国には虎がたくさん棲息して

いた。水滸伝の武松の虎退治は有名。

松原公民館の教室のエアコンは

外気を引き入れてピューピューと

鳴るのである、虎落笛ですな〜

虎落笛が鳴ってバタンと暖房が切れた

しばらくしていつの間にか復活して

そうして再びバタン切れる。

どうやらバタンバタンと

温度コントロールをやっているらしい

今夜は寒い日だ。雨も降っている。

もっと冷えると雪になるかも

まあそんなに冷えないだろうがね〜



他很陽光! かれはたいへん太陽の

ようだ!若々しい、活力が大きい、

影響力が大きい、太陽のように

暖かい、恵みをあたえる素晴らしい

人だ!名詞を形容詞のように使う。

中国語も日本の若者言葉のように

進化しているようだ。

他很陽光!    いいですな〜

我也陽光 なりたいもんですな〜



虎落笛鳴ってエアコン止まりけり








「与諸子登峴首」

         (盛唐)孟浩然



人事有代謝  人事に

         代謝有り

往来成古今  往来して

         古今をなす

江山留勝迹  江山

         勝跡をとどめ

我輩復登臨  我が輩

         また登臨す

水落漁梁浅  水落ちて

         漁梁浅く

天寒夢沢深  天寒くして

         夢沢深し

羊公碑尚在  羊公の碑

         なお在り

読罷涙沾襟  読みやんで

         涙襟をうるおす






「諸子と峴山(けんざん)に登る」

        (訳詩)はぐれ雲



人の社会のはかなさは

入れかわり立ちかわり変わりゆく

過ぎ去りゆくは昔となり

やって来るのは今となる


これらにひきかえ大自然の川や山

古跡をそのまま留め置く

それゆえわれらも登り来て

昔を偲ぶ山の上


見渡せば冬

だから川水少なくて

魚獲る梁(やな)も水浅し

寒空のもと雲夢沢(うんぼうたく)

のあたりは奥深く見ゆ


遠い昔 

人の世のはかなさを悲しんだ

羊公の碑は今も建つ

碑文を読んで

むねはぐっしょり涙に濡れた





峴山(けんざん)


湖北省㐮樊(じょうはん)市の

南の郊外にある山。

羊公の石碑が建つ。



羊公(ようこう)

羊祜(ようこ)とも言う。


西晋の名将、この地方の長官として

来たとき、よく峴山に登って

終日酒を飲み詩を吟じた。羊公の

死後、民は彼がいつも遊んだ処に

碑と廟を建てて祀ったという。

仁徳者だったらしい。




雲夢沢(うんぼうたく)


中国古代、湖北省南部から湖南省

北部にかけて存在したと伝わる

大湿地帯。武漢を中心に長江両岸に

散在する湖沼はその名残。

桃源郷がこの辺にあったとしても

いいかもね〜名前がいいもんな〜




小春日や雲夢沢の夢を見る



桃源郷を雲夢沢にみつけたり




生きる事に手を抜かない者でありたい。 

もんですな〜

なあ  猪瀬君よ〜!













2013/12/17 1:08:26|
音立てず崩す碁石や年の暮




一片の雲日向ぼっこのじゃまをする




寒くなってきましたね〜

太陽の光が欲しくなります。



碁石を碁盤に並べて、ひっそりと

崩す、そうしてまた並べてみる。

12月も半ばを過ぎて、なんとなく

なんとなくなんでございます。



音立てず崩す碁石や年の暮





山の向こうに富士山が見えます

東の空に夕焼けの月も

太平洋も茜色

昨日のブログの関連写真です。









 寒山詩 5、



吾心似秋月  吾が心

         秋月に似たり


碧潭清皎潔  碧潭清くして

         皎潔たり


無物堪比倫  物の比倫に

         堪うる無し


教我如何説  我をして如何ぞ

         説かしめん





 寒山詩 5、

        (訳詩)はぐれ雲



吾輩の心は

      秋の月のよう


それは

      透明度抜群の深い淵


清く透きとおっていて

      光り輝いているよう


ほかに較べられるものなど

          何もない


なぜかと言われても

 吾輩には何と答えたらいいのか

            解らない





この詩は寒山の悟りの境地を

述べている。

名月は明鏡や清風や止水などと同じく

くもり、汚れの無い純真清明な心

煩悩、妄想を払拭した無我、無心の

境地に喩えられる。

古歌に

“吾が心何に譬えん方もなし

せめてやはとて秋の夜の月”



寒山の心はいつも秋の月




人はみかけによらんものですな〜

なに寒山を見たことあるのかって?

ああ〜絵や絵の写真だけどね〜

そういつも拾得と一緒にいる

異様な腹の膨らんだ化け物のような

ほらあんたにそっくりだよな〜















2013/12/15 21:55:00|俳句中心
夕凪の平塚の海冬茜



粘り

読み

数える

めんどうくさくなっちゃってね〜

やっぱり左脳なのかな〜


はい うってあげ

劫をとちゅうでやめちゃって

計算したら負けていた

囲碁を打っていたのです。


ポカらしきこと3回もやっちゃって




冬茜臍を噛んでもはじまらぬ


捨て石を三回もやりゃしばれるわ





疲れた頭を癒しに海岸を散歩すると

ちょうどサンセットタイム

ほんとに癒されました

さすがに平塚八景 

平塚海岸の夕日は素晴らしい


西の空は箱根連山に夕日が沈み

茜色が花水川河口と海面を照らす

ちょうどそのとき振り返ると

東の空に月が浮かんでおりました



囲碁をやっている撫子公民館は

平塚海岸に近く

囲碁が終わった後

そのときの気分により

ときに太平洋をながめに行くのです。

今日はすこぶるきれいな海が

みられました。



夕凪の平塚の海冬茜  





囲碁番組をみていたら

どっかの教室では“考えるくせをつける”

んだってね〜

なるほどな〜あまったれていたんだな〜

我輩は考えないくせを一所懸命につけて

いたようだな〜

手を抜いて楽な方へ楽な方へととね〜


まだまだ将来は永いようだ

気を入れ替えてあらためることにしよう!

それでいてのんびりとね〜

大人の対応なんですかね〜


来年一月には

平塚市の囲碁大会があるから

のんびりと作戦を考えよう〜




















2013/12/13 22:28:57|
冬めくや寒山への路九十九折




今日は13日の金曜日

これから何かが起こるのかな〜


群をきらい

権威をきらい

束縛をきらう


おっと〜

これはドクターXのことであったな


最近の世界ではいろんなことが

起こりますな〜


オバマ写メール事件

ソチオリンピックの聖火の

ポケットライター事件

マンデラ氏追悼式での手話通訳事件

近くの国では大粛清の嵐


猪瀬知事の借金なんか小さい小さい

誰が被害を受けたのか? 被害者は

本人だけじゃあないの〜

なんであんなに騒ぐのかな〜

さわがなければならないのは他に

いくらでもあるんじゃあないのか〜

東京都議会議員は無駄な時間を

使わずに真面目に本来の仕事を

やれよ〜な〜

メディアの馬鹿どももな〜




夏炉冬扇奥の細道冬景色



冬至梅海を見下ろす露天風呂











 寒山詩 3、


可笑寒山道  笑うべし

         寒山の道

而無車馬蹤  而して

         車馬の跡なし

聯谿難記曲  聯谿

         曲を記し難く

畳嶂不知重  畳嶂  

         重を知らず

泣露千般草  露に泣く

         千般の草

吟風一様松  風に吟ず

         一様の松

此時迷径処  此の時

         径に迷う処

形問影何従  形は影に問う

         何れ従りかせん







 寒山詩 3、

         (訳詩)はぐれ雲



寒山への道はいと面白し

道はあるのにかかわらず

車馬の痕跡まるでなし


連なり続く谷々を

道はどれほど曲がるのか


重なり重なる嶺々は

いったいどれほどの数なのか


多くの草々露にぬれ

松風ひゅーひゅー枝鳴らす


道に迷うは数知れず

そんな時には聞いてみる

尋ねる人もいないから

自分の影に聞いてみる


吾輩はどっちの方から来たのかな〜




来た道さがせ 皆身にぞある

自由無碍なる悟りの境

痕跡を止めない寒山の禅的な境




行雲流水寒山の山眠る



冬めくや寒山への路九十九折