人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2010/12/22 17:02:39|
山の端に 一陽来復(いちようらいふく) 釣り日和


半島の先のほうへ行くと、

海がよく見える。


平坦な処に、

店があり海側に冬紅葉が美しい、

手前に数本の枯れ薄の白とあいまって、

いいコントラストを作っている。

庭には白いテーブルと椅子がおいてある。

ここは竹峰流師範 望月秋羅の店

竹筆で書画を描く有名な芸術家

だそうな、竹筆の特許証などの額

も店内にはある。


この店から沖へ向かって、

岩が点々と伸びて大きな岩と岩の間に、

注連縄(しめなわ)が掛け渡してある。


この半島は真鶴半島

我が家からは30〜40分ほど、

近いのではあるが初めて来たのである。

なかなかいい景色でありました。



いつの間にか昨日が終わり今日になり

昨夜来の時折の大雨は

すっかり止みました。


今日は冬至です、冬至としては

異常なほど暖かい日です。


冬になると太陽の軌道が低くなり

従って出ている時間は短くなる が

ドライブは光が低くなり直撃を受ける

眩しいのだ! 結構強い輝度なのだ!




太陽の

      低く激しき

               冬至かな




一陽来復

冬至の日は太陽はどん底 従って

これ以上下がらない

きょうからまた太陽は甦ってくる

農耕民族にとっては甦る太陽

喜ばしい目出度い日なのである!


冬至

人々は太陽エネルギーのどん底の時に

植物などがいままで蓄えてきた

太陽エネルギーを吸収して

これからまだまだ続く寒い冬を健康に

乗り越えようといろいろと考える!


冬至南瓜(かぼちゃ) 冬至こんにゃく

冬至粥(小豆粥) 柚子湯 冬至酒

冬至わんたん 冬至酢だこ 冬至焼きそば

冬至焼酎 冬至発泡酒 冬至ハイボール

エ〜そんなもん あったっけ〜?

とにかく口に入るもんは何でも

エネルギーなのであ〜る!

口に入らなかったのは〜 

柚子湯だけだったかな〜


もらった柚子が5〜6っこあるから

今夜は柚子湯にはいるとするか〜






「 邯鄲至除夜思家 」
              白居易


邯鄲駅裏逢冬至  邯鄲(かんたん)駅の

         駅舎にて冬至にあう

抱膝燈前影伴身  膝を燈前にて抱けば

         影は身に伴う

想得家中夜深坐  想い得たり家中

         夜更けに坐して

還応説著遠行人  やはり遠行の人を

         想い図る






「 遠い異境で家族を想う 」

         (訳詩)はぐれ雲



  邯鄲の駅舎内

  薄暗い 灯火のもと

  膝を抱えて 寒さを凌げば

  寄り添うものは 影ばかり


  思いは到る 遠き故郷

  今夜は冬至 一家団欒

  一人居ない わたしのことを

  心配してるに違いない

  暖かき家族の想い



 異境にて

         冬至の夜の

                  駅舎かな








邯鄲(かんたん)

今の河北省南部にあった、戦国時代の

趙の国の都。商業で栄えた。

「邯鄲の夢(枕)」の寓話で有名。



今日は20度Cに近づくような異常な

高温の冬至でありました。 

それは歴史的な気温であったそうな!

なお北日本のほうは歴史的な大荒れの

天候 大雨 大雪 大風 で

あったそうな 世が乱れると

天も乱れる。



暖かき

       柚子と戯れ

                長湯かな























2010/12/19 21:31:32|その他
二歳の子 満州料理の 忘年会



昨夜は“中国語を学ぶ会”の

忘年会がありました。

満州料理店でした。満州は中国北方故

“中国北方菜”と言うらしい!


焼きそばらしく 焼きうどんらしく

なんとなく

そんな感じの料理がでましたが

あれが典型的な満州料理の一つかも〜


さらに豆腐の和え物

ピリ辛の海老蔵も 一寸傷物だったけど

肉まん がうまかったな〜 これ一押し

分厚い皮の水餃子はでなかったけど




肉まんの

        豊かな味や

                冬の月




鶏肉はど〜も特徴がなかったかな

全般的に素朴な田舎料理と言うところ

でしょうか とてもおいしかった!



学ぶ会

       酔えば歌えよ

                忘年会






この店に 二歳の男子(おのこ)あり

頬白くふくよかにして いとかわいい

そんな可愛い幼子が現れたせいか

孫に逢いたさのあまり ちらほらと

先に帰るものあり2〜3人。


酒は紹興酒5年8年10年と

歳をおうほどうまくなるのは気のせいか

参加者は20人超

とても家族的でお袋の味を感じさせる

いい雰囲気の忘年会でした!


老師をはじめ 会長 幹事 メンバー

それぞれのかもし出す人間性のなせる

ことなのでしょう!


感謝大家!   明年見!




冬銀河

       バス停で待つ

                 酔っ払い





今日は年に数回きり使わない年代物の

プリンターで年賀状を創りました!

このプリンター 時折

言うことをきかなくなり

ソフトもいたずらであり 

悪戦苦闘鼻血だらだら眼しょぼしょぼ

それでも努力の甲斐あって完成!

これで懸案事項一件落着でした!



「坂の上の雲」は日露戦争直前であり

「蒼穹の昴(すばる)」はこれから

日清戦争が始まるころですね〜


ず〜っと冬篭り 

運動不足になっちゃうよ〜



参った魚は目でわかる 

我輩の目もかなり参っている!

 
















2010/12/17 21:26:08|その他
国鱒(くにます)の  泳ぐ西湖や  暮れ早し



“国鱒”

「絶滅」種に指定されている

田沢湖(秋田県)原産の“国鱒”が

山梨県富士河口湖町の“西湖”で

棲息していることが確認された。

田沢湖で最後に確認されたのが

約70年前だという、70年振りの発見!

「絶滅」とされた種の魚の発見は

初めてだそうな!

さかなクンが中坊教授のところへ

持ち込んだことで、判明したそうです。

以上 12月15日のニュースでした。



我輩が嬉しかったのは “西湖”で発見

と言うことだけだったのです!

西湖はいわずとしれた富士五湖の一つ

ですが、

同じ名前の湖が中国杭州にあります。

我輩はその西湖のよく見えるホテルに

かつて一年間棲息しておりました。

とても美しい湖でした!


美は美を誘うというか、美しい処には

たくさんの美しい話があり、

たくさんの美しい詩が詠まれてきました。

それらの中で我輩が一番好きな漢詩は

北宋の詩人 蘇軾(そしょく)の

次の一首です。



「飲湖上初晴後雨」二首

        湖上に飲す 

        初め晴れ後に雨降る

          (北宋)蘇軾


   其二

水光瀲灔晴方好 水光れんえんとして

        晴れてまさによし

三色空濛雨亦奇 三色くうもうとして

        雨もまた奇なり

欲把西湖比西子 西湖をとって

        西子に比せんと欲すれば

淡粧濃抹総相宜 淡粧濃抹

        すべてあいよろし









日本に於いても、美しい景色や植物や

美人や そういうものに接すると

美しい詩も湧いて出るのは自然なようだ!

かの俳聖芭蕉も美しい 松島や象潟で

俳句を詠んでいますね!







松島は笑ふがごとく、象潟(きさかた)は

うらむがごとし。寂しさに悲しみを加へて、






象潟(きさかた)や

      雨に西施が

               ねぶの花

                    (芭蕉)




西子、西施、中国と日本で 子と施と

違うのは何故だかわからないが、同じ

絶世の美人 せいし のことです。


象潟はその後地殻変動によって隆起して

しまい美しい海は今は平坦な畑や水田に

なってしまっております!


西子 西施 が中国でも日本でも

美しさの表現に使われているのは

興味深いことです。


また

国鱒(くにます)が甦ったように

象潟の景色が変化することもないとは

いえないのでしょう〜


我が大和の国にも

最近は西施にもまけない

美人がどんどん現れているように見え

ますが、

ただ見えるだけなのでしょうか?

そんなことはないと思いますが、

大和の国はまだまだ世界に誇れる

美しい国 まほろばなのであります!

この美しい国が永遠に存続することを

願いたいものですね〜

そうして〜も







時を超え

         西湖に生きる

                   冬の鱒





国鱒(くにます)が甦ってよかったですね〜

生きるもののロマンを感じます!


「甦る」

それは現実では難しいことであるが故に

憧れを感じ 夢を見る 

詩や小説 最近では CG の世界

甦る世界に於いては心のままに自由自在

空想 幻想 しかし 少しは現実感も〜

ある世界 想像や創作の世界に於いて

なし得るのかも

それらの一つが 囲碁を打つ こと

正に「忘憂清楽」 空想と現実を

つなぐのは盤上の空間

この広大な空間に白と黒とをもって

世界を描くのである!

とかく人間全てが思い通りに

行くわけではない、もしいったら

それは面白くも楽しくも何でもない

負けがあるから勝ちがある、口惜しさ

があるから楽しさがある のかも

ここに居る夢見る男は時折

囲碁を打つのであるが、その結果は

口惜しさの方が幾分いやかなり

多いようである。

それでも長く続けているのは

そうとうやせ我慢が強いか、

負けず嫌いか どうなんでしょうかね〜

やせ我慢の妙味や いい訳も数しれず。

なのであります!



盤上を

      仙界とする

              冬の蠅(はえ)



冬の蠅は飛ぶよりも

歩く方が得意なようですね〜





















2010/12/16 10:38:15|その他
真似じゃあない 演技であると 鳰(かいつぶり)



鳰(かいつぶり、にお)

  鳩より小さい 水に永く潜れる

  水を“かいて〜もぐる”もぐる時の音が

  “ヅブ ツブ”→“つぶり”なので

  “かいつぶり”

  “にお にほ ” 

   古名で水に入る鳥の意。


真似

  @、模倣 A、動作 ふるまい

演技

  @、技芸を演じて見せること

  A、演ずる技 

  B、いかにも本当らしくふるまうこと



鳰(かいつぶり)が永く水に潜れるのは

 技であり 演技なのである。

 けっして他の水鳥なんかの

 真似ではないぞよ! と

 たんかをきっているのである。

 なんか 鳴き声がいろいろあって

 うるさそうな鳥ですな〜


ところで あの “海老蔵” は

水に潜れるのかな〜

暴走族の リーダー は

地下に潜っているようだけど〜


ウソツキ エビゾ〜 という声が

地底の方から聞こえてくるのであるが〜






にほ鳥の 潜(かづ)く池水 心あらば

君に我が恋ふる 心示さね

      (万葉集 725)


かいつぶりがもぐって姿を隠す池の水よ

心があるなら、君を慕う私のせつない心を

そこに映し示しておくれ!


今日は寒いね〜







クロスカップリング

             夏と冬とが

                     闇夜汁















2010/12/14 19:26:40|その他
昼飯は  何を食おうか  片時雨


昨夜来の雨がまだ降っている!

寒い!

昨日の天気予報とかなり違う、

今日は暖かい筈であった。


天国に一番近い島 ニューカレドニア

暖かいところへ行ってみたいな〜

LCC(L0w Cost Carriar)格安で

計画してみようかな〜

羽田からクアラルンプールまでは

エアーアジアそれから先はどうするか?

明日JTBへ行って聞いてみようかな〜



干物焼く

       煙棚引く

               冬の山




ところで 大阪の“たこ焼き”が

急に有名になっちゃってますな〜

B級グルメが

A級グルメに近づいています!

これもひとえに

大阪市の立ち退き命令の

たまものなのでございます。


たこはあのドイツのパウロ君以来

国際的になっていますからな〜


橋本知事もボチボチしちゃあ

いられませんぞ〜な〜





たこ焼きは

         B級グルメ

                  年の市





もめているのは たこ焼き 

ばかりではないようですね〜

民主党内紛勃発

かたや管〜   かたや小沢〜

管内閣もど〜もね〜

この内閣は

昔の労働組合が急に一流企業の経営を

任されたようなもので

なにやってんだか わけがわからない!

かなり無理がありますな〜

経営者がストライキをやっているように

みえてならないんですが〜

そろそろそろそろですかね〜

すくなくてもあの古い官房長官だけは

早いとこ やめさせないとね〜




小夜時雨

         男はロマン

                  天下とり




冬の雲

         まだ隠棲は

                  早すぎる