半島の先のほうへ行くと、
海がよく見える。
平坦な処に、
店があり海側に冬紅葉が美しい、
手前に数本の枯れ薄の白とあいまって、
いいコントラストを作っている。
庭には白いテーブルと椅子がおいてある。
ここは竹峰流師範 望月秋羅の店
竹筆で書画を描く有名な芸術家
だそうな、竹筆の特許証などの額
も店内にはある。
この店から沖へ向かって、
岩が点々と伸びて大きな岩と岩の間に、
注連縄(しめなわ)が掛け渡してある。
この半島は真鶴半島
我が家からは30〜40分ほど、
近いのではあるが初めて来たのである。
なかなかいい景色でありました。
いつの間にか昨日が終わり今日になり
昨夜来の時折の大雨は
すっかり止みました。
今日は冬至です、冬至としては
異常なほど暖かい日です。
冬になると太陽の軌道が低くなり
従って出ている時間は短くなる が
ドライブは光が低くなり直撃を受ける
眩しいのだ! 結構強い輝度なのだ!
太陽の
低く激しき
冬至かな
一陽来復
冬至の日は太陽はどん底 従って
これ以上下がらない
きょうからまた太陽は甦ってくる
農耕民族にとっては甦る太陽
喜ばしい目出度い日なのである!
冬至
人々は太陽エネルギーのどん底の時に
植物などがいままで蓄えてきた
太陽エネルギーを吸収して
これからまだまだ続く寒い冬を健康に
乗り越えようといろいろと考える!
冬至南瓜(かぼちゃ) 冬至こんにゃく
冬至粥(小豆粥) 柚子湯 冬至酒
冬至わんたん 冬至酢だこ 冬至焼きそば
冬至焼酎 冬至発泡酒 冬至ハイボール
エ〜そんなもん あったっけ〜?
とにかく口に入るもんは何でも
エネルギーなのであ〜る!
口に入らなかったのは〜
柚子湯だけだったかな〜
もらった柚子が5〜6っこあるから
今夜は柚子湯にはいるとするか〜
「 邯鄲至除夜思家 」 白居易
邯鄲駅裏逢冬至 邯鄲(かんたん)駅の
駅舎にて冬至にあう
抱膝燈前影伴身 膝を燈前にて抱けば
影は身に伴う
想得家中夜深坐 想い得たり家中
夜更けに坐して
還応説著遠行人 やはり遠行の人を
想い図る
「 遠い異境で家族を想う 」
(訳詩)はぐれ雲
邯鄲の駅舎内
薄暗い 灯火のもと
膝を抱えて 寒さを凌げば
寄り添うものは 影ばかり
思いは到る 遠き故郷
今夜は冬至 一家団欒
一人居ない わたしのことを
心配してるに違いない
暖かき家族の想い
異境にて
冬至の夜の
駅舎かな
邯鄲(かんたん)
今の河北省南部にあった、戦国時代の
趙の国の都。商業で栄えた。
「邯鄲の夢(枕)」の寓話で有名。
今日は20度Cに近づくような異常な
高温の冬至でありました。
それは歴史的な気温であったそうな!
なお北日本のほうは歴史的な大荒れの
天候 大雨 大雪 大風 で
あったそうな 世が乱れると
天も乱れる。
暖かき
柚子と戯れ
長湯かな
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