人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2011/02/02 8:26:24|俳句中心
権太権太  犬を呼ぶ声  冬茜



小田原で“玄鳥俳句会”の主宰が

指導する俳句教室がありました。

終わってから新年会

この主宰先生は

信念を持って 決してどんな句でも

褒めないようである!

おかげで教育的指導の言葉を

たくさん覚えました!


@、〜のに、〜して、〜されし、

        み〜んな説明ですね

A、人事句は材料として広がりがない

B、散文的だ

C、経験の中から、自分の言葉で

D、言葉の強いのは危険、

        色がついてしまう

E、固有場所、行ったことない人には

         わかんないよね〜

F、言いたい事をあえて捨てるべき

G、みえみえの理屈だよね〜

H、印象が鮮明すぎて、情感が薄い

  逆の場合もある

I、物語にはついて行けない かも

J、情感が古い

K、新鮮味がない

L、観念、言葉の意味だけで新しい言葉を

       使うのには無理がある

M、非情なことは最大の情である

   冷徹に見るべし

N、つきすぎ ですね〜

O、一般的だな〜

  特徴を細かくつかむといい

P、個人的な話はね〜

  日記に書いておくにはいいけどね〜

Q、印象が弱い

R、切れ を入れると

       説明を避けられるかも

S、余分だね、じゃまになる


まあこのへんで 二十の言葉でした!

俳句は詩であり歌である。

説明は短い詩にはむかないようですね〜

直感をどう表現するかと言うことですか



新年会は小田原駅前で

シャブシャブ鍋でした

たくさん飲んで、

たくさんしゃべりました!



平塚に帰って 駅前をふらふら〜




やはらかに

        道路が動く

                冬の果て



銀河系の

        赤い提灯

                 室の花




クロスカップリング

        いずれの店の

                 室の花




熨斗烏賊を

        しゃぶり尽くして

                 寝酒了

















2011/02/01 19:10:35|その他
じじまごの  手談深し  春隣


上つ毛の国の梁山泊より

上毛新聞の切り抜きが届いた!


内容は

伊勢崎こども囲碁アカデミーの10人

が境囲碁研創立10周年記念行事の

一環として

高齢者と子供の囲碁団体戦 即ち

じじまご大会 が行われた

という 囲碁記事でありました。



境囲碁研 は我が朋友が主宰している

ので 2〜3回 参加したことがある。


まずは

10周年 おめでとうございます!

じじまごの交流 よかったですね〜



春の信

      碁は攻めにある

                絆かな



以上   “号外!号外!” でした!


掲載の対局は

じじの方が勝ったのかな?

まごのほうは小さくまとまってる

感がある。



冴え返る

      空どこまでも

               見えすぎて

      
























2011/01/30 19:47:59|その他
清少納言の 囲碁打つ姿 唐椿(とうつばき)



“なでしこ囲碁クラブ”の新年会

その後 囲碁大会をやってきた!

酒を飲んでから囲碁を打つと

だいたいが ヨレヨレ〜メタメタ〜

となるのであるが〜

今日は寒かったせいか、まともに

囲碁が打てた!

このクラブは日曜日は ほとんど

やっている。

場所は なでしこ公民館


囲碁は左脳も右脳も使うらしい

しかもバランス良く

まあ なんとか防止!の為にも

やるべし! と 心がけているのである。

しかし進歩の方は全くないように

思えるのであるが〜

これも気の持ちようしだい

今年は気持ちを入れ替えて

やってみようか〜っと 今は考えている!


まあ 楽しいから やるのであるがね〜




さあここで

       下駄を履かしむ

                新年碁


“下駄”は囲碁の専門技術用語です

知りたい人は囲碁を打つ人に聞いて

ください!



清少納言は囲碁がうまかったようですね〜

しかも知的なすっきり美人のイメージ

かな〜 さしずめ ゆかり先生の如し


確かに 今日は寒い!

予報どおり 大寒波の影響か!

明日は もっと すごいようです!

天気はいいのだが 寒いのだ〜



白と黒

      ただそれだけの

                冬銀河





碁双六

      囲碁宜しくと

                春隣る



















2011/01/29 13:01:44|中文俳詩
春天過去唉 鳥啼哭而 魚眼涙汪汪


春天過去唉 chun1 tian1

            guo4 qu ai4

 鳥啼哭而 niao3 ti2

            ku1 er2

  魚眼涙汪汪 yu2 yan3 lei4

            wang1 wang1




これを日本語に翻訳すると

          どうなりますか?


行く春や  鳥啼き魚の  目は涙


          となります



himadakara もう一丁いっちゃうか〜



寂静呀 ji4 jing4 ya1

  滲入岩石 shen4 ru4 yan2 shi2

    蝉声 chan2 sheng1




また日本語に翻訳すると


閑かさや  岩にしみ入る  蝉の声


            となります


この中国語はコンパクトに 上出来かな

最後の 声sheng1 

上声調 が決まりましたね〜!





ついでに もう一句



波濤汹湧的海 bo1 tao1 xiong1

          yong3 de hai3

 上佐渡 snang4

          zuo3 du4

   天河横放呀 tian1 he2

         heng2 fang4 ya1



これも 日本語に翻訳すると


荒海や  佐渡に横たふ  天の川


             となります

中国語の方は字数が多すぎるかな〜

いまいち でしょうかね〜





以上 日本語の翻訳は全て 芭蕉さんに

お願いして、やっていただきました!

さすがに 俳聖 うまいですな〜


芭蕉さんは李白さんと同じように

大好きな詩人です。

今後は芭蕉さんも李白さんと同じように

我が朋友となってもらいましょう!


芭蕉は俳聖 李白は詩仙 と日本人は

いうけれど

ちょっと大げさだよね〜

どちらも 聖人でも仙人でもない

人間らしいまさに

人間そのもののように見えるがな〜

まあ我が朋友(ポンヨウ)だから

蕉ちゃん 白ちゃん 

ということにしよう!

よろしく〜



日向ぼこ

      目蓋(まぶた)の裏は

                 紅蓮かな


冬の日差しは意外と強いんだよね〜

目をつぶると真っ赤っ赤

表面は暖かくて気持ちいいのですね〜

何?

中国語に翻訳しろ!  とな

じゃあ 白ちゃんに 頼むとするか〜

よし 電話してみよう〜 、、、、、、

だめだ〜   

今長安の酒場で眠っちゃってるとよ〜






















2011/01/28 17:06:31|Pre 旅 (旅行事前)
酒なくも 一句ひねって 屠蘇気分(太原)


昨日は 俳句会の新年会がありました。

あさっては 囲碁撫子くらぶの新年会

次の日は 小田原教室の新年会

やはり新年会は遅くとも一月中には

なのか 月末集中ですね〜



春を待つ

       今日の予定は

                何も無し


今日もとてもよい天気です!

窓を開けただけで低い日差しは

部屋中に入る。

このままで蒲団を干したことになる!



窓を開けた

       ままが我が家の

                蒲団干し


テーブルに

       残るステーキ

                春隣






Pre 中国旅行

太原市 晋祠

太原市は山西省の省都

とおいとおいはるかなむかし

春秋時代 太原は晋の都でありました。

紀元前1000年?

数えられないくらい遠い遠い

昔の話ですね〜

晋の初代君主は 唐叔虞 この唐さんを

祀っているのが 晋祠 だそうな

太原出身の有名人は我輩にとって

詩人の王維、白楽天、

さらに「三国志演義」

の作者 羅貫中 も太原市だそうです。


漢詩を探していたら 

李白 の詩がありました。




「太原早秋」

                (盛唐)李白



歳落衆芳歇  歳落ちて

          衆芳やみ

時当大火流  時は大火の

          流るるに当たる

霜威出塞早  霜威 塞(とりで)を

          出でて早く

雲色渡河秋  雲色 河を渡って

          秋なり

夢遶辺城月  夢は廻る

          辺城の月

心飛故国楼  心は飛ぶ

          故国の楼

思帰若汾水  帰るを思えば

          汾水のごとく

無日不悠悠  日として悠悠

          たらざるは無し





「 旅人太原の秋 」

         (訳詩)はぐれ雲



 年半ば   花散り尽きて

 火星西に  流るる秋

 霜威は   塞外に早く

 雲色は   黄河を越えて秋


 我が夢は  辺境を行き

 心は遠く  故郷の家

 郷愁は   汾水の流れ

 いっときも 留まること無し


太原

      辺城の月 

              時流る





旅人は何処にいても、秋の風情に

郷愁を覚えるらしい!


太原市もいいところのようですね〜

今から楽しみです!