人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2011/02/07 7:36:24|Pre 旅 (旅行事前)
五台山は あまりに遠し 座禅草


「五台山」

を訪れた日本人 今から1200年ほど

前の話です。

円仁というお坊さんがおりました。

円仁は我が故郷 下つ毛の国出身者

我が生誕地の隣町 壬生町の出

当時の豪族 壬生首麻呂の子として

生まれる。

15歳のとき

唐より帰国した最澄に師事し

21歳で出家 当時の世界の先進国

唐を目指す。

一回目の渡航失敗 二回目も失敗

そうして三回目も船はコントロール

不能 渚に乗り上げずぶ濡れ上陸

上陸した場所は今の楊州市

最後の遣唐使の一人として留学するが

目指す天台山へは許可がおりず、

何度も願いをだすが許可されず。

さらに 帰国命令をうける。

やもうえず遣唐使一行と離れて

不法在唐を決意する!

しかし 中国語はできず、知人も

おらず、しかも当時の唐は仏教弾圧の

時代。そこで助けてくれたのが

新羅の僧であった。そうして

山東半島にあった新羅人在唐社会の

紹介で五台山へ向かう!

五台山を巡礼し 

大興善寺の元政和尚から

灌頂を受け、金剛界大法を授けられる。

更に長安へ行き 修行の末

上陸後9年6ヶ月を経て 帰国する。


帰国後 第三代天台座主となり、

天台宗の教えを全国に広める。

慈覚大師円仁といわれる。

開いた寺は 関東に209寺

東北に 331寺

山形の立石寺や松島の瑞巌寺

浅草の浅草寺もそれらの一つである。


円仁の日記「入唐求法巡礼行記」には

唐の武宗による仏教弾圧 会昌の廃仏

の記載あり。

山東半島〜五台山 1270KM58日間

五台山〜長安   1100KM53日間

全て徒歩行脚 まさに 金剛王ですな〜




大航海

       麦踏む時節

                上陸す



咳(しわぶ)けば

          隣の家も

                咳けり



枯蓮や

       ちょっとリセット

                旅支度



近眼の

    魚氷(うおひ)に上がる

                涙して



薄日射し

     晴れて天下の

                春となる



曲水の宴

       コップに酒を

                注ぎしかな



春めくや

       二人でごはん

                食べようか

















2011/02/05 16:00:35|Pre 旅 (旅行事前)
旅を二度  楽しむ術(すべ)や  春炬燵(Pre旅)


釣りに行く前夜

仕掛けなど造っている時は

至宝の時間となる 

嬉しくて眠れぬほどの〜

デートの前日なども

遠すぎて既に忘れてしまったが

旅もまた 同じ


そんなわけで本ブログのカテゴリーに

Pre 旅(事前旅行)を追加しました

これから行く予定のあるところ

行きたいところ等を

調査 空想 憧れ などの夢を見る

そんな分類です

以後 よろしく〜



どっぷりと

       春の炬燵の

              眠りかな



























2011/02/04 18:37:15|Pre 旅 (旅行事前)
膝の屈伸  足の裏にも  春立ちぬ(五台山)




今日2月4日は立春です!

暦の上では これから立夏5月6日の

前日までが 春ということになります!




昼酒に酔う

        春の鹿

              立ちにけり




Pre 中国への旅

つぎは 五台山へ行くのでしたかな!

五台山は仏教の霊山

文殊菩薩の聖地として知られる。

別名 清涼山 世界遺産になっている。

五つの主要な峰により構成されて

いるので五台山というらしい!

寺院が多く 

繁栄の時期には300以上もあったそうな

現在でも47の寺院が存在する!

ここを訪ねた 日本の僧は

霊仙 円仁 成尋 などである。



漢詩を探していたら、正岡子規の漢詩

が見つかった!

子規の最晩年、病状重く

病苦の運命への憤怒から

死への安息境への悟りへの表現が

あらわれているように思える。

題はない。無題としよう。




「 無題 」

            正岡子規



馬鹿野郎糞野郎  馬鹿野郎

              糞野郎

一棒打尽金剛王  一棒打ち尽くす

              金剛王

再過五台山下路  再び過ぎる

             五台山下の路

野草花開風自涼  野草の花は咲き

             風自ずから涼し




若くして死の病に苦しむ

子規の無念さがほとばしり出ている

泣ける詩です!




五台山

       麓の路に

               春の花



野草咲き

       風の涼しさ

               五台山


















2011/02/03 22:22:17|その他
恵方巻きを 買い求めたく 夜の街


今日は節分 おりしも農暦1月1日

春節です!

中国語の帰り 

無性に恵方巻が食べたくて

夜の街へ

各家々より 豆を投げられ

追い出された鬼達が

夜の街を 闊歩している

まさに百鬼夜行の観である

我輩もそれらの一鬼になっている



一鬼なら

       鬼らしくせよ

                鬼やらい




明日は立春 

いよいよ春なんですね〜



今年の恵方は

「南南東やや右」だそうな

よ〜し こっちだな

さあ 食おう 恵方巻



百鬼夜行

       みんなで行けば

                  鬼わらい





















2011/02/03 12:54:38|その他
腐れ大相撲  宿禰(すくね)の寒も  大噴火



許せないことが起きる世情ですね〜

世情 日本がまたなめられてしまう!

トップの“タガ”が外れてしまうと

いろんな“タガ”が外れてくる。

なにっつ!ながれで 涎ながすのだと〜

野見宿禰(のみのすくね、相撲の始め)

も怒り狂っているに違いない!

神々の山も大噴火を繰り返している!

新燃岳 大噴火8回に

日本に来る渡り鳥達も み〜んな

病んでいるようだ!

しゅういには鵜の目鷹の目で日本を

狙っている猛禽類が うようよ


“日本のタガ”が外れかかっている

あの“鈍管”は自分のこととは

思っていない、自分の影響が及ぼす

大きさを理解できないらしい!

タガが外れてしまいそうなのが

自分が原因なのだと気付いていない!


なんとかしてくれ〜

早くリセットして まわしを締めなおして

出直さなければならないのだ〜



我が日本国のことなのですぞ〜