人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2011/05/03 17:08:35|紀行
水席に 手を突っ込んで 夏料理(学ぶ会5)




洛陽故城の真不同飯店

水席(すいせき)は洛陽の名物料理 

昨日少林寺の帰りに食べられなかった

ので今日食べられて満足!


真不同飯店 面白い名の料理屋でした。

天下第一宴 水席真不同

かなりのこだわり料理でした。


この店に 宮廷衣裳がおいてあり、

かわるがわる着てファッションショー

則天武后や楊貴妃が

たくさん誕生しました。

本ブログに掲載しなかったのは、

美を競うあまり戦いに発展するのを

恐れたからであります。


更に更に 杜康(とこう)酒


憧れの酒に出会えて どっぷりと

酔いを尽くしたのでありました!




夏兆す

       憂いを解くは

                  杜康のみ






「 短歌行 」

                  曹操


対酒当歌  酒に対して

         まさに歌うべし

人生幾何  人生

         いくばくぞ

譬如朝露  たとえば

         朝露のごとし

去日苦多  去る日は

         はなはだ多し


概当以慷  概してもって

         慷すべし

幽思難忘  ゆうし

         忘れがたし

何以解憂  何をもってか

         うれいを解かん

唯有杜康  ただ

         杜康あるのみ





“杜康(とこう)”とは

初めて酒を造ったとされる伝説上の

人物であり、 酒の異称でもある。




味よりも

        名前嬉しい

                 夏の酒



















2011/05/03 15:43:24|紀行
夏めくや 伊水見下ろす 盧舎那仏(学ぶ会4)


龍門石窟

天気好!

暖かく 少し歩くと汗が出る。

伊水のほとり 川風が心地よい


則天武后はかくも美しかったのかと

彼女をモデルにしたと言われる

大仏を惚れ惚れと見上げるのでした!


この大仏は奉先寺という寺の寺内に

あったらしいが、寺の建物は何も無く

岸壁に全て露出されているものでした。

他の仏像もみな同じでした。


杜甫の訪れた頃は

寺の建築物もあったようである。

彼は奉先寺に一晩泊まったと

詩の中で書いている。




春深くして

        雲に臥す

                奉先寺




星垂れて

        天の宮門

                夏もよう





まるで磨崖仏の化身のような花が

ほこりにまみれて咲いておりました。



崖に咲く

       埃まみれの

                春の花


















2011/05/03 12:48:13|紀行
少林寺 求法鍛錬 朱夏に入る(学ぶ会3)


天竺より来た僧に禅の教えを乞う中国僧

教えてもらえず ただ立っているのみ

風の日も 雨の日も 雪の日も

天竺の僧いわく

「この真っ白い雪が 真っ赤な雪に

ならない限り教えられず」と

中国僧 雪中に立ち尽くし

各々 己の肘を断つ(切る)

あたりいちめん 真紅の雪に〜


天竺の僧とは 達磨だったとか、、

立雪亭 断臂求法 のいわれ

ガイドさんに聞き感動したわけです!




茶摘歌

     断臂求法(だんぴぐほう)の

                   夢の跡




春深し

        紅い雪降る

                   少林寺





















2011/05/02 22:41:15|紀行
アルボラや 紅い帽子の 牡丹咲く(学ぶ会2)


河南科技大学の日本語科の学生

との交流会

アルボラとはアルバイトのボランテア

の意味だそうな!

なるほどね〜素直な我輩はすぐ

感心納得するのでした。

学生が教えてくれました。


中国語の好きな人は中国語で

日本語の好きな人は日本語で

交流しました。

我輩はどちらも好きなので

チャンポンで話しをしました!


学生たちは日曜日にもかかわらず、

対話の後 洛陽博物館見学 更には

昼食までつきあってくれました!

嬉しかったことです。

自分の子供や孫みたいな学生と

大変盛り上がって、

歓喜の世界に陥っている昔の若人が

多数見られました!


北側が陽でもって南側が陰という

よって洛河の北側だから洛陽で

山の西だから山西省で河の南側だから

河南省という。

ガイドが言っておりました。

金目川の向こうは

何と言うのでしょうかね〜

何 纏だって 違えねえ




洛陽や

       三皇五帝の

                 春の夢





河南省で二里頭遺跡が発見されて

それまで伝説だけの存在であった

夏の国の存在が現実となりつつある。

紀元前16〜21世紀の話ですからね〜

河南省は中国文化の中心で

あるばかりでなく

中国そのものの発祥の地

でもあるようです。


博物館にそんなことが書いてありました。

古すぎて我輩にもわからない!




洛陽城東(らくようじょうとう)

       桃李(とうり)の花

          人不同(れんぶとん)
















2011/05/01 19:33:34|紀行
江戸小路より 旅は始まる 惜春歌(学ぶ会1)



中国語を学ぶ会の

研修旅行が始まりました!


今夜は憧れの地 洛陽泊まり

トランジットの為、北京で暇つぶし

昨夜 嬉しくて眠れなかったので

北京の街は ふ〜ら ふ〜ら

夢の中で御座いました。


なが〜い なが〜い 北京の路地裏

半分眠りながら クシャミ し放題

でるもの ところかまわず!

鼻水 たら〜り たら〜り

中国に来ても

花粉症は治らないらしい

去年は治ったんだけどな〜

まあ 花粉にもいろいろ有るからな〜







そうこうしている間に いつのまにか

洛陽の宿で寝ていたのでありました!




春惜しむ

        十三朝の

                 洛陽で