人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2011/11/02 23:59:22|俳句中心
秋深し 虫の名の無い 李白の詩





旅の宿 朝日あかあか 茶立虫




世の中にはいかにも興味尽きない

不思議な虫がいる。


蜘蛛 かまきり 蓑虫 蟻地獄 蛍 

糞転がし 落し文 蚤 螻蛄 放屁虫

茶立虫 腹の虫 出歯亀 酒虫 鉦叩

脛齧り 泣き虫 等々きりが無い


創造主はどんな気持ちで創ったのか

いづれも傑作なのである。



秋深し 虫の名の無い 李白の詩




李白の詩には酒と月の詩は

やたらと多いが、虫の名は

見あたらないな〜

焼き鳥屋で李白に会ったら

虫の話でもしてみようか、そうして

螻蛄の串焼きなど

食わしてみようかな〜





玲籠として 我が家の主の 鉦叩





  「玉階怨」

           (盛唐)李白


玉階生白露  ぎょくかいに

         白露生じ

夜久侵羅襪  夜久しくして

         らべつを侵す

却下水精簾  すいしょうの

         簾を却下するも

玲瓏望秋月  れいろうとして

         秋月を望む





晩秋の月が煌煌と輝いています。

鎌のような月です。

木蓮の樹に蓑虫が垂れ下がり

微かに揺れているのです。

何か声も聞こえてくるようです。



光降る夜 蓑虫の 泣いており


















2011/11/01 19:57:18|俳句中心
颯爽と 鬚の関帝 神の旅



鰯雲 立冬前の広い空




今日から11月 旧暦では10月6日

神無月です。

立冬はもうすぐ11月8日です。

秋ももうすぐ終わりですね〜


よい天気でした。

鰯雲が西の空を埋めて広がって

速く歩くと汗が滲んできます。


神無月だから、日本の八百万の神達は

出雲への旅に出たのかな〜




颯爽と 鬚の関帝 神の旅




三国志の関羽も中国ではもうとおに

立派な神になっているのだが、、、

日本では横浜中華街に来てから

だいぶ経つので、先日 八百万の

大会議が行われ、今までの実績を

認められて、めでたく八百万の

仲間入り となったわけであります。

そんなわけで出雲への

神立ちとなったわけであります。 


何で行こうかな〜

馬に乗るのが慣れているのだが、遠いし。

新幹線や飛行機は まだ新人だからな〜


ということで、バスのたびとなったのです。

関東の八百万の神々はみんな

バスにしたらしい!

ちょっと景気悪いから しょうがないか〜

金もないし自粛したらしい〜

その代わりバスの中で新人歓迎の大宴会

楽しい旅はどこまで行ったかな〜


我輩も行きたかったのだが、

まだ百年早いと言われたので仕方なく

土手を散歩しているわけです。




バスの旅 渋滞にあう八百万



木枯らしの飛ばされて行く東海道



そうだよな〜

東京では先日 もう木枯らし一号が

吹いたそうだからな〜


我輩はちょっとそのへんでね〜



日脚伸ぶ ちょっとそこまで指だしに




俺も出雲に行きたい〜 っと

金目川土手の樹木の神が飛び出して

きましたが、

やはり、百年早いと言われたそうです。

           (写真 下)

















2011/10/31 10:13:38|俳句中心
いぼむしり石打ちおろす四連碁





いぼむしり石打ちおろす四連碁




昨日は撫子公民館で

囲碁を打ってきました。

四連戦 久しぶりに頭を使いましたな〜


囲碁を打つ人間の生態には

面白いものがあります。


大上段にかまえて音高らかに石を打つ者

無言でそっと置く者。

打った後すぐ頭を書く者、痒いのかな〜

一途に瞑想している者

こうなって、ああなって、だから〜

予言する者

いらいらして、待つのが苦手な者

終わった後 必要以上に言い訳をする者

相手のことばかり気になる者

きっと盤上では自分の打ち碁よりも

相手の石ばかりみているのであろうな!


いろいろと

囲碁とは雑多なことでも

楽しいものなのである。



いぼむしり(疣むしり)とは

かまきりのことです。疣をむしるらしい


かまきり(鎌切)には種類が多いだけでなく

名前も多い。


蟷螂(とうろう)、鎌虫、疣虫(いぼむしり)、

疣じり、蠅取り虫、拝み虫、拝み太郎、

ギリシャ語では mantis

予言者 の意味

英語では praying mantis

祈る予言者か又、preying mantis

捕食する予言者とも

中国語では蟷螂tang2langでした。

その他 

枯れ枝 ボクサー 枯葉かまきり等



ならば我輩も一発命名してやろう!

“碁打ち虫”なんてどうだろうかな?

あの痩せ細った鎌手で石を打ち下ろす

のである、その後頭をかいたり、

祈ったり、瞑想したり、鎌かけたり、

鎌だしてちょっかい出したり、

そんな碁打ちが いっぱいいるのでな〜




打った後 頭かいてる 碁打ち虫



天高し 宇宙の初めに 一子打つ





もう既に桜の花が咲いていました!

びっくりしましたね〜

金目川の土手です。

人面(猫面)樹もありました。

一番下の写真よ〜く見て〜


こういうのを帰り花と言うのでしょうか

返り花、忘れ花、狂い花、狂い咲き




返り花 石音高き 三局目















2011/10/29 20:50:30|その他
秋深し 誰と会うのか 出合い茶屋




この出合い茶屋の 隣の茶屋の店頭に

紅い乾燥された実なのでしょう

思わず引き寄せられるそんな

美しさでした。


上から二番目 ほおずき位の紅い実

何の実なんでしょうか?

たくさんありますね〜

三番目は唐辛子

四番目はとうもろこし 

とうもろこしは 白 黒 黄 

いろいろあるんですね〜


出合い茶屋の方では 

猪鍋もやってましたよ〜



実はまさに紅葉葉よりも紅なり


実は実にもみじ葉超える美しさ


(みはじつに)





「四等美女」


一等美女漂洋過海、yi1deng3mei3nu3
                 piao1yang2guo4hai3

二等美女深圳珠海、er4deng3mei3nu3
                 shen1zhen4zhu1hai3

三等美女北京上海、san1deng3mei3nu3
                 bei3jing1shang4hai3

四等美女等待下海。si4deng3mei3nu3
                 deng3dai4xia4hai3





「四等級の美女」


一等の美女は 海を渡って外国へ

二等の美女は 深圳 珠海へ

三等の美女は 北京 上海へ

四等の美女は 夜の淑女に

      (現代中国風刺詩事情より)



な〜るほどね〜

我輩は深圳へも珠海へも

行ったことがないので、

今度行って確かめてみないとな〜




超新星 光の波は 波を越え




超新星 光の波は 秋の果て



季語がなかったので、

ちょっとかえました。






(後記)

おはようございます。

ハナナスビですか、きれいなもんですね

一個もぎとって食べてみようかな と

思ったのですが、逮捕されそうな

危険をさっしたのでやめました!

ニュートリノパソコン いいですね〜

確かに遠ければ遠いほど

時を追い越せて先に着く

例えば、地球を100万回回ってから

届ければ、昨日着く。もっと早く

届けたければ200万回 回してから

届ければ一昨日届くことになる。

総て結果がわかってからわかる前に

結果を送ってやれば、間違いなく

大金持ち 何で? 

値上がりする株を買えばまちがいなし

ど〜もよからぬことを

すぐかんがえちゃうもんだ!

だれか内緒でニュートリノパソコンで

メールくれないかな〜

儲けの半分やるけどな〜

          謝謝!(nuretedeawao)















2011/10/27 11:11:38|
白雲をもて 秋空に 絵を描く




気がついたらすっかり虫の音は消えて、

ただの闇だけがあるのです。

秋の虫はもうすっかり

消えてしまったのでしょうか!



ここはただ たった一人の 濁り酒




夜が明けて

またまた素晴らしい色の青空です。







「 白雲をもて 秋空に 絵を描く 」

                 


刷毛にてさ〜っとなぜると

白い鳳凰


墨をちょっとまぜて横にひけば

淵に潜んでいるはずの龍が

白い火を吐いている


太い筆でひけば

お〜白鯨が天を泳いでいる


たっぷりつけてばら撒けば

バブルが空に満ちてくる


う〜ん なんか頼りないな〜

ならば


秋雲に 食べるラー油を ぶっかけろ