人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2012/01/06 12:30:33|その他
馬くえば鯨うまいと薬食い



グータラしていたので、


風邪を引いてしまった、

咳と鼻水がひどくて、頭が痛くなって、

喉が痛くなって、鼻がグシャグシャ


ドラッグストアー CREATE で

薬を探していたら、たぶんここの薬剤師

白衣の爺さんが寄ってきて、

この爺さんおしゃべりで、

あ〜でもないこ〜でもない、

しゃべうこと、しゃべること、

我輩は言葉多き人間がもともと嫌いで

さらに気分不調 うっるさいな〜

面倒くさいから、爺さんの勧める薬を

買ってきて、飲んだもんだ!


この薬それなりによく効いて、

やっとよくなってきたのでございます。


薬の名前は

牛王南天 カゼソフトカプセル

ユニックメデカル株式会社製

なんとなくいかがわしい名前なのだが、

効いてるようだ、


我輩が風邪を引くなんて、まっこと

珍しいことなのでして、久しぶりに

人間らしさを味わったわけです。


くしゃみと咳が大変でして、

たぶん隣まで聞こえたことでしょう!

飲みすぎの胸焼けと風邪の喉やけの

相乗効果で 

苦いげっぷが出てきてね〜



咳き込めば逆流性のげっぷかな




でも、まだ完全に治ったわけではなく、

左の穴からはまだ鼻水がツーッツダーッツ

今市なのです。



水洟や左の穴だけいつまでも



風邪などに負けてたまるか迎え酒



水洟には少しの酒が効くようだ!

あのうるさい爺さんに

言ってやろうかな〜



 「 馬 」


表揚了 指鹿 為馬的、


biao3yang2la

   zhi3lu4wei2ma3de ,


提抜了 溜須 拍馬的、

ti2ba2le

   liu1xu1pai1ma3de ,


苦了 当牛 坐馬的、

ku3le

    dang1niu2zuo4ma3de ,


整了 単槍 匹馬的。

zheng1le

   dan1qiang1pi3ma3de .




 「 馬 」


鹿を指差して馬と言う人がほめられた、

おべっかを使う人が抜擢された、

牛や馬のように働く人が苦しめられ、

一匹狼は整理された。




役人生活に出世するか左遷されるか、

その境目ははっきりしている。

後ろ盾の無い者は左遷され、鹿を指して

馬と言う人は出世する。

馬の熟語が四つならんで、

役人とは生き馬の眼を抜くもので

なければならぬのであろう。

    (現代中国風刺詩事情より)




そう言えば、中国の詩人には

役人生活に

恵まれないのか 向かないのか

そんな詩人が多かったようだ。

我輩の大好きな

李白、杜甫、陶淵明、蘇軾、等の

大詩人達も役人生活には恵まれず、

放浪、左遷、棄職、の貧乏生活

だったようですね〜


そう言えば我輩も

性格的に 本能的に

馬を鹿とは言えないからな〜

鯨を馬というかもしれないけど〜



馬くえば鯨うまいと薬食い



まあ なにを言われようとも

馬耳東風 知らぬ顔の半兵衛ですかな〜

本人は結構うまくできた俳句daと

おもってるんだがね〜

俳句とは自己満足の芸術nanoだと

言われているが、

いや言っているのだが〜ね〜

















2012/01/03 22:37:22|
霙降るその後は晴れてトイザラス



昨日のことでした。

霙がふっておりました。

その後晴れてきて、

トイザラスへ行きました。

雪が降れば大喜びだったのですが、

我輩のことですよ!



今年は三歳になるよていです。




正月やたまった新聞拾い読み




新聞を読むのも面倒になって、

テレビばかり見ているのです。




 「 友人会宿 」

         (盛唐)李白




滌蕩千古愁 滌蕩(てきとう)す 

         千古の愁

留連百壺飲 留連す 

         百壺の飲

良宵宜清談 良宵 宜しく

         清らかに談ずべし

皓月未能寝 皓月(こうげつ)

         いまだ寝るあたわず

酔来臥空山 酔い来って 

         空山に臥せば

天地即衾枕 天地 即ち

        衾枕(きんちん)なり








「 友人と宿泊 」

          (訳詩)はぐれ雲



洗い流そう 千古のうれい

飲み続けよう 百壺のさけ

これほどの極上の夜は 語り合うべし

月光はるか 眠るあたわず

酔いきたりて 空山に寝そべれば

天は布団で 地はまくら


千古の愁いを百壺の酒で飲みつくす







空山

人気の無い山中、何も居ない山中。


衾枕(きんちん)

掛け布団と枕 中国には一般に

敷き布団は無い、生活習慣上

敷きっぱなしのマットは有るようだが。

したがって、衾は掛け布団。














2012/01/01 0:50:27|その他
去年今年(こぞことし)焔のなかのコップ酒





去年今年(こぞことし)

        焔のなかのコップ酒




去年今年通しで八坂神社へ

お参りしてきました。

御神酒が出たので、

焚き火にあたりながらコップ酒 

去年から今年にかけてのことです!

除夜の鐘がどこからともなく

聞こえてくる。

今年は暖かい、いや今日は暖かいでした。


もう正月ですよ〜

あけましておめでとうございます!

みなさん本年もよろしく〜




原色のあまりに深き冬紅葉
















2011/12/31 10:53:43|俳句中心
寒造り陶淵明に飲ませたし






も〜い〜くつねると〜おしょうがつ〜



ということで、

年の暮れに残る日数が少なくなること、

また、日数の残りも少ない年末。

これを 数へ日(かぞへび)と言います。



数えたことのない我輩でもわかる

今日は大晦日

残り日は一日をきりました!




数へ日や白雲尽きることのなし



白雲は、世俗の薄汚れたものの

対極に位置する、高く遠いもの。

隠逸の象徴である。

山中には白雲があります、ただし、

この白雲は持っていくことができません。




数へ日や西施に切らす伸びたつめ



爪が伸びてきたけれど

誰も切ってくれない。しょうがないから、

かの中国の超美人 

西施に切ってもらうことにしました。



かすかなるくしゃみ激しき隙間風


今朝はくしゃみ一発で目が覚めました。

かすかな大晦日の隙間風が

我輩を起こしてくれたのでした。



 「 才知道 」

 cai2zhi1dao


到了 北京 才知道 官小、

dao4le bei3jing1 cai2zhi1dao

guan1xiao3


到了 東北 才知道 胆小、

-- dong1bei3 --- dan3xiao3


到了 上海 才知道 楼小、

-- shang4hai3--- lou2xiao3


到了 深圳 才知道 銭少、

-- shen1zhen4--- qian2xiao3


到了 海南 才知道 自己身体不好。

-- hai3nan2---

zi4ji3shen1ti3bu4hao3





「やっと知った」


北京へ行ってから

やっと自分の官位が低いことを知った、

東北へ行ってから

やっと自分の肝っ玉が小さいことを知った、

上海へ行ってから、

やっと自分のビルが小さいことを知った、

深圳へ行ってから

やっと自分のお金が少ないことを知った、

海南へ行ってから

やっと自分の体が良くないことを知った。




北京は高官が多い、

東北は強盗が出没する、

上海は高層ビルが林立し、

深圳は金持ちがわんさといる、

海南は夜の淑女が闊歩する、

せっかくの美女の誘いだが、体力が無い。

悔しくて、切なくて、なさけなくて、

とほほほほ、、、、、、、、、


     (現代中国風刺詩事情より)



いやあ〜中国は広い国ですね〜国内に

外国がたくさんあるようだ!

しかし いやあ〜なんのなんの〜

平塚近辺も捨てたもんじゃあないですよ〜

伊勢原には夜の女狐が出没するというし、

秦野の山では夜な夜な狸が腹をたたいて、

あやしげな闇汁大会をやってるというし、

大磯の山では真っ赤な目の狛犬が

舌を出して群れているというではないか!

平塚は大都会だというけれど、

あっちこっちに謎の死体が

捨てられているという!

平和なのは花咲く纏の里だけなのですよ〜



寒造り陶淵明に飲ませたし



バス待つや木の葉雨降る風の路



冬の靄(もや)大船観音振り返る
















2011/12/28 0:20:48|その他
君帰る潤目鰯の眼の如し



                      
冬の虹西施愕く(おどろく)眉二スト




眉二ストとは

仲間ゆきえ  ダルビッッシュ

ッが一つ多い 冬茜

眉の容がいいらしい

そを人はいう眉二スト



今夜は中国語を学ぶ会の忘年会

よっぱらって 二次会 三次会

何語をわめいているのか

わからなくなって

またいつものように我が庵


我がことに感心するのはただ一つ

方向音痴のくせに我が家の臭いを

かぎつけて

1人で帰る 冬の空 帰れるんですね〜



今夜の店は マンマミーヤ

イタリア料理の店 平塚駅前

なんか猫のごはんのような名前の店



今夜はなぜかワイン白い月かな




明日から全ての予定が無くなって



口あいて冬のとろろを流し込む



あいた口は塞がにゃあならぬイタリアーノ



君帰る潤目鰯の眼の如し



夢の道草振り返る夜忘年会



ヒートテックの股引はいて忘年会




股引 ももひき と読みます!






朝寒く 昼小春日 夜酔っ払って星月夜

良い天気でした

もうすぐ正月ですが

そんな感じは全くしないですね〜

 

数へ日やスピード感もなにもなし





「 対酒憶賀監并序 」

          (盛唐)李白


四明有狂客 四明に

         狂客有り

風流賀季眞 風流なる

         賀季眞

長安一相見 長安に一たび

         相見えしとき

呼我謫仙人 我を呼ぶ

         謫仙人なりと

昔好盃中物 昔盃中の物を

         好みしに

翻為松下塵 かえって

         松下の塵となる

金亀換酒処 金亀酒に

         換えし処

却憶涙沽巾 却って思えば

         涙巾をうるおす



 「 賀知章 」

       (訳詩)はぐれ雲


四明山の地に 

風変わりな者がいた

風流洒脱 賀季真と言う

はじめて長安にて 会いしとき

我輩を 謫仙人と呼ぶ

昔は盃中の酒が 好きだったのに

何と今は 松の木下の

墓の土となってしまった

腰飾りの 金亀を

酒に換えて 飲んだあの場所

ふりかえり想えば

涙ハンカチを濡らす




(賀知章) 

字は季真 会稽(切浙江省紹興)の人

そうですあの紹興酒の里出身

盛唐の詩人 若くして進士に及第

中央の役職を歴任 礼部侍郎までなる

しかし晩年は放縦な生活

四明狂客 秘書外監などと称し豪遊。

天帝のもとに遊んだ夢を見たことから

郷里に帰って道士になろうと志した。

酒飲みでも有名

杜甫の詩 飲中八仙歌 に

「知章が馬に乗るは船に乗るに

似たり、眼くらみ井戸に落ちて

水底に眠る、、、、」とあり

ちなみに李白は

「李白一斗 詩百篇 長安市上

酒家に眠る 天子呼び来たれども

船にのぼらず 自ら称す

臣はこれ酒中の仙と、、、、」


連中の交友はうらやましい限りですね〜

我輩にも とおいむかし それに近い

こともありましたかな〜



ヒートテックの股引はいて旅の空