炬燵の中で寝ていて、
寝返りをうつと、腰がつかえる。
もちょっと炬燵のやぐらが
高ければよかったんだがな〜
今日は一月尽 明日から二月です
立春は二月四日なれど、我輩は
既に春になったつもり
だけど、ますます寒くなる予報
ですね〜
寝返りに腰のつかえる春炬燵
魚屋へ行ってみました。
ひらめ がいて、 どっこ と言う
北海道の魚がいました。
お姉ちゃんに
どっこはどう料理して喰うのか?と
聞いたが ちょっとめんどうだな〜
しょうがないから 目刺 を買いました!
千葉県産 九十九里で獲れた!
これが うまかった! 料理は簡単。
焼くだけだよ〜 背黒鰯 と言っていた。
つまみには背黒目刺の丸かじり
酒坏尒 さかづきに
梅花浮 うめのはなうけ
念共 おもふどち
飲而後者 のみてののちは
落去登母与之 ちりぬともよし
酒坏に 梅の花浮け 思ふどち
飲みての後は 散りぬともよし
(万葉集 1656 大伴坂上郎女)
酒坏に梅の花を浮べて 親しいどうしが
飲んだ後は 散ってしまってもええよ〜
散るならば梅 存分飲んだ後にせよ
官尒毛 つかさにも
縦賜有 ゆるしたまへり
今夜耳 こよひのみ
将飲酒可毛 のまむさけかも
散許須奈由米 ちりこすなゆめ
官にも 許し給へり 今夜のみ
飲まむ酒かも 散りこすなゆめ
(万葉集 1657)
役所でも 許してくれている
今宵だけ飲もうと思う酒なのか
花の咲いているうちは集まれるよ〜
だからさあ〜
梅の花よ〜
ゆめゆめ散ってくれるなよ〜
梅咲かば 内輪の酒はオーケーだ
梅の花 散らずにながく酒のため
禁酒令が天平九年(737)と
天平宝字二年(758)に出ているが
時期的にみて前者らしい。
しかし
梅の花見の内輪の酒だけは
許されていたらしいね〜
法律もこのぐらいの 粋な計らいが
あるといいのだがな〜
(後記)
コメントありがと〜
節分にイワシを焼いて、頭を柊の小枝に
さして戸口にかける。栃木ではやってる
だろ〜ね〜
イワシを焼いて 悪鬼を払う! 悪鬼は
イワシを焼く臭いが嫌い。と言われる。
福は内 福は内
そうして最後に一回だけ
鬼は外
と迫力満点に豆を打つのである!
しかし 背黒イワシはうまいな〜
さらに 焼く香りも食欲をそそるね〜
どう考えても吾輩は鬼では無いようだ
隣の猫と同じにね〜
それにしても、栃木にも鬼は居そうも
ないけどな〜
昨夜は気の弱い悪鬼連中は家に帰れず
コンビニで夜を過ごし、
今朝(立春)になって
家に帰るようである!
春立てり鬼の輩の朝帰り
料峭余寒(りょうしょうよさむ)
カラスのああと飛び立ちぬ
謝!謝!
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