「大連の星の広場の瞬いて」
はぐれ雲
足跡が海へ向かって続いている
その先に
コンクリートの坂が左右に広がって
あたかもそれは
大きな鳳凰がその巨大な羽を広げ
まさに飛び立とうとしているかのようだ
前方の広い海には
巨大な商船が停泊している
背面左右は高層ビルの建設ラッシュ
コンクリートの坂の上には
白雲が浮かんでいる
ここは大連 星の広場
足跡の手前に説明書の碑がありました。
大連百年記念城雕簡介
1999年9月19日にたてた。
縁起のいい9をたくさん並べましたね〜
為記念大連開埠建市一百而興建
1899〜1999
(大連の港を開いて、市をつくった
記念として建てた)と
さらに これらの銅の鋳造による足跡
は長さ80メートル
百歳超えた老人、生まれたばかりの赤子、
老紅軍、老幹部及び各界の代表的人物
などの1000人分の
両足の跡を印した。
〜走向新世紀的美好未来。
和我屋度能 わがやどの
伊佐左村竹 いささむらたけ
布久風能 ふくかぜの
於等能 おとの
可蘇気伎 かそけき
許能 この
由布敝可母 ゆふべかも
わが宿の いささ群竹 吹く風の
音のかそけき この夕へかも
(万葉集 4291 大伴家持)
かそけき
光、色、音などが知覚できるか
出来ない程度のはかないさま。
春の夕群竹を吹く風の音
竹の秋かそけき音の流れくる
春の月星の広場に舞い降りぬ
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