落合館は丹沢湖畔にある老舗の旅館
風光明美 美しい吊り橋のたもと
山と山の間より白雲が立ちのぼり
次から次と白雲が吹きあげてくる。
風呂に入り、食事をして、
ほぼできあがり、その後
題詠 袋回しという句会が始まった
遠慮なく焼酎のお湯割りを飲みながら
制御の効かない吾輩なのである。
普段から活断層の上に乗っているような
あやうい脳みそ
そんな状態で知力を必要とする俳句を
創るなんてことはすぐすべりだしそう
な滑り台に水を流すようなもの、
すでに流動化現象が
はじまっているのでした。
みじめな結果がまっているのは
とうぜんなのでございました。
花句会酔った脳みそこきまぜて
アサヒビールの工場見学
ここでも桜がきれいでした!
春めき桜が広大な庭に今が満開
咲き誇っておりました。
もちろん出来たてのスーパードライも
うまかったですよ〜
「酒泉太守席上酔後作」
(盛唐)岑参
琵琶長笛曲相和 琵琶 長笛
曲の相ひ和し
羌児胡雛斉唱歌 羌児 胡雛
斉唱す
渾炙犁牛烹野駝 犁牛を渾炙し
野駝を烹し
交河美酒帰叵羅 交河の美酒
帰の叵羅
三更酔後軍中寝 三更 酔後
軍中に寝ぬ
無奈秦山帰夢何 秦山へ帰る夢は
如何ともする無し
帰る夢などどうにもならぬ酔うばかり
羌児(きょうじ)〜西戎の種族の男の子。
胡雛(こすう)〜北狄の女の子。
犁牛(りぎゅう)〜耕作に使うまだら牛
渾炙(こんしゃく)〜丸焼きにする。
野駝(のだ)〜野生の駱駝
交河(こうが)〜今のトルファン近辺に
あった郡の名。
叵羅(はら)〜酒杯、さかずき。
|