人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
CATEGORY:薀蓄(うんちく)

2013/04/08 18:21:00|薀蓄(うんちく)
夏近しとまとの天婦羅ほおばれば


天婦羅には大根おろしがよく似合う。

天婦羅と筍飯もたまにはいいな~

天婦羅と日本酒もよく似合う。

一昨日娘の家で天婦羅を食べてきた。

筍飯のかおりがなんとも鼻にやさしい~



夏近しとまとの天婦羅ほおばれば



天婦羅に筍飯のかおりかな




天婦羅は日本固有の料理かなと

思っていたらさにあらず!

先日 台北の西門町を歩いていたら、

屋台のような天婦羅屋を見かけた。

そこに書いてあったのは

写真 一番下

“碳烤天婦羅”  毎串 30元

すこし雨が降っていたので、

客はいない、どんな天婦羅なのか

わからない。


碳は炭素? 烤は火にあぶる?

串に刺した 炭火焼き? 揚げ物?

30元(台湾)は100円くらい。

どうやら日本の天婦羅と違うようだ

台湾はポルトガルが発見し、

スペインも居たこともあるからな~


天ぷらの語源を調べてみた。

語源辞典によると、


天ぷらは室町時代に日本に入ってきた

南蛮料理の一種。

語源は

①ポルトガル語で料理を意味する

tempero

②スペイン語で天上の日(鳥獣の肉が禁じ

られ魚肉の揚げ物を食べる日)を意味する

templo

漢字の天麩羅は

天は天竺(インド)、麩は小麦粉、

羅は薄い衣を表し、


③天竺から来た浪人が売る小麦粉の

薄物という意味で、江戸時代の戯作者

山東京伝 が考えたとされる。

小麦粉の薄物というのは多分、

ナンとかチャパテイーとかクレープ状か

天婦羅の漢字は天麩羅の当て字を変えた

だけとかんがえられる。


以上から想像して 西門町の天婦羅は

魚介類を串に刺して、焼くか揚げるか

して食べるのか?

さらにクレープ状で包むのか?

一本30元だけは正しいようだが?

どうも も一度行って自分で食べてくる

以外にないのかも~

また宿題を一つ残しちゃったかな~



惜春や西門町の天婦羅屋

















2012/06/15 15:05:44|薀蓄(うんちく)
ツンデレとたたかうときは梅雨鯰




纏近辺を歩くと、

アジサイの色が深まってきました。

アジサイは七変化ともいう。

それは色が変化する たくさん

そんなふうに見えるのでしょう。


アジサイはその名前も

変化してきているようだ。


由来を調べてみると、

もとより(あづさゐ)であった。

(あづ)は集まる様子、小さいものが

集まる意、小花が集まる か

(さゐ)は(さあい)即ち(真藍)

ほんとに藍(あい)色だ、

素晴らしい藍だ 等の意か

これらを漢字にあてはめるならば、

「集真藍」

(あづさあゐ)→(あづさゐ)→

(あじさい) とな


漢字の「紫陽花」は中国の招賢寺

にあった花の名前で、日本の

あじさい とは異なるものだった

そうな 


そうして今は歳時記によると

紫陽花、七変化、四葩(よひら)、等

なんと、

新潟県や佐賀県では 七面鳥

というらしい!  納得!



あじさいの路自転車とばす女学生



いろいろ変化することがありますな~


「ツンデレ」 という言葉

知ってますか~ 由来は

「ツンツンデレデレ」の略で、

キャラクターの形容語のひとつである。

「初め( 物語開始段階)は

ツンツンしている(=敵対的)が、

何かのきっかけでデレデレ状態に

変化 する(変化の速度は場合による)」

あるいは「普段はツンと澄ました態度を

取るが、ある とききゅうに 

テレー っと  または

「生意気な態度が、あるきっかけで急に

しおらしくなる」 あるいは

「本心では好意を寄せていながら

天邪鬼に接してしまう」という 様子...

ツンデレ女優と言うのもいるらしい、、

などと、今も、変化進化の途上にある


“可愛らしい変化するキャラクター”を

言うらしい。



ツンデレとたたかうときは梅雨鯰












2011/10/21 15:54:31|薀蓄(うんちく)
穭田(ひつじだ)に案山子が一人笑ってる





穭田(ひつじだ)に案山子が一人笑ってる




先日のブログのコメントは難解無比

故に日を改めて考えました。

まずはわかりやすいことから


ひつじ 穭 の意味

稲を刈り取った後、切り株から

再び萌え出でた稲。放っておくと

穂が出ることもある。しかし

多くは「しいな、秕」と言って、

実の無い籾(もみ)である。

穭(ひつじ)がさらに黄色味を

帯びた田は侘しげなながめになる。


穭 lu3 漢字を分解すると、

穭=禾(か)+魯(ろ)


禾(か)he2 とは

 名付け~いね、とし、のぎ、

     のぶ、ひいず、ひで、

 意味~①、あわ②、いね

    ③、禾本(かほん)科の植物、

      又は穀物の総称

 象形~穂の垂れたあわの形を描いたもの

    まるく垂れる穂の形。


魯(ろ)lu3 とは

 音読~おろか

 意味~①、おろか、

大雑把で間が抜けている、

    魯鈍、②、国名、孔子の生まれた国

 会意~魚,鈍い動物の代表+曰,言う

   →言行が魚のように大まか

    で間抜けである。


以上より推定すると 穭(ひつじ) とは

 禾本(かほん)科の植物、稲などの

 刈り取った跡に刈られたことも知らずに

 生えてくる

大雑把で間抜けの季節はずれな

 稲なんてことでしょうか~

ではなぜ ひつじ なのかと言うと

 名付け の ひいず がなまった

 のではないか と推定します。

 なおあまりに馬鹿にしたのでここでは

 褒め上げてひいずすなわち秀でる秀ず

 としたのではないかと

 秀いず→秀づ→ひつじ 
となった 

 目出度し!目出度し!


いやあ~ かなりながくなったけど

 わが迷探偵ぶりは如何だったかな?


目から鱗は落ちたかな~何もともと

目には鱗なんて無かったのだよ、

目に有るのは めやにだけだにゃ~



ついでに読み方教室

インターネットによる調査結果


已己巳己   ~いこみき

已已巳己   ~いえしき

已己巳巴㠯~ ~いきし はい~

東西南北   ~よもほろ

春夏秋冬   ~ひととせ

子子子子   ~すねこし


意味はすべて互いに似ていることをさす

ただし、そのていどは それぞれ

おおかれすくなかれ少しずつ違う!

完全に全部同じものもあるが、、、



何年も色変えぬ松蒼き空





リビアのカダフィ大佐が亡くなった

そうですね~   残念!

これで賞金稼ぎが出来なくなった!



目薬や手元の狂う黄落期




薀蓄(うんちく)とは

知識を深く積み貯えてあること。

また、その知識。 とあるが

何でもすぐ忘れてしまうので、

あとで取り出せるように、

カテゴリイーに入れておきます。

以後よろしく!



(後記)

たしかに穭のことを「ひつちばえ」とも

いうらしい。

ところで じ と ぢ の発音区別

昔の人は分かったらしいですね~

私は全然わからないけど

李老師なら発音できるかもね~


            謝!謝!



(追記)

ひこばえ という言葉もある

孫生(ひこばえ)の意

刈った草木の根株から出た芽。またばえ。

余蘖(よげつ)。春の季語です。
















2007/03/04 7:56:34|薀蓄(うんちく)
伊豆旅行

二月二十五日
 草木萌え 華やぎて 吊るし雛
二月二十六日
 花を見て 又花を見て 花を見て
二月二十七日
 落ち葉踏み 過ぎし日偲ぶ 天城越え






老江湖之詩(ラオジャンフーとは渡り者、世慣れた人の意)
   老江湖之詩 
        

  没舎不得去失事   失くして惜しいものも無く


  還没什磨可怖的   何にも怖いものも無い     

  吾在天下一個人   俺は天下の一人者


  任意胡稿老江湖   勝手気ままな老江湖


       水撒きの 車空しい しらけ鳥

       どんよりと けむる霧中の 平海路
 






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