幻塾庵 てんでんこ

大磯の山陰にひっそり佇むてんでんこじむしょ。 てんでんこじむしょのささやかな文学活動を、幻塾庵てんでんこが担っています。
 
2014/08/24 12:23:59|猫牀六尺
猫牀六尺 その10

遠野
〈お盆に帰省した佐藤亨氏から届いた写真〉


《山口》
遠野市は東京23区と八王子がすっぽり入るほど大きい。
山口まで市中心部から10キロ以上。
自転車を借りて遠野を回った。

《山口、デンデラ野》
「姥捨て」の野。年寄たちは昼間家の仕事を手伝い、夜になると小屋に戻る。
猫が式を察して家からいなくなるように、
昔、人は死を迎えた。


《カッパ淵近くの神社》
石そして木の鳥居が三重になっている。













程洞のコンセイサマを祭る神社の狛犬







2014/08/23 12:23:08|猫牀六尺
猫牀六尺 その9

遠野
〈お盆に帰省した佐藤亨氏から届いた写真〉




《伝承園の御蚕神堂(通称、おしら堂)》
オシラサマは、いま、合格祈願、健康など、
さまざまな願い事を聞き入れる。






《卯子酉様》
アイルランドでは
神聖なる井戸の水を布きれに浸し、
患部にこすりつけ、布は近くの木に掛ける。
遠野はまるでアイルランド。

 







2014/08/22 12:04:58|猫牀六尺
猫牀六尺 その8

大船渡

〈お盆に帰省した佐藤亨氏から届いた写真〉

嵩上げの様子。
盛り土のうえに街が建つ予定。



宮本常一にならい、高台に行って街を俯瞰。

加茂神社に拝観後、下る。
この朝は霧がかかっていた。



 







2014/08/21 12:04:00|猫牀六尺
猫牀六尺 その7

陸前高田

お盆に帰省した佐藤亨氏から届いた写真


《奇跡の一本松》
タクシーの運転手によると、
「震災後人口は減り、今、高田には奇跡の一本松しかない」




《倒壊した建物と野草》
野花こそ、美しい




《津波で流された民家跡の献花》
陸前高田の震災跡地
お盆で花と線香が供えられていた











《友人が罹災した大町》
追悼碑。
後ろに置かれているのは七夕の山車
(「大町組」とある)







2014/08/09 11:33:40|猫牀六尺
猫牀六尺 その6

荒川土手