2022年2月5日14:00~16:30にオンライン開催されました。
1月14日の朝日新聞紙面に「愛に、血のつながりがいらないことは夫婦がいちばん知っている。」と一面広告が掲載されました。この広告が印象的でオンライン視聴することにしました。
・特別養子縁組をされる夫婦の6~7割が不妊治療を経験されている。 不妊治療費の助成制度の推進と共に、特別養子縁組制度の周知も必要だと感じました。 ・特別養子縁組で家庭に迎えられた子ども達は高校受験や大学受験など、人生の節目で戸籍を見て初めて特別養子縁組の事実を知ることが多いそうです。 そういう事になる前におとなが配慮をして欲しい、と述べる当事者の意見がありました。 2月6日、北京オリンピック・モーグル女子に出場したアメリカの選手は、2004年、中国安徽省の街で保護され、その後、米国コロラド州在住の夫妻の養子になったそうですね。
私は市議会議員に立候補する前、不妊治療を受けました。所謂、適齢期からだいぶ送れての結婚。当時、住んでいたスペインマドリードでは助産師の診察を受け、「大丈夫、いつかできるよ。」の診断を受けました。しかし、妊娠の兆候無し。それから数年経ち帰国した後、県内の不妊治療に特化したクリニックに通院しましたが妊娠には至らない・・・。その際には自治体の助成も利用しました。 不妊治療を止めてから特別養子縁組制度の情報収集をした時期もありましたが、既に夫婦間はうまく行っていませんでした。不妊治療と並行して、特別養子縁組制度について冷静に考えていたら「子育て」に関わる事ができたかもしれないなあと、シンポジウムを視聴しながら10数年前の自分を思い返しました。
この制度が一人でも多くの方々に周知されるよう願うだけでなく、私もなにかしたいと思いました。 |