今回もカバーリングはマイクログラスにしました。下地の要領は絹張りとほぼ同等です。 フライトホビーの下地セットとマイクログラス5m(2m+3m)でOK。うまくやればマイクログラスは2m+2mでも足りると思いますが僕はいつも余裕を持ちたいので5m買います。 絹張りと異なるのはサンディングで、マイクログラスは慎重にサンディングしないと繊維まで簡単に削り取ってしまいます。特に主翼ではリブ上が削れやすいので、下地後の白塗りで、削り取ってしまった部分は塗料が染み込みやすくまたバルサ目が出てしまうことがあるので削り過ぎないように注意します。特に一生懸命サンディングしても重量差は主翼、胴体とも数グラム程度ですので塗装面が滑らかになったところで止めるのが無難です。 ただ、マイクログラスの場合、絹張りよりは繊維を削り取っている様で、下地完了後の重量は軽く仕上がると思います。 また、コツとしては、サンディングシーラでの地固めというか、マイクログラスを張った後の下地固めをサンディングシーラーでしっかりやるということでしょうか。 サンディングシーラで下地固めをしておけばその後のサフェーサーでの重量増は殆どありませんし、下地の強度がしっかりすると思います。サフェーサーの役割は、サンディングシーラで取りきれなかった凹みの穴うめで、サンディング後は殆ど残りません。全体に塗るパテと役割は同じと思っています。 今回の下地後の重量は{()内は生地完時重量} 胴体801g(703g) 尾翼121g(96g) 主翼右302g(248g) 主翼左308g(253g) パイプ41g(41g) キャノピー253g(134gでこれにクリヤキャノピー+人形+コックピット製作) でトータル1826g(1475g) クリヤキャノピー化での重量増約120gを差し引けば下地で231g増となりました。この後色付けで150g程度であがればよいのですが、最悪でも2000g位には収まりそうです。クリヤキャノピーが想定より若干重たくなってしまったのが痛いです。原因はパテ盛でしょう。
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