おいらの挑戦 ラジコン一本槍

F3Aを中心とした、所有機体の紹介、飛行インプレッション、日記、自作レポートなど掲載。 勝手な思いこみ記事もありますので気にせず無視してください。
 
2013/12/16 1:30:51|本日のラジコン記事
久々に飛行場から その1

本日のゲスト。
福島からはるばる壊れたおトーさんの飛行機を引き取りに。ご苦労様です。一昨年JOSO検定会で、リポ電池を忘れ、ご親切に貸して頂きました。その節はありがとうございました。(写真1枚目)


新作機調整中のTDNさんとNKNさん、同じ機体でデータを共有化して効率良く調整中。(写真2枚目)





飛行機の嫁入りが決まりホクホクの壊れたおトーさん。(写真3枚目)




大学生のSZK君、ついに電動犬歯翼ファンタを入手。良いなー。(写真4枚目)







軽量化

重心位置が若干後ろぎみなので、後ろ周りの軽量化。
@サーボ取り付けネジをアルミ化へ。エレベータとラダー
分で2から3g程削減。
Aラダーホーンとエレベータホーンの不要部のカット、丸型のラダーホーンが結構重く、トータル3g削減。
合わせて6gほどの削減ですが前に重りを積むことを考えると、モーメント換算で25g相当の効果でしょう。
B軽量化ではありませんが動力電池を更に15mmほど前に
積んで、胴体先端に47gの重りを積んだのと同等のモーメント効果。
これでほぼAKB氏ご推奨の重心位置になりました。
重量アップせずになんとかここまで。







INZIラジコンクラブ訪問

AKB氏の教えを乞いに、INZIクラブ訪問いたしました。
飛行特性を確認していただいた結果、主翼上下翼の迎角調整、重心位置の調整が必要との診断。
主翼については下翼迎角0.5度に対し上翼0.0度が適値とのこと。測定の結果、下翼基準で上翼も同じ迎角で0.5度、つまり上翼の迎角がつきすぎでした。早速修正。上翼取り付けボルトの後ろ側に1mm程度のワッシャーを挟み込み。製作中に2個のインシデンスメータで同時計測して合わせたはずなのに狂っていました。インシデンスメータは個体バラつきがあるので1個で全部を計らないと駄目とのこと。なるほどなるほど。時々機体製作中にインシデンスメータを使っていますが、精度があまり良くないので信用はしていませんでしたが、何か良い測定器は無いものでしょかね。
重心位置は規定下翼前縁から110mmでしたが、計ると120mm程で後ろ重。リンケージの駄目だしを頂いて余計なサーボホーンのカットで後ろ周りの軽量化、モータアンプの前部設置によって
115mm程にはなりました。調整前提で追加錘を積んで何とか110mmにセット。この状態で重量を計ろうと言うことになりドキドキ状態で測定。全備重量4910gで合格!!
思わず拍手が。
ペラはファルコンを装着していましたが、トランクションが足りないということでメイズリックの21×14ELに変更。変更した途端左に流れる。サイドスラスト不足が露見。サイドスラスト追加で最終確認。主翼の建付けの変更と重心の変更で見違える飛行。垂直上昇でダウンのカウンターが要らなくなりました。ナイフエッジもエレベータ方向のミキシングが激減。エルロン方向は若干起き癖がありそうですが僕が飛ばす範囲(P13、P15系)では全く問題なし。全く別の飛行機のように変身しました。
今回本当に勉強になりました。ご教授頂いたAKB氏、ゲストとして快く迎えて頂いたINZIのクラブ員の方々、本当にありがとうございました。許されるならば、またご一緒に飛ばす機会を与えていただければ幸いです。来年は本機をメインFXとして使用していくつもりです。







2013/11/30 14:21:08|本日のその他記事
相模湖辺りで。

相模湖東インターを出て厚木に向かう途中です。見事な紅葉だったので車を止めて撮影。良い感じでしょう







調整 その1
モータのダウンスラスト、サイドスラストについて
図面に対し、ダウン、サイドスラスト共に変更の指示がありましたので一応制作上は合わせたつもりです。ダウンスラストについては指示値とダウン側追加−0.5°、追加−1.0°を比較確認し、最終的には指示通りで最適な位置と判断しました。(−0.5°でも下記の悪さがある)
ダウンスラストを大目につけた場合、垂直上昇はエレベータの修正なくほぼ真直ぐに上昇しますが、ストールターン等でパワーを抜くとアップ側に傾く傾向になりました。パワーオフでの垂直降下でもアップ側へに行く量が多い。また、水平飛行でのパワーオンオフでのエレベータ側の動きが大きく、パワーオフで浮き気味になり、理屈通りでしょうかね。
ダウンスラストは指示値もしくはアップ側が良いのかもしれませんが、アップ側は今後確認します。
サイドスラストは指示値のままです。ラダーの若干の右オフセットは必要ですが、この状態で水平、上昇、パワーオフでの降下からの抜け、ともほぼ横流れなくOKと思えますので、サイドスラストは良いところにいると判断。今回のラダーのオフセットの要否はスラストとは別で、ラダーや胴体の建付けの影響があると思われます。
ナイフエッジは右、左ともアップ側に行きます。建付けで修正するには相当の変更が必要であるのと、上昇、下降、水平、ナイフエッジのバランスを全て、建付けや重心で合わすのは非常に厄介で手間もかかりますし、ほかの不具合が出てくると思われますので、まずはラダー&エレベータミキシングで調整。建付け等はじっくり時間をかけて地道に進めましょう。
ラダーミキシングでは、水平からナイフエッジに移行する途中の過程で打つようなラダー量部分のダウンミキシング量を多く、完全ナイフエッジ時に打つラダー量レベルではミキシング量を減らすようなカーブになりました。これは右ラダー、左ラダーとも量は異なりますが傾向は同じでした。右ラダー時の方がミキシング量は少なめでした。
エルロンの差動については、右ロールはエルロン上下同舵角レベルでOK。左ロールはアップ側に倒れる。通常なら下げ舵を大きくするのですが、本機は逆方向、上げ舵を大きくする方が良い傾向。理屈は後から考えましょう。少なくとも垂直上昇中のエルロン操作でラダーやエレベータのカウンターが必要な特性は無くさなければ、難しくて飛ばしこなせません。ダウン&サイドスラストとエルロンの作動はきっちりと調整しておかねば。
重心は少し前気味(図示  下翼前縁110mm程度から100mmへ)の方が座りは良さそうです。僕の機体の場合、これ以上前重にするには、ペラ、スピンナーを重くしなければという位、動力電池は目いっぱい前に積み変えました。
今までの調整はほぼ無風か微風の中での調整です。今後風の強弱で最適な調整を進めていきましょう。
それにしても、今回急造りのモータマウントは今のところ大成功。音無、振動無、共振無で静かさは市販のマウントの比ではありません。離陸時こそギヤダウンモータの音はしますが、上空はダイレクトモータにように静かです。今後の課題は、強風時の揺すられ感(音を気にしてマウントを柔らかくすると機体の座りが悪くなる)、耐熱(モータの前に板状のマウントがあるので、風がモータに当たりにくく発熱しやすそう)、耐久性ですね。