AKB氏の教えを乞いに、INZIクラブ訪問いたしました。 飛行特性を確認していただいた結果、主翼上下翼の迎角調整、重心位置の調整が必要との診断。 主翼については下翼迎角0.5度に対し上翼0.0度が適値とのこと。測定の結果、下翼基準で上翼も同じ迎角で0.5度、つまり上翼の迎角がつきすぎでした。早速修正。上翼取り付けボルトの後ろ側に1mm程度のワッシャーを挟み込み。製作中に2個のインシデンスメータで同時計測して合わせたはずなのに狂っていました。インシデンスメータは個体バラつきがあるので1個で全部を計らないと駄目とのこと。なるほどなるほど。時々機体製作中にインシデンスメータを使っていますが、精度があまり良くないので信用はしていませんでしたが、何か良い測定器は無いものでしょかね。 重心位置は規定下翼前縁から110mmでしたが、計ると120mm程で後ろ重。リンケージの駄目だしを頂いて余計なサーボホーンのカットで後ろ周りの軽量化、モータアンプの前部設置によって 115mm程にはなりました。調整前提で追加錘を積んで何とか110mmにセット。この状態で重量を計ろうと言うことになりドキドキ状態で測定。全備重量4910gで合格!! 思わず拍手が。 ペラはファルコンを装着していましたが、トランクションが足りないということでメイズリックの21×14ELに変更。変更した途端左に流れる。サイドスラスト不足が露見。サイドスラスト追加で最終確認。主翼の建付けの変更と重心の変更で見違える飛行。垂直上昇でダウンのカウンターが要らなくなりました。ナイフエッジもエレベータ方向のミキシングが激減。エルロン方向は若干起き癖がありそうですが僕が飛ばす範囲(P13、P15系)では全く問題なし。全く別の飛行機のように変身しました。 今回本当に勉強になりました。ご教授頂いたAKB氏、ゲストとして快く迎えて頂いたINZIのクラブ員の方々、本当にありがとうございました。許されるならば、またご一緒に飛ばす機会を与えていただければ幸いです。来年は本機をメインFXとして使用していくつもりです。 |