TOYOトランパスLu2はTOYOのミニバン用タイヤとしては比較的評判が良い定番のタイヤです。安定性よりも乗り心地や静粛性に重点を置いたタイヤのようです。 乗り味はと言うと、はっきり言って純正のトランパスR30の方が快適性では上と感じました。OEMタイヤはショボイと皆さん勘違いされているかもしれません。確かに市販タイヤより安く取引されているでしょうが、シャシーメーカーさんが、操安、乗り心地、音振動、車両挙動等について、サスペンション仕様やホイール、ゴムブッシュまで合わせたトータルのチューニングで決めてきていて超高バランスにまとまっています。その中で性能に非常に大きな要因のタイヤが変わるとバランスが崩れること多々です。Lu2も悪くはないですがR30に比べると、ロードノイズはまずまず静かでR30と同等。シェイクについては悪いですね。大入力時のシェイクは一発目のショックは丸いんですけど当たり感が強く、その後のダンピングが悪い。微小入力のシェイクはずっとプルプル出ている感じで落ち着かない。高速走行は何故だかピッチング方向が安定せず、フロントの動きが大きく感じられどっしり感がなくなってしまいました。まあ、きっと慣れるんでしょうけどね。あと、OEMタイヤは仮に銘柄やトレッドパターンが同じ市販品が有ったとしても、コンパウンドとかが全く違って、別物性能だったりしますのでご注意を。購入先でしっかり何用と指示することをお勧めします。 因みに過去の経験でのタイヤを挙げると、僕は主に快適性重視で購入してきました。以下思い込みが相当あります。ブリジストンはさすがにベースはしっかりできています。真円度やバランスは一番かな。乗り心地重視だとレグノ(これもいろいろあるのですが)ですが、レグノはトータルバランスを狙っている感じがします。平均値は高いですが、乗り心地は一番ではないし、ロードノイズも一番ではないです、がハンドリングとか安定性とかダンピングとか合わせてみると非常にトータル性能が良いと感じます。安くて良いのが意外にダンロップ。昔はウインザーと言う乗り心地重視のタイヤがありましたが、ノイズ、乗り心地は一番良いと感じた位で、抜け出てましたね。操安はイマイチでしたが。ルマンなんて安物タイヤと馬鹿にしていましたが、吸音スポンジ入りタイヤは、前回エルグランドで2回付け替えまして、ノイズ、乗り心地ともかなり良くコスパ最高でした。ヨコハマでは昔はアスペック、、真円度が悪くて二度と買わない、と思った。今はブルーアースというタイヤがミニバン用らしいですが、低燃費と併せているのでダンピングがどうか、次回にでも買ってみますかね。あくまでも僕の思い込みですが、快適性能のコスパで見ると、ダンロップ、ブリジストン、TOYO、横浜の順かな。
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