KMYさんのバリュー、飛ばさせていただきました。 モータは最近はやりのAdverrun XS Contra Drive Systemです。 ペラはファルコンフロント23×20、リア23×20の定番。 主翼は翼根の翼弦がとても広くてテーパー比がとても大きい前縁円弧翼、諸元はラジ技等ご参照ください。 プロポはフタバ、主翼サーボは小型の173でしたが、速度、トルクともに問題ないですね。 アンプもフタバです。Adverrunとの相性も問題なさそうです。 軽いAdverrunモータと5200mAサイズの電池で簡単に重心が合いますので後ろ周りが軽くできているんでしょう。おそらくラダーサーボ後積でも重心は合うと思いますが、調整の自由度確保のため、今回はラダーサーボはワイヤー式の前積です。 Adverrunに付属のカーボンスピンナーはバックプレートに止めるねじ穴無し、ペラの切欠き無しで搭載前に自分で加工が必要で、結構手間がかかります。 リアペラは滑りやすく、フロントペラはコレットチャック式なのでどちらもきっちり締め付けトルク管理をした方が良いようです。 減速が樹脂平ギヤとベルトの組み合わせで、平ギヤの噛み合音が若干目立ちます、が、上空ではさほど気にならず、コントラ独特の2枚のペラの風切り音にかき消されてしまう程度。グリス塗布も音改善に効くようです。兎に角軽量なのが魅力ですよね。OSモータで重量が成り立っている機体なら十分搭載が可能です。
さて、飛行のインプレッションです。 状況は、右斜め後ろの4~5mの風でしょうか。 舵角のセットはKMY流ですが、スティックの長さや硬さは僕とほとんど同じで違和感なし。 機体のサイドビューから、ものすごい垂直尾翼面積に、横風に弱いのではと思って飛ばすと、これは裏切られます。 風見も極端に強いわけではなく、一般の機体にコントラを付けると、先ず初めは “何じゃこりゃー”ってなるのですが、バリューはコントラつけて普通、まったく違和感無し。胴体の太さからは想像できない飛ばしやすさ。 風もそこそこ吹いている中、先ずは水平飛行、EXEのこの気流の中、この座りはかなり良い方です。カナライザのついている機体にありがちな揺すられ感もなくピタッとしています。 上昇、下りはKMYさんの調整とコントラのパワーとブレーキ感で全く問題なし。MAXのモータパワーを相当おさえているはずなのに引きは十分。 横ものの浮きは胴体からの想像通り良く浮きます。でもコントロールしやすいんだよな、浮きすぎるでもなく下がるわけでもない、絶妙のバランス(舵角?)。 スナップはマニュアル記載の舵角設定でOKの様です。入り、止まり共に良しで、ズレ量も少なく、コース維持も楽でした。 未だ調整が十分取れていない状況でしたが、戦闘能力高し。人の機体で初めて飛ばしてパターンがそこそこ出来ちゃいました。 最近コントラを飛ばし慣れてきているのもあるけど、この機体、どっちに行くのかはっきり分かるので操作しやすいですね。コントラの難しさを無くして、コントラのパワー感だけ楽しめるとでもいえば良いのでしょうか。電費も良し、5200mAで1パターンにて30%以上残だそうです。 まずい、欲しくなってきた!! |