東京早稲田大学井深大ホールで実施。(朝7時30分に弁当持って出かけて、家に着いたのは夜の7時30分。東京は遠い。) 参考になりました。ビデオ買ってきました。演題の写真は寄本勝美教授・お身体を悪くされた形跡が残ってました。
生ゴミリサイクル交流会2007 生ごみは宝だ! 日時:2007年 8 月 28日(火) 受付開始 9:30 全体会・分科会 9:50〜16:50 懇親会 17:30〜19:30 場所: 早稲田大学国際会議場(東京都新宿区) 主催 第15回生ごみリサイクル交流会2007実行委員会 NPO法人有機農産物普及・堆肥化推進協会 後援 農林水産省 環境省 東京都環境局 東京都新宿区 東京都町田市 戸田市(埼玉県) 豊明市(愛知県) 善通寺市(香川県) 池田町(福井県 高根沢町(栃木県) 芳賀町(栃木県)茂木町(栃木県) 下諏訪町(長野県) 辰野町(長野県) 高山村(長野県) 川上村(長野県) (財)日本土壌協会 須高農業協同組合 NPO法人東京・多摩リサイクル市民連邦 きょうされん 家庭栄養研究会 自治体問題研究所 東京中小企業家同友会 日本労働者協同組合連合会 (社)家の光協会 (社)農山漁村文化協会 合同出版(株) (株)芽ばえ社 日本農業新聞 (順不同) 豊かな土は豊かな食料生産につながるだけでなく、豊かな社会を築く礎です。「豊かな土」が、どのような土なのかを考えてみることは、生ごみリサイクル運動に大きな飛躍をもたらしてくれるでしょう。 豊かな土は、土壌の団粒構造が発達し、通気性、水分、pH、養分の保持性が高い土のことです。これは有機物が供給され続けて維持されるものです。なかでも生ごみ堆肥は最も効果的な有機物の供給源となります。しかし、現在ほとんどの生ごみは税金を使って、燃やして埋められています。これは宝を捨てることと同じです。
戦前、1ヘクタールに10トンもの堆肥が投入されていましたが、現在はその1/10程度と言われています。理想的には毎年1ヘクタール当たり、10〜30トンを投入し続けることが必要です。これだけの堆肥をまかなうために、生ごみは身近に手に入る堆肥化素材として大きな役割を果たすでしょう。
地域の消費者が提供する生ごみで、地域の農家が作物を栽培する、その作物が再び地域の消費者の台所に戻ってくるという地産地消は、地域での物質循環をベースにしてこそ成り立ちます。 この地産地消の取り組みは、安全で、おいしく、新鮮で、栄養価の高い農産物栽培を可能にし、地域みんなの健康を支え、つくる人と食べる人相互の絆も深めてくれるでしょう。
有機農業推進法が制定されたいま、 資源循環型社会実現のため、“生ごみは宝だ”という共通認識にたち、有機農業、地域循環、生ごみの資源化・減量に関心をもつ全ての人たちが集まり、情報を交換し、学び、交流し、運動を前進させていきましょう。
全体会 9:50〜12:32
歓 迎 挨 拶 10:00〜10:10 早稲田大学政治経済学部教授 寄本 勝美 氏 事例発表@ 10:10〜11:10 「25年に及ぶ環境保全型農業推進の村づくり …いで湯とりんごのまち 信州高山村」 長野県・高山村産業振興課 農林係長 小渕 義彦 氏 JA須高りんご部会 高山支部 松本 由里子 氏 県都長野市から東に 20km に位置し、人口約 7,900 人、 2,400 世帯、山林原野が 85 %だ。 1982 年( 昭和 57) 堆肥センターを建設し、生ごみ、家畜糞、オガ粉等を原材料とした完熟堆肥を製造。農地への還元システムを構築し、「環境に配慮した資源循環型農業」に取組む。害虫防除に性フェロモン剤を組み込み、減農薬栽培を実践。これにより第 1 回 ( 平成 7) 全国環境保全型農業推進コンクールで全国農業協同組合中央会長賞受賞。更に、コンポスト化事業が評価され、第 10 回 ( 平成 17) 全国環境保全型農業推進コンクールで農林水産大臣賞受賞。環境保全型農業への理解が深まり、 252 名のりんご生産者全員がエコファーマーの認 定を受けた。現在、ブドウ生産者全員がエコファーマー取得を目指す。 事例発表A 11:10〜12:10 「生ごみ堆肥施用効果と利用促進に向けて」 (財)日本土壌協会 専務理事 猪股 敏郎 氏 堆肥の施用は、土壌の団粒構造を発達させ、すき間の割合を増やすことから、通気性の確保につながり、水はけや水もちをよくする。土づくりにはなくてはならない資材だ。生ごみ入りの完熟堆肥、未熟堆肥、化学肥料での比較栽培では、生ごみ入り完熟堆肥施用がもっとも根の発達や生育がよい。施用試験では、糖度やビタミンCが増加し、硝酸性窒素が減少、品質向上が認められる。利用促進にはニーズに沿った堆肥生産などが必要だ。地産地消など、堆肥利用の仕組みづくりが課題となってきている。 ビデオ上映 12:10〜12:32 「生ごみ堆肥で地産地消」 ―栃木県高根沢・芳賀・茂木町、八ヶ岳農家の果敢な挑戦!
―栃木県高根沢町、芳賀町、茂木町と、八ヶ岳の農家の生ごみ堆肥施用による農産物の地域循環を紹介。また、生ごみ堆肥の施用効果や、塩分の心配もないことをデータで解明。 午後14時から分科会
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