―国土交通省横浜事務所でヒアリング― 写真は説明を受けている所と、災害対策室のライブカメラです。 仕事の状況がよく見えます!以下村田県議の文章を引用します。今回の台風9号は、県内様々なところに大きな被害を残しました。 その一つが西湘バイパスの大磯・二宮間の崩落です。すでにその影響で、並行する国道1号線は連日、渋滞です。西湘バイパスの管理・運営は、二宮インターを境に大磯側東部分の無料区間は国土交通省横浜国道事務所が管理し、二宮・小田原間西側の有料区間は中日本高速道路(株)(民営化前の日本道路公団)の管理です。 応急の24時間工事による9月末からの上り線を使った対面通行と、その間の迂回路として小田原厚木道路の全線通行料金を無料にすることが発表されました。 昨日11日午前9時から国土交通省横浜国道事務所にて、民主党参議員の水戸まさしさんと15区総支部代表の勝又恒一郎さんらとともに、今回の崩落とその後の対策についてヒヤリングしてきました。 今回の崩落は、海面全体が持ち上がるように上下する「長周期波」と呼ばれる波の力で護岸が崩れたとみられるとのこと。 9月末通行をめざしての応急工事と並行して、まずは海底調査をして恒久的な復旧工事の方法を検討していきます。 以前から海岸浸食と高潮によるバイパスの通行止めは二宮・大磯の長年の懸案でした。今回の崩落も、近年の大型化する台風の影響だけでなく、30年になろうとする三保ダム建設、二宮漁港建設などによる自然に手を加えてきた結果とも言えます。 海岸侵食の防止は、莫大な費用と時間がかかる問題であり、簡単に解決することはできません。だからこそ、今回はさらに強固な道路を造り直すことだけでなく、自然との共存と未来に二宮・大磯の海岸を残していくための方法を住民の方も交えて考えていきたいと思います。
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