日本のプログレッシブロック 新●月

日本のプログレッシブロックバンド最高峰「新月」のファンサイト 「新月ファンサイト〜新●月」 管理人が、「新●月」を紹介するブログです
 
2010/04/28 14:36:00|新●月アルバム
「新月/新●月」1989年再発CD
1979年7月25日に発表された「新月/新●月」は、その後何度か再発されています。
これは1989年、LPと共に再発されたCDです。ファンの方にいただきました。

ライナーノートは、新月ギタリスト津田治彦さんご自身によるものです。

1989年版ライナーノート







2010/04/28 9:32:14|新●月資料
新月掲載記事2010年
msn産経ニュースより転載いたしました。


1970年代はじめ、イエスやジェネシスのようにロック音楽に欧州のクラシック音楽やジャズの要素を融合したプログレッシブ・ロックが世界的に大流行した。

日本でも70年代、2001年に米グラミー賞を受賞した喜多郎が在籍したファー・イースト・ファミリー・バンドやフライド・エッグのような個性的なプログレ・バンドが数多く登場した。

 そんな中でもマニアの間で特別視されているのが79年にアルバム1枚を出して解散した新月だ。

美しいメロディーと叙情的なシンセサイザーのサウンドを強調した日本では珍しいシンフォニック系のプログレ・バンドなのだが、信じ難い完成度の高さから本場・欧州のプログレ・ファンの間でも有名で、仏ではCDも発売された。
そんな作品が高音質のSHM−CD形式で先月再発売された。

まさに隠れた名盤と呼ぶにふさわしい内容。若い世代にぜひおすすめしたい。

演劇畑で活躍した北山真(ボーカル)と作曲面の要、花本彰(キーボード)らが中心となり77年に東京で結成した5人組。

本作を発表し、能装束をまとったステージが評判を呼ぶがメンバーが脱退し2作目を発売せず解散した。

初期ジェネシスの影響を受けた柔和なシンセや繊細な12弦ギター、フルートなどのサウンドに、大正文学的な歌詞、日本的情緒を絶妙に融合した作風は今も古びない。

演奏技術も極めて高く複雑な展開の楽曲を完璧(かんぺき)にこなす。冒頭の「鬼」と「白唇」は日本のプログレの頂点を極める名曲。冷ややかで耽美(たんび)的な音世界は唯一無二だ。

(岡田敏一/SANKEI EXPRESS)







2010/04/28 9:19:25|新●月資料
新月掲載記事1979年
1979年読売新聞に掲載された新月の記事です。
当時高校生だったファンの方が保管されていたものです。







2010/04/22 9:31:50|新●月資料
1979年新月レコード販促用チラシ
先にご紹介した1979年7月25日発売のデビューアルバム「新月/新●月」のレコード販促用ちらしです。

ボーカル北山真さん(現在日本フリークライミング協会理事長。2007年自らのバンド真○月結成)の白装束に被衣は、新月の代表曲『鬼』」の演奏の時だけのためのもので、新月ファンからは鬼装束と呼ばれている衣裳です。

赤い「新月shingetsu」のロゴは当時ビクターが作製したもので、メンバー自身が当時から使用していた「新●月」のロゴが現在は使われています。

アルバム「新月」は、当時のプログレバンドとしては破格の制作費一千万円を投入し、箱根ロックウェルスタジオにて、延べ300時間を費やして制作されました。
1ヶ月で約四千枚を売り上げ、シティーロード誌の読者選出投票でLP部門15位に入っています。

ちなみに1位はパンタ&HALの「マラッカ」。4位はサザン・オールスターズの「10ナンバーズ・からっと」です。

余談ですが、5人の新月メンバーのうち3人は青山学院大学出身で、在籍当時、サザンオールスターズとキャンパスを同じくして、違う軽音楽部でそれぞれ活動をしていました。

ここで、青山学院大学のメンバー3人のうちギター津田治彦さん、ドラムス高橋直哉さんが、新月の前身バンドとなるHAL(パンタ&HALとは無関係)を結成します。

「新月」発売同日7月25日、26日と、アルバム発売記念デビューコンサートが、芝ABC会館で開催されました。そのライブ音源は、1994年に発売された「赤い目の鏡」、2004年に発売された「新●月ライブ1979」で、アルバム「新月」未収録曲を含めて聴く事ができます。

このアルバムについては、また後日ご紹介いたします。



「新月公式サイト」

「新月ファンサイト〜新●月」









2010/04/22 9:03:05|新●月アルバム
「新月/新●月」1979年LP
1979年7月25日に発表された新●月のデビューアルバムにして唯一のオリジナルアルバム「新月/新●月」です。

その後1989年、1994年に、LPとCDで再発されています。
2007年と2010年にはCDが紙ジャケにて再発されています。

再発CDは、2005年発売のボックスセット「新●月●全●史」に封入されている、メンバー自身でリマスタ−されたもので、2010年発売のリマスター盤はSHM-CDです。

たった一枚のアルバムが、30年の間、何度も再発されるのは、良いものは、時代を超えて常に聴き継がれるという事なのでしょう。

是非、聴いてみてください。

「新月/新●月」


当時のプロモーション・ビデオをこちらで観る事ができます
新月 鬼 プログレ


1.鬼
2.朝の向こう側
3.発熱の街角
4.雨上がりの昼下がり
5.白唇
6.魔笛"冷凍"
7.科学の夜
8.せめて今宵は

曲順の構成は「夢-朝-昼-夜-夢」と、ひとめぐりしているそうです。

「新月公式サイト」

「新月ファンサイト〜新●月」









<< 前の5件 [ 51 - 55 件 / 55 件中 ]  << 最新の記事へ >>