2006年4月8日・9日の両日、新●月コンサートが原宿クエストホールにて行われました。
コンサートタイトルは「遠き星より」。
「新●月●全●史」に収録された新月オリジナルメンバーによる未発表曲を含む新録音アルバムと同じタイトルです。
8日土曜日は19時、9日日曜日は14時の開演でした。
ちらし中央の月には『殺意への船出PART2』の歌詩、「遠い星で待つ君のために歌う」の言葉が書かれています。
出演は、もちろん新月オリジナルメンバー北山真さん(Vocal)花本彰さん(Keyboad)津田治彦さん(Guitar/Vocal)鈴木清生さん(Bass)高橋直哉さん(Drums)。
そして、ゲストプレイヤーに幻の新月メンバー清水一登さん(winds/Keyboards)で、「新月/新●月」でもサポートで参加している小久保隆さん(Vocal/Keyboards/Percussion)が参加しています。
第一期新月メンバーで、メジャーデビューと同時にマネージャーに転向された遠山豊さんが運営されているコンサート運営会社がプロモーター、ミキシングは、デビューコンサート芝ABC会館と同じく、日本のトップミキサー志村明さんです。
新月オリジナルメンバー5人でのコンサートは、1980年4月3日のラフォーレ原宿(この時のサポートメンバーは、津田裕子さんです)以来、実に26年ぶり、四半世紀を超えてのコンサートです。
当初、お寺の境内をコンサート会場にして、本物の鐘の音の演出等のアイディアを盛り込んだ企画もあったそうですが、音響効果等諸般の条件から、ホールでの開催となりました。
ステージは、正面にボーカル北山さん、右に向かって、津田さん、花本さん、その奥がサポートメンバー清水一登さん、正面左奥に鈴木さん、その左に高橋さん、高橋さんの奥がサポートメンバー小久保隆さんという配置でした。
北山さんは、グレーのパンツにジャケット、真っ赤なシャツに、ベレー帽にマフラーを片巻きにして目元ブルーのメイクで登場しました。
一曲目は、個人的にコンサートの前から絶対この曲だと思っていたベースを聴くためと言っても過言ではない、と花本さんがおっしゃっている『白唇』でした。
また、『白唇』は、鈴木さんご自身が一番お好きな曲だそうです。
この曲が作られた当初は、鈴木さんのベースのフレーズと高橋さんのキックのタイミングが違っていたそうですが、高橋さんのキックのアクセントがかっこいいので、鈴木さんは、ベースも全部それに合わせる事にして、その合間を埋めるようにしてメロディーを組み立てて曲は完成しました。
また、この曲は、津田さんと花本さんが8小節づつ繋げて作っていった曲で、津田さん的であり、花本さん的である不思議な曲です。
『白唇』がどのように作られたか、は、「新●月●全●史」の「新月/新●月」に書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。
バックの三面スクリーンには雪が吹雪いています。
北山さんの変わらない歌声、小久保さんの綺麗な声。夜明けのカケラが砕けて雪の結晶となって、目の前ですーっと縦に流れて落ちてゆくような曲が目の前で演奏されました。
そして、絶対二曲目もこれ!と心の中で決めていた『雨上がりの昼下がり』です。
79年当時の新聞記事にも書かれていますが、アルバムでも聴くたびにそう感じていた、マグリットの絵を見るような感覚を、実際のステージを見てさらに強く感じました。
アルバムでは、レコーディングディレクター森村寛さんがソプラノサックスを吹いています。新月曲の中で唯一、本物の管楽器が使われた曲です。
今回のライブでは、清水一登さんの美しいクラリネットを聴く事が出来ました。
ラストでは、北山さんがジャケットの内ポケットから、おもむろに、タクトを取り出して、客席に背を向けて、メンバーに向かってオーケストラの指揮者のパフォーマンスが行われました。
「子供の頃から人前で指揮をするのが夢でした」とのMCです。
そして、「早いけれど、後半になると余裕がなくなるから」、という意味のことを言われて、いきなりメンバー紹介になりました。ステージで、メンバーの名が、北山さんの口から呼ばれます。新●月のライブを観ているんだという実感が嬉しさと共に沸いてきました。
次の曲は、知る人ぞ知る新月の隠れた名曲『砂金の渦』です。
この曲は、「新●月●全●史」にも収録されておらず、1995年に発売されたアルバム「セレナーデ+新月 スペシャルコレクション 科学の夜」でのみ、聴く事が出来ます。
歌詩は、歌詩カードでのみ読む事が出来ますので、このページの下にリンクを張ってありますので、歌詩カードをご覧ください。
そして、『砂金の渦』が終わりかけの頃、ステージ左側に、なにやら動きが・・・と思うとそこにちゃぶ台がおかれ、劇団インカ帝国による『不意の旅立ち〜寸劇「タケシ」』が演じられました。
文学バンドのメンバーでもある、時任顕示さん演じるパパが
「地球は青かった、のガガーリンが来日するぞ」
と日本経済新聞を読みながら言うと、よひら青子さんのママが
「あらガガーリンが尾道に来るんですか?」
パパ「ん?」
ママ「尾道に来んかったら日本に来た事にはならんけぇねぇ!」
と突っ込んだりと、短い劇でしたが楽しくまた迫力ある演技に大笑いしながらも釘づけになりました。
そして、スクリーンに、海と小型船が映し出されます。
『不意の旅立ち』の曲が始まりました。
この三大大曲の一つは、北山さんが一番お好きな曲です。
"中盤から後半にかけての畳み掛けるような演奏は空前絶後"と、おっしゃっていました。
すさまじいぶ厚くかつアップテンポな演奏が繰り広げられ、タケシが海へとぐるぐる吸い込まれていく抗いようがない力を、真っ赤なシャツ一枚になった北山さんの、大振りのパフォーマンスによって、わたしも自身もタケシと同じように体感し、タケシと同じように海に飲み込まれていくような感覚がありました。
圧巻です。
曲が終わると北山さんのMCです。
「『島へ帰ろう』は、複雑なコード進行にも関わらず、美しいメロディの曲ですが、なぜかずっとレゲエバージョンで演奏されてきました。なぜそうなったかわかりませんが、今回、本来の姿に新録音もされて、花本も喜んでいます」、という意味のことを言われました。
2005年新録音イギリスの若者バンド風アレンジ?『島へ帰ろう』が演奏され、ボックスのCD同様、オルガンの美しさに、酔いました。メンバー皆さん、本当に気持ちよさそうに演奏されていました。
曲が終わると、おもむろに、北山さんが、右端に置かれたピアノの前に座り、北山さんのファーストソロアルバム、「光るさざなみ」から『武道館』が弾き語りで演奏されました。
新●月時代のこの名曲をライブで聴く事ができて、これは本当に嬉しいサプライズでした。
それから、にこにこと、鈴木さんが正面に出てきてのMCです。
にこにこと、まずは額のところで手をかざして、会場全部を見渡され、それだけで、ほのぼのとあたたかい気持ちになりました
そしてさらに癒し系鈴木さん独特の、のんびりとした口調で「ちょっと質問です。この中で一度でも新●月のライブを見たことがある人手をあげてくださ〜い」と客席に向かって質問がありました。
わたしは思わず小学生のように勢い良く手をあげたのですが、鈴木さんが「殆どの方が始めてなんですね」とおっしゃったので、リアルタイムファンでも、ライブに行ったことのない方が多いのかな、と思いました。
そして、新月の新曲、インストルメンタルの『生と死』の演奏が始まりました。
先ほどまでのあたたかい、ゆったりとしたキャラクターの鈴木さんからは信じられないような太く重い大音量がステージを席捲します。
ドライバーでベースの弦を奏でる、というより打ち出されるような鈴木さんの演奏の勢いに、今まで座って演奏されていた津田さんが、立ち上がってギターを演奏しはじめ、鈴木さんに対峙するようでした。
そして鈴木さんのベースにメンバーの演奏がすさまじい勢いで絡みつき、そこをどっしりと支える高橋さんの重い、重いドラムがあって、そこは、もう、ステージではなくて、砂塵を吹き上げる強い風が吹く中近東の砂漠に思えました。
この曲が終わると、花本さんが、さきほど北山さんが弾いていたピアノの前に座り、「新●月の代表曲の一つに『殺意への船出パート2』がありますが、セレナーデ時代の『殺意への船出1』が演奏されるのは始めてで、『殺意への船出2』と初公開のメドレーで演奏します」という意味のMCがありました。
静かな波をたたえる海の映像と、小久保さんが奏でる波の音。
静かな、静かな、花本さんの美しいピアノ。
そこへ、グレーのニットに着替えて、目隠しをしたままの北山さんが、ゆっくりと、マイクに近づいてきます。
花本さんのピアノ、津田さんのギターが静かに静かに流れ、北山さんが、歌い終わって、去っていく脇から、清水さんの、バス・クラリネットが、重く静かに響き、その低音がさらに静寂を感じさせました。
本来、音がないはずの静寂が、音によって表現されています。
夜・海・星空を超えて・・・。
そして・・・
『殺意への船出PART2』のイントロが鳴り響き、三面スクリーンには、巨大な惑星が浮かびあがり、その右後方にまた小さな惑星が映し出され、前面の巨大な惑星が遠ざかり小さくなっていき、姿が見えないまま、北山さんの歌声が聴こえてきます。
当時、この『殺意への船出PART2』をファーストアルバムに入れなかったのは、この曲が未完成で、10代の頃の作品でもあり、アレンジに不満があったため、という事でしたが、30年を経て新たなアレンジで演奏された『殺意への船出PART2』。
ここで、津田さん・花本さんから、以前この新録音版『殺意への船出PART2』について、いただいたコメントをそのまま掲載してしまいます。
津田さん:「新録のイントロは白人的なものではないんです。
ありゃ、イランの弦楽器奏者をトラックで集めてきて、古い寺院遺跡とかでマイク立てて、せーので録音しようぜ、、
というイメージなんですね。
ついでに、「生と死」も中東の道端でなごんでいるオヤジ連中が遊んでる感じをエレクトリックでやってますのイメージ。」
花本さん:「たしかにあのイントロは弦の鳴りのいいイランのオケにやってもらうことを想定しつつアレンジしたものです。
イスラームの世界でもバッハ以降、アカデミックな音楽教育がさかんに行われましたが、自然にモノフォニックな民族音楽に先祖がえりしてしまった前科がありますね。
オケがやっても大衆酒場(笑)。」
ここで演奏された『殺意への船出PART2』は、すさまじい厚さとエネルギーを従えて、何度も、何度も光速の衝撃をわたしに与え、ゆさぶり、打ちのめしてきました。
北山さんの星男の金銀マントは、27年前の芝ABCでたった2日間使われただけで眠っていた、当時のマントだそうです。
そして、中で豆電球が光る、星男のかぶりものは、今回のライブのために自作されたもので、当時より、大きく重いそうですが、本当に不思議な光景でした。
カブリモノの中の銀板に北山さんの顔が映って、北山さんの向こうにまた北山さんの顔があります。
多元世界がそこにありました。
「遠い星で待つ君のために、歌う」
このマントにすみれ色のライトがマントに当たった時、光が砕けて何色もの細かいプリズムのような輝きが燃えるように美しい瞬間でした。
79年の芝ABCを観た人は、当時、この同じ美しさを観たのかと思うと、それが甦ったことにも、感動しました。
「Live1979」に収められている『殺意への船出PART2』が、27年たって、本人達によって、当時をさらに凌駕するパワーで、演奏されていました。
このスケール。何なのだろう、このバンドは。新●月という名をいただく、このメンバーたちは、何者なのだろう、そんな思いを抱きました。
この『殺意への船出』は、未だ未完成の曲です。ファンサイトへ掲載されている『殺意への船出PART2』の解説で、花本さんご自身が「いかにもパート3がありそうだ」と、おっしゃっています。
のちに、北山さんより『殺意への船出』はパート5までの構想が当時からあり、未だ未完成の曲との解説をいただきましたので、転載します。北山さんの解説によると、このPART2は、実はPART4だそうです。
「PART1が殺意への船出そのもの。
PART2は殺意を手に入れようと旅する少年の苦悩。
PART3は殺意を手に入れ、地球を終末へと向わせた何者かを攻撃(歌になり難いのでインストかも)。
しかしM20(射手座の三裂星雲)の王女が登場し、「そのナイフを振り下ろしてはなりません」。
この一言でPART3はカットアウトされ、あのオルガンのイントロに導かれPART4へ。
生きる意味を見失った男には瞳がなくなり表情がなくなる、ただ王女への想いだけが……。
という構想でした。」
津田さんのMCです。
「殺意2はとても長い14分もの曲でした。この曲は、わたしが新月に入る前からあった曲です。
今回のボックス制作で、まだまだこの曲は未完成だということに、みんな気付いてしまいました。まだまだ、この曲は進化し続けます。
次は赤い目の鏡という曲で、中近東のイメージが入っています。
先ほど演奏された『生と死』も中近東のイメージで、本来はこの『赤い目の鏡』のイントロにしようと作られたのですが、あのように長い一つの曲となりました。」
三面スクリーンに、花本さんが当時からお持ちの、うさぎのオルゴールの映像と音楽が流れ、かわいいうさぎがこちらを向いて動きを止めた途端、映像と音もぴたりと止み、それから、三面スクリーンには、赤い砂漠の映像が映し出されました。
新録音のアルバム曲順どおりに、北山さんが歌われるのか、それとも、かつてと同じように『鬼』のお着替え用に、津田さんが歌われるのかといろいろ予想して、『鬼』はきっと最後の演奏になると思うので、これは絶対津田さんが歌われるのでは、と思っていたのでしたが、やっぱり!
津田さんが作曲で花本さんが作詩という曲ですが、花本さんは、津田さんの曲を聴いた瞬間、中近東の砂漠がはっきりと迫ってきて、見えたものをただ誇張して書き写せば良かったそうです。
津田さんのきれいな声で、不思議なお話が語られ
津田さんのギターが、不思議な旅へ連れて行ってくれました。
一見ファンタジーな風景の曲に思えますが、この「山羊」とは何か、を考えると新月曲の歌詩がいくつもの意味を持っている事に気付かされます。
そして、三面スクリーンにLIVE1979の裏ジャケにもあるように、障子が映し出されます。
客席に、鐘の音が鳴り響きます。
キーンコーンキーンコーンキンコンキンコンキンコンキンコン・・・そして、津田さんのあのギターが。
『鬼』だ、『鬼』だ『鬼』だ。
『鬼』だ!
真っ向からの風に逆らいながら、被衣を頭上に掲げて、北山さんがマイクに向かってすり足で歩いてきます。
白い鬼装束に、龍笛に見たてた扇。
再び劇団インカ帝国のお二人が登場し、異形の姿の時任さん、よひらさんが、鬼の爪で北山さんを、誘い、舞台左端に置かれた棺桶へ、閉じ込めてしまいます。
当然台詞などない、インカのお二人の演技に、俳優とか女優ではなくて、「役者」という言葉が浮かびます。
そして、再び棺桶が開けられ、輝く光の中から、北山さんが小面をつけて、棺桶から出て、面をつけたまま歌い、去っていきました。
ステージで、一度北山さんがすこし下向いたとき、少女の面である小面が笑みを浮かべたままぞっとするような顔に見えた時、戦慄しました。
このコンサートでの『鬼』の演奏のすさまじさを、言葉という媒体でどう表現したら、わたしには全くわかりません。
見た、見てしまった。
『鬼』とはなんでしょう。?
表現しようのない熱気溢れる余韻を観客席に残して、メンバー全員が退場しました。
そしてアンコールを求める拍手の嵐です。
『科学の夜』 がいきなり始まります。
高橋さんが、ドラムを叩いている時一番陶酔感を感じる、と言われていた、この曲に、新●月はロックバンドなんだ、とあらためて思いました。
そして、当時は滅多に聞く事が出来なかった、高橋さんのMCです。
清水さんが、新●月加入を快諾されて、そして加入後初ライブ直前に、入院されてしまい、幻の新●月メンバーだったというエピソードや、ブックレットにあるように「わすれもの」を取りに来ました、という意味のことを言われ、いよいよ2日間のコンサートの終わりが近づいてきた事を告げられました。
「ものには、終わりがあるんです」
と、高橋さんの締めくくりの言葉に、なぜかさびしさより、心地の良い、始まりのような感覚がよぎりました。
『せめて今宵は』と、高橋さんによって紹介されました。
シンプルで美しいメロディを持った曲を作りたいと思った花本さんが、深夜アップライトの小さなピアノで、丁寧にすこしづつ、作られたというこの曲に、また聴くわたしも思いを籠めて、聴き、会場両側の壁面に小さな、灯りがたくさん灯され、ボックスのDVDに収められていた、あの北山さんのパフォーマンスに見入りました。
「新月/新●月」を聴いて、『せめて今宵は』を聴き終わると、またアルバムの最初に戻り、『鬼』を聴きたくなってしまい、また『鬼』を聴き、そして『せめて今宵は』を聴き終わると、また『鬼』へと戻ってしまう、あの感覚が、ライブにもありました。
でも、高橋さんが言われたように、ものには、終わりがあります。
新●月の26年ぶりのコンサートが、終わりました。
なのに、何かが終わった、という感覚はまるでなくて、ただただ、幸せな幸せな感覚がいつまでもいつまでも、わたしを満たしていました。
素晴らしい、素晴らしい、2日間のコンサートでした。
セットリスト
8日・9日共に演奏曲・曲順は同じです(敬称略)
○北山真MC
●白唇
●雨上がりの昼下がり
○北山真MCメンバー紹介。
キーボード:花本彰
ギター:津田治彦
ベース:鈴木清生
ドラムス:高橋直哉
ボーカル:北山真
キーボード・パーカション: 小久保隆
キーボード・クラリネット・バスクラリネット:清水一登
●砂金の渦
●劇団インカ帝国寸劇 タケシ
●不意の旅立ち
○北山真MC 島へ帰ろう 新アレンジ紹介
●島へ帰ろう
○北山真MC
●武道館
○鈴木清生MC
●生と死
○花本彰MC
●殺意への船出PartT
●殺意への船出partU
○津田治彦MC
●赤い目の鏡
●鬼
アンコール
●科学の夜
●せめて今宵は
開演前BGM
北山 真:
プログレ全盛期にヒットチャートを賑わしたポップスを選曲しました。
編集中にホワイトプレインズを再評価し、一番多くの人が聞くであろうタイミングに合わせました。
まあこのへんは「こだわり」ってやつですね。
■新月客入れ用BGM「68〜72」
1 サイレンス イズ ゴールデン トレメローズ
2 サンシャイン スーパーマン ドノバン
3 リリーの面影 ザ フー
4 ストレンジ ブルー クリーム
5 ビコーズ デイブクラーク5
6 ミセスブラウンのお嬢さん ハーマンズハーミッツ
7 トレイシー ザ カフリンク
8 笑って!ローズマリーちゃん フライングマシーン
9 恋のかけひき ハミルトン・ジョーフランク&レイノルド
10 Step Into A Dream ホワイトプレインズ
11 恋に恋して ホワイトプレインズ
12 In A Moment Of Madness ホワイトプレインズ
13 Ive Got You On My Mind ホワイトプレインズ
14 グリーンタンブリン レモンパイパーズ (初日ここで登場)
15 イエローリバー クリスティ
16 シルバームーン マイクネスミス&ファーストナショナルバンド
17 恋は二人のハーモニー グラスルーツ
18 ビレッジグリーン キンクス
19 サニーアフタヌーン キンクス(2日目たぶんここで登場)
花本 彰:
えー、終演後のBGMは僕が担当。
1曲目は「つらい時はいつも、沢山の友だちが太陽と優しさをもってやってきてくれる」という内容の歌詞でメンバーとファンのみなさんにあてたメッセージ。
2曲目は「幸せは花びらに宿る朝露のようにはかなく、悲しみは永遠に続く」という美しい曲。言い換えれば悲しい日常の中にもたくさんの幸せがかくれているということです。
■新月終演後BGM
1 LAMITIE フランソワーズ・アルディ
2 A Felicidade マリア・ルイーザ・ジョビン(曲:アントニオ・カルロス・ジョビン
コンサートの写真はサイト内に掲載してあります。
「奇跡の二日間」新●月コンサート写真〜北山真セレクト
新●月コンサートリハーサル新●月歌詩カード1979年に芝ABC会館ライブ会場で配布されたもので、歌詩・イラスト共に、花本さんの手書きです。
新●月詩集