ある拓郎のファンの掲示板でチケットを譲っていただきましたが、最前列の中央やや右のすばらしい席でした。感激です。
また、コンサート開始50分前ころ、ビーチよりの道からコンベンションセンターに向かって歩いていたら、センターの裏側のスペースに、拓郎さんが!瀬尾さんが! 何人かのお客さんも気づいたようでしたが、みんな静かに、通り過ぎました。 かすかな緊張感とのびやかな表情。 静かな風のような、とても、すてきな姿でした。
拓郎さんは、四日前から沖縄入りして、ラグナガーデンホテル(同じホテルだった)にこもりっきりで。 三年前の沖縄のリベンジで、今回、お酒は飲まず、楽しい沖縄でも一滴も飲まず、 最高のコンディションで今日を迎えたと繰り返していました。
そのとおりの声で、素晴らしかったです。私は、「言葉」「春だったね」が好きですが、この日、一番心に残ったのは、「外は白い雪の夜」です。 震えました。
客席には、漫画家のエビスさんがいらしてました。 客席には、和服姿の女性が何人もいらしてました。
「今日までそして明日から」を唄い終わって、 客席を見つめる拓郎さんの目は、 若い頃のようなするどさで、いどみかかるような強さがありました。 なにかをこらえているようなまなざしでもありました。
コンサートの後は、星空の下、軽装サンダルの団体が、 夏祭りの帰りのように、だらだらとうれしそうに帰って行きました。
コンサート前の大きな夕焼けといい、 本当に素敵な贈り物をいただきました。
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