11日の早朝、南相馬のボランティア先に「今朝、リクが死んじゃった。急がなくていいからまっすぐ他に寄らないで気をつけて帰って来て。」と
家族から電話が入った。
出発日の8日、5時30分に家を出る時は玄関までお見送りに出てくれたリクは(写真下、それが最後になった)私の帰りを待つ事が出来ず1人(一匹)で逝ってしまった。
あっけなくぽっかりと穴をあけて逝ってしまったリク、寂しがり屋のリクは1人(一匹)で大丈夫なのだろうか?
家族の話ではリクが苦しそうなので10日早朝にタクシーで緊急病院に連れて行き治療を受けそこから息子の車で藤沢のM病院、そして大磯の病院と回ったそうです。
「心臓が肥大し肥大した心臓が肺炎の気管をさらに圧迫し、ネブライザーや酸素治療をしても外へ出すと苦しそうだった。」
「その日は食べる力が無くほとんど食べれなかった。」とそれでも自宅に戻ったリクは心配して集まってくれた家族に尻尾を振っていたといいます。
ボランテイァに出る前の7日の診察では「治るまでは数か月かかるがだんだん良くなって来ている。」との説明だったしレントゲン写真も肺が
奇麗になって来ていたのでまさか死ぬとは思わなかった。心臓肥大も無かったし急変したとしか言いようがないです。
夕べは4日ぶりにリクの傍で寝た。 撫でてやるとリクの毛はまだやわらかでふさふさでした。
岩手から帰った7月13日から(南三陸、南相馬市のボラで留守にした5日間の夜を除いて)居間に座布団を敷いて窓を開けてリクと一緒に毎晩、寝ていたのに最後を見取れなかった。
10日は薬も吐き、呼吸ができず横にもなれなかったそうで よほど苦しかったに違いない。
今日、11時に白峰寺(動物愛護の会)からリクを引き取りに来た。
明日、16時から家族立ち会いで火葬です。遺骨は引き取りお墓を作ります。
ずっーと一緒だったからただただ悲しいです。
昨日の夕方、ボラから戻って来たら息子や娘たちもリクに会いに帰って来て
「お父さんがいつ帰ってくるかわからないから、、。」と火葬の準備や日取りまで決めていてくれました。
甘えん坊でさびしがり屋のリクは最期まで家族みんなに愛され可愛がられて
最後は一匹で旅立ってしまった。みんなに幸せと安らぎをくれて静かに一匹で逝ったリク、みんなに幸せくれて、ありがとう!
リクの事を思い出すたびに窓辺の景色が滲み鼻水が垂れてしょうがない。ぽっかりとあいた穴はしばらくは埋まりそうも無いけど
リクの事を忘れないで頑張るからリクも天国でも幸せにね。
写真はありし日のリク、ボールを持って来て「取ってごらん。」と誘いに来る、ボール遊びが好きだった。