議会基本条例制定に向けての講演会
「地域主権時代と地方議会」前開成町長 露木順一氏
二宮町議会が議会基本条例制定に向けて議員の研修会という位置付けで実施された露木順一氏講演会を聞いて来ました。 とてもいい素晴らしいお話の概略です。
時間:13時58分〜16時10分 二宮町議会第1委員会室
出席:二宮町議会議員13名(西山議員欠席)、傍聴市民20名
講演内容は
1・東日本震災被災地報告 5月10日から16日まで一週間、被災地支援(南相馬市、飯舘村、名取市、山元村等)に出かけて感じたことや行政、ゴミ処理の問題、一律計画避難の問題など現場の切実な課題と行政の対応に溝があるということでした。
民宿に避難民を受け入れ経済を回している片品村の話、地域リーダーがしっかりしていて町作り委員会を立ち上げている例など「二宮町も関東大震災以来の震災・津波対策の再点検が必要である。」そして震災の教訓について話され想定外の発想を転換しいかに被害をくい止めるかの対応方針、事前準備を説いた。
2・県知事選報告
横浜県VS小田原県で横浜・川崎都民の意識の溝、人口の差を埋め切れなかった。
3・地域主権時代
国が今までやって来た事を地域で決める時代になった。自分達で条例を作る時代で自分の頭で考える行政、議員が求められる。議会の役割は現場の声を吸い上げ行政にぶつける事で住民ニーズを拾い出しどういうルールを作るか、出来る事を着実に一歩ずつやって行く事が大事とし開成町の議会基本条例の内容を説明してくれました。議会基本条例も金太郎飴・コピーになりやすい。二宮をどうよくするかの発想で二宮が出来る政策を内外に発信、発信のツールを条例化する。
4・今後の地方自治の方向
国政は混乱して決める人がいない。地方の側から行動を起こさない限り地方の声の反映は困難。
5・神奈川における地方自治の方向
三政令市時代の新たな神奈川像をどう作るか、政令市の県議の大幅削減等、
6・議員と傍聴者(一般町市民)からの質問と答弁
議員からは「通年議会と専決処分について」「秘密会議や全員協議会の公開について」「条例作りについて」「質問通告骨子案への行政回答について」等の質問が出され
傍聴者として私は「橋本知事の大阪都構想・府県主義は地方分権に矛盾しないか?」「基本条例策定プロセスに町民が関わるにはどうしたらいいのか?」「開成町での議会質問骨子回答書の効果は?」等を質問し他の傍聴者からは「松田町と開成町の合併について」「自治基本条例と議会基本条例の絡みについて」等が出されました。(露木さんの回答は後日、書きたいと思います。)
いつも議会傍聴を聞いていてアホらしさに虚しさが残るのですが今日は久し振りにいい話が聞けてすがすがしい今も清涼感で一杯です。
終わって市民派の仲間8人で講演会の感想の意見交換しながらお茶して帰りました。
写真は講演する露木順一氏と二宮町議会特別委員会の様子です。写真上は露木さんに貰った名刺をスキャンしました。
5月26日に二宮町議会HPに露木順一氏講演会議事録↓が出ています。