緑が丘通信「新しい二宮の風」

「二宮と湘南」の自然と 「オープンな二宮町議会をめざす会」を「美しい街・緑が丘」から新しい風にのせて発信します
 
CATEGORY:議会・議員・他自治体議会

二宮町議会報告会

5月11日、二宮町の議会報告会に出席しました。
議会基本条例が施行されて初めての議員全員による議会としての報告会です。雨の中、40人ほどの町民が傍聴に集まりました。

5月8日の茅ヶ崎市議会報告会に続いて昨日、今日と2日連続で二宮町議会報告会を傍聴しました。
二宮町議会基本条例施行後、初めての議会報告会もリハサールをし同じ内容の説明の2日目ともなるとさすがに議員側も少しは余裕も感じられた。だがしかし、町民の側の質問の方が圧倒した。
「北口商店街をお花で飾る景観形成事業の予算はもっと必要な所に付けるべきでは無いか?」厳しくなる町財政や町債残高、漁港整備や国立小児病院跡地の問題、子育て支援、待機児童の問題、峠公園の開発と多岐に渡る質問や意見が出た。
 
二宮町議会の基本条例は茅ヶ崎市の反問権が無い「一問一答の方式により行う事が出来る。」とか「○○に努めるものとする。」だけのニセ条例に比べはるかに優れている。
だが(質問にも出ていましたが)二宮議会基本条例では(町民との)意見交換会は報告会の後に報告会とセットで開かれるようになっている。問題が沢山あるのに予算、決算議会だけ年2回、2時間の報告会では意見交換会にはならない。大磯町議会は意見交換会を一般会議と規定し自治会や住民団体などの団体が要求すれば議会と意見交換、討論の会議を設定できる条例になっている。また私は2度ほど開成町の日曜議会を傍聴しましたが二宮議会基本条例では昼、働いている人が傍聴できる日曜議会や夜間議会が無い。
一般会議と日曜議会この二つが追加されるなら制度的には全国でもベスト10に入るはずである。
 
 
今日の報告会は時間が足りず突っ込んだ議論とはならなかったが二宮議会はこれから進化して行くであろう条例の推進委員会が設置されているので適宜、市民の意見を聞きながらより開かれた議会を目指して改正を図って貰いたい。議会基本条例という器、制度が出来たのだから日々、研鑽に励み行政チェックや政策提案が出来るように議員の質、能力をスキルアップして欲しいものです。2013・5・12記









 






いよいよ明日から二宮町議会報告会です
 二宮町議会基本条例が施行されて初めての議会報告会が開かれます。みんなで報告会に行って議会と議員の仕事ぶりをチェックをしましょう。
 
 二宮議会は2年以上かけて議会基本条例を議論して来ましたが議員の仕事は議会基本条例を作る事ではありません。本来の行政チェックや政策、条例提案 になっているのか?

「議会や議員はまともな仕事をして来なかった。」と思っている市民は多いから議会と議員の在り方を規定した事は大変評価出来ますがその運用も含めて最後は議員の能力、議員レベルでこれからが試されると思います。その第一歩が始まったのです。
 
下記は二宮町議員(定数14名・1名欠)のブログです。議会報告を紙ベースで出している人もいるようですがあまり更新されていません。
インタネットやメールをされない議員もいるとの事ですが議員チェックの参考にして下さい。(他の議員でHPやブログをやっていたら教えて下さい。)
 
添田たかし議員: 「添田たかし後援会」http://www.soedatakashi.jp/category/1409311.html
根岸ゆき子議員: 「根岸ゆき子の活動日誌」
http://neginegico.exblog.jp/m2011-01-01/
小笠原陶子議員:「小笠原陶子 政治は市民のたしなみ」http://tokooga.exblog.jp/18571963/
三橋とも子議員:「二宮町議員 三橋とも子スマイルレポート」http://www.komei.or.jp/km/ninomiya-mitsuhashi-tomoko/
神保順子議員:「神保じゅん子二宮町議会議員」
http://jjinbo.kanagawanet.jp/

脇正文議員:「元気一番まさふみ」
http://scn-net.easymyweb.jp/member/m-kikaku/default
 






第17回二宮町議会基本条例制定特別委員会
第17回二宮町議会基本条例制定特別委員会を傍聴した。
 
 平成24 年11 月20 日(火)午前10 時00 分~二宮町役場 3 階第1 委員会室 
 出席議員:杉崎議長、二見委員長他委員全員、 傍聴議員:池田議員、近藤議員(番外議員で脇、西山、浅賀議員は傍聴に来ていなかった。)町民の傍聴者は私一人であった。






乱開発で消えて行く、百合が丘の緑地
 9月10日、午前中の二宮町議会総務建設経済常任委員会を傍聴した。第1委員会室、傍聴者16名。
 
 議題の中に「神奈川県住宅供給公社の百合が丘内所有地に関する県への申し入れについて」があり、いつもの委員会は傍聴者が一人か二人だけなのだが乱開発、環境破壊を心配する百合丘住民など16人の傍聴者が集まった。
 
 県住宅供給公社が負債を抱え、団地内の緑地を民間に売りに出した。
写真は山を削り開発が始まっている満顔莊西側の百合が丘一丁目の地域(地図ではだいだい色⑯)で現在造成工事が始まっている。西友の前の道路を通ると丸見えである。
山を削り土を盛り40戸の住宅が出来るそうである。
 
だいだい色⑳・21は峠公園隣接地で12,745㎡ある公社用地は既に売却され開発の危機にさらされている。近くを新幹線が通り盛土してはいけない土地である。
 
他にも売却が検討されている土地があるがどこも団地内ののり面、急傾斜地の緑地で総務建設経済常任委員会として意見書を出す事になった。






二宮町で議会基本条例(案)制定経過報告のタウンミーティング
 二宮町議会で基本条例(案)制定経過報告の議会タウンミーティングが開かれました。    
   平成24年8月18日(土)午前10時~12時     
   ⼆宮町⽣涯学習センターミーティングルーム 参加者30名
 
 杉崎議長の挨拶から始まり二見委員長の経過報告、添田議員からの条例案説明がありその後、参加者との討論会(質問、意見)になった。
 
二宮町議会基本条例(案)制定の経過
二宮町議会は昨年3月議会で議会基本条例制定特別委員会を設置し、16 回の委員会と3か所のタウンミーティング、露木前開成町町長の講演会、廣瀬克哉法政大学教授講演会等を開催しながら議会基本条例制定に向けて取り組んで来た。
 
 条例案説明条例文は以下ですが
先進的な他の自治体の議会基本条例に比べ(全員協議会が原則公開になった事はいいが)町長の反問権がいつの間に消え、日曜議会、通年議会が無くなった。
 
町民の意見、質問(私の記述は印象に残った所だけです。あとで二宮町議会HPで確認して下さい。)
 9名が発言し議会基本条例のタウンミーティングなのに自治基本条例の質問に始まり「町長と事前に協議、調整をしてあるのか?」「町と自治会は協議会があるが議会と自治会の協議会も必要。」等、的外れな意見があった。
 
 参加者30名のうち女性がたった4名、年齢構成が70代後半の人が多くこれからの時代を担う若い人が誰もいないのは奇異である。また行政職経験者、議員経験者が多く「基本条例であまり切り込むと執行者と上手くいかないのではないか。」「基本条例は議員の縛りにならないか。」等、一時代前の古い保守層を代弁する空気があった。参加者の年齢構成がかたよっていて世論を反映しているとは言えずいびつである。タウンミーティングの開催の仕方、参加者の集め方を考える必要があるのではないかと思う。
 
 また「条例前文はいいが後段は要綱になって中味が失速」「採択された請願、陳情に監視機能、執行監査を入れるべきでは無いか。」等の意見もあった。






[ 1 - 5 件 / 47 件中 ] NEXT >>