二宮町議会で基本条例(案)制定経過報告の議会タウンミーティングが開かれました。
平成24年8月18日(土)午前10時~12時
⼆宮町⽣涯学習センターミーティングルーム 参加者30名
杉崎議長の挨拶から始まり二見委員長の経過報告、添田議員からの条例案説明がありその後、参加者との討論会(質問、意見)になった。
二宮町議会基本条例(案)制定の経過
二宮町議会は昨年3月議会で議会基本条例制定特別委員会を設置し、16 回の委員会と3か所のタウンミーティング、露木前開成町町長の講演会、廣瀬克哉法政大学教授講演会等を開催しながら議会基本条例制定に向けて取り組んで来た。
条例案説明条例文は以下ですが
先進的な他の自治体の議会基本条例に比べ(全員協議会が原則公開になった事はいいが)町長の反問権がいつの間に消え、日曜議会、通年議会が無くなった。
町民の意見、質問(私の記述は印象に残った所だけです。あとで二宮町議会HPで確認して下さい。)
9名が発言し議会基本条例のタウンミーティングなのに自治基本条例の質問に始まり「町長と事前に協議、調整をしてあるのか?」「町と自治会は協議会があるが議会と自治会の協議会も必要。」等、的外れな意見があった。
参加者30名のうち女性がたった4名、年齢構成が70代後半の人が多くこれからの時代を担う若い人が誰もいないのは奇異である。また行政職経験者、議員経験者が多く「基本条例であまり切り込むと執行者と上手くいかないのではないか。」「基本条例は議員の縛りにならないか。」等、一時代前の古い保守層を代弁する空気があった。参加者の年齢構成がかたよっていて世論を反映しているとは言えずいびつである。タウンミーティングの開催の仕方、参加者の集め方を考える必要があるのではないかと思う。
また「条例前文はいいが後段は要綱になって中味が失速」「採択された請願、陳情に監視機能、執行監査を入れるべきでは無いか。」等の意見もあった。