mikkoの山旅日記Ⅱ

最初は食べ歩きの旅、そしてハイキング、100名山、そして次は沢登り、岩登りと広がり冬は3000m級の冬山へ・・・・
 
CATEGORY:ロープワーク&遭難救助トレ

№1595-94 湯河原幕岩 悟空スラブ(マルチトレ)

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 2ピッチ目の修了点にて
 2ピッチ目の修了点から3ピッチ目を撮る
 4ピッチ目を登攀中
 1ピッチ目からの懸垂下降
     
日  程: 2021年10月18日(月)
メンバー: mikko(LD)、popo、パー子
天  気: 薄曇り(寒かった)

日記:
8時に管理棟前で集合して、久しぶりの悟空スラブに向かう。
今日は、日曜日の筆頭岩登攀を想定したマルチピッチクライミングのトレーニングです。

popoさんはリードで登って、支点の構築及びロープ操作がスムーズに行くように、パー子さんは確保と懸垂下降が課題です。
2本のロープで二人フォロー、1本のロープで三人が登る2種類の登り方を、また懸垂下降時のロープの出し方も3種類やって見る積りです。

1回目4ピッチで登ります。(2本のロープでフォローがふたり)
1ピッチ目、mikkoがリードで登ったあと、ふたりが5m位の間隔をあけて同時に登ります。

2ピッチ目、ラストのフォローのpopoさんがリードで登ります。ピッチの交代時にパー子さんのロープを解いてpopoさんに渡し、mikkoに付いていたパー子さんの色のロープを外してパー子さんに繋ぐ。この解きと繋ぐ作業を二人同時にやると時間も掛からずできて、リード者に付いたロープもスムーズに送り出すことが出来た。
(手繰り上げた2本のロープの末端が常に、リード者に繋がれた状態にすればロープをスムーズに送り出すことが出来ます。)

3~4ピッチ目、mikkoとpopoさんが交代でリードし、その都度、問題等があった場合は検証しながら、じっくり登った。

4ピッチ目終了点から3ピッチで懸垂下降
殆どやったことのないパー子さんをメインに懸垂下降のセットの仕方等を練習しながら3ピッチで下りる。
傾斜の強弱で、ロープの出し方次第で絡んだりするので、今回は3種類の出しかたで下りてみた。
結果は傾斜が強ければ先投げでもいいが、緩い場合は2本まとめて少しずつ送り出すか1本ずつにして少しずつ送り出す方が悟空スラブに関してはスムーズに下りられた。

寒さに震えながらランチタイムを取る。
mikkoは午後、2枚の重ね着をプラスしたが本当に寒い。ブルブル・・・
多分、妙義もこんな感じなんだろうな。。。。

2回目(2ピッチ目終了点まで)
午後は、1本のロープでpopoさんがリードで登り、mikkoはpopoさんが登った後ロープをフィックスしてもらってアッセンダーで登り、パー子さんが懸垂用の50mロープを腰に付けてフォローで登ります。

筆頭岩では、popoさんがリードで登って確保、パー子さんはビレイに徹してもらうため、それに集中してのトレーニングです。
二人とも熱心に励んで、ピッチを重ねる毎にスムーズな動きになり一安心。後はスピードアップかな。。。

気が付けば16時少し前で、あっという間に時間が経っていた。急いで片付け等をして17時少し前に駐車場に戻って解散。
渋滞を避けるために、久しぶりに西湘バイバスを使って帰路に付いた。





関連記録 NET山岳会“HALU”パー子さんの記録へ








№1539-38 広沢寺 弁天岩(ロープワーク)

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 終了点での結び替え
右壁が空くまで左壁を登って待つ
  〃
右壁で疑似リードをし、終了点で掛け替えをする

日  程: 2021年4月30日(金)
メンバー: mikko(LD)、chako、つっちぃ、popo、パー子
天  気: 晴れ(風が冷たく寒かった)

日記:
クライミングを始めて日が浅いchakoさんとパー子さんは弁天岩が初めてと言うことで、ヒルが出ないことを祈りながら岩場に向かう。
シューズに虫よけスプレーを吹きかけたが、昨日は夜までずっと雨だったのでチョッと心配です・・・・

岩場に着いて直ぐにシューズに付いているヒルを発見し・・・・
ピンセットでつまみ取りチャッカマンで焼いていると、別のメンバーにもう一匹見つかって・・・・
湿った枯れ葉の下に隠れているようだったので、枯れ葉を掃いてきれいにするとその後ヒルが出ることが無くてホッ!置いてあった箒、ありがたく使わせていただきました。

本日のメニューは、初心者の二人をメインに他の二人は確認と言うことで、トップロープで登った場合の終了点での掛け替え及び結び替えを主にトレーニング開始です。

先ずは地上で以下の手順で何度も練習を行った。
★修了点での掛け替えの場合(残置カラビナがある場合)
①修了点に着いたらセルフビレイを取る。
②ビレイヤーに『ゆるめて~』とコールをする。
③残置カラビナにロープを掛けて環を閉める。
④トップロープ用の支点を回収する。
⑤ビレイヤーに『テンション下さい又はロープを張って下さい』とコールをする。
⑥ロープが張られているのを確認したらセルフビレイを外す。
⑦ビレイヤーに『おろしてください』とコールする。

★修了点での結び替えの場合(残置がリング又は環が開かないカラビナの場合)
①修了点に着いたらセルフビレイを取る。
②ビレイヤーに『ゆるめて~』とコールをしてロープを適量引き上げる。
③引き上げたロープを二つ折りにして残置のリングまたは環が開かないカラビナに通す。
④二つ折りにした箇所でエイトノットを作り、安全環付きカラビナに掛け、それをハーネスのビレイループに掛けて環を閉める。
⑤トップロープ用の支点を回収する。
⑥ビレイヤーに『テンション下さい又はロープを張って下さい』とコールをする。
⑦ロープが張られているのを確認したらセルフビレイを外す。
⑧ビレイヤーに『おろしてください』とコールする。

この後続けて、登って終了点での掛け替え等をしたかったが知り合いのグループが、我らがいる上部でアイゼン、バイルトレをしたいというので、万が一を避けるために左壁を登りながら空くのを待つことにした。
結果、我らが左壁を登っている時に、万が一(落下物ありで)が起こったので避けていて良かったです。

右壁がやっと空いたので、疑似リード登りで終了点の掛け替えトレーニングをします。
上からロープで確保しながら、リードで登って、修了点で掛け替えた後ロアーダウンの一連の流れを繰り返して15時過ぎにトレーニングを終えた。







関連記録 NET山岳会“HALU”popoさんの記録へ









№1486-72 広沢寺周辺救助トレハイク(プチバリで周回)


日  程: 2020年11月7日(土)
メンバー: mikko(LD)、chako、furu、Ootonbu、kazunoko、じゅん
天  気: 晴れ
行  程: 5H47′
歩行距離: 6.5km
総上昇量: 434m

コース:
平塚自宅6:25⇒港こども園前(PU)⇒7:20広沢寺温泉Ⓟ7:50→8:04大沢川左岸尾根取付→9:13林道→9:50大沢川渡渉分岐→11:57日向山12:25→12:44見城山12:53→13:37広沢寺温泉Ⓟ(解散)⇒帰路に付く

日記:
一回目の屋内救助トレに続いて、今回は実践編でハイキングをしながら救助トレをすることにした。実際に傾斜のある場所で起きえる不具合等を見つけ、修正や対処できるようになることを目指し、furuさんを除いては、まだ2回目なので確実なロープワークも課題です。

kazunokoさんと一緒に出発し、港こども園前でじゅんちゃんをピックアップして広沢寺に向かう。
道中は空いていて、順調走行で待ち合わせ時間よりずいぶん早い到着となった。
駐車場にはクライマーたちが大勢いたので屏風岩はかなり賑わいそうです。

メンバーたちも続々早めに到着し、予定より早い時間で出発する。
少しの間車道を歩いた後、山道に分岐し植生保護策を潜って小沢に降りると直ぐに大沢川左岸尾根の取付きです。この尾根は最初の20mぐらいが、傾斜がきついので、ここで一回目の救助トレをすることにした。

滑落者役のkazunokoさんとmikkoは下で救助者が来るのを待ち、あとの四人は登って救助の支度をして下りて来る設定です。
支点構築に少し時間がかかりましたが、chakoさんが救助に下りてきました。しかし要救助者に付けるロープの長さが少し足りません。前回の時にはその場合の練習をしていなかったので、急遽ロープ上にインラインノットで輪を作ってそこにスリングを結んで要救助者に付けて登って無事に救助出来てホッ!まだまだ課題はたくさんあるが後はトレーニングを積むのみですね。

救助トレが終わった後、プチバリルートで林道まで登ると暫く林道歩きで進みます。

大沢川の渡渉するあたりで、草が生い茂って登山道が見えずに少し探すが、見つかってしまえば後は迷うことなく尾根上の分岐に着く。

分岐から上りの途中で、二回目の救助トレを行う。
一回目から見たらずいぶんと早く、スムーズになってきているので、やはり慣れですね。
流れのついでに、アッセンダー代わりに使えるマッシャーと立木が無い時に草や笹を束ねて支点を作る時に使えるフレンチ、ロープの結束に使うバタフライを覚えてもらいました。バタフライはロープ上に輪を作ることも出来便利です。

お昼少し前にトレーニングを終えて日向山に向かい、ここでランチタイムを取ったあと見城山経由で駐車場に戻って解散となる。
見城山付近でヤマガキを初めて見た。実は美味しくないらしいがちゃんとついていました。

ロープワークは繰り返し練習することによって身について行くと思うので、これからも時々救助トレを入れたハイキングをしましょう。お疲れ様でした。
mikkoとじゅんちゃんとchakoさんは、この後奥多摩に向かいます。





関連記録 NET山岳会“HALU”じゅんちゃんの記録へ








№1478-64 ハイキング用ロープワーク



日  程: 2020年10月17日(土)
メンバー: mikko(LD)、chako、furu、kazunoko、Ootonbu、じゅん、popo
天  気: 雨

日記:
湘南平の登山口で行うつもりだったが、前日の予報が100%の降雨確率だったので、急遽mikko宅で内容を少し変えて実施することになった。

9時に集合してロープワーク開始。
ハイキング時に滑落した人の救助(引き上げ)が想定です。
ロープワークが初めての人も数人いたので、基本の結び方等を覚えてもらってから一連の流れで、滑落者を引き上げて救助するまでを全員出来るようになるのが本日の課題です。

各結びのメリットやデメリット、注意点等を伝えながら練習をして、ロープワークを終えた後PCの使い方等が分からないところを、お互いに教え合って16時半過ぎに解散となった。

お昼はソーシャルディスタンスを意識て座り、furuさんから頂いたハナイグチとナラタケ入りの味噌汁にうどんを入れて汁代わりにして、各自で持参したおにぎり等を食べ、差し入れのデザート、ごま・紅茶プリン、ソバかりんとうを美味しく頂いて、これも楽しく美味しい時間で、午後の活動エネルギーになった。
帰りがけにkazunokoさんの娘さんから差し入れしていただいた栗の甘露煮もおいしかった。そしてfuruさんの畑で採れた冬瓜もお土産にいただいて、トレーニングも食も有意義な一日となった。

皆さん、とても熱心で全員一連の流れでの作業が出来るようになって課題をクリアしたので、次回は同メンバーで地図読みをしながら実践編を実施することにした。





関連記録 NET山岳会“HALU”chakoさんの記録へ








№1390-44 湯河原 幕岩(ロープワーク)

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日  程: 2019年8月17日(土)
メンバー: mikko(LD)、つっちぃ、ノリ、naka、ike
天  気: 晴れ

コース:
平塚自宅7:20⇒7:50早川駅⇒8:32幕山公園ⓟ→奥のⓟ側舞台(ロープワーク)→桃源郷(クライミング)15:10→幕山公園ⓟ⇒帰路は旧道利用で帰路に着く

日記:
沢登りを希望するメンバーと一緒に、幕山公園の駐車場に隣接する建物(舞台)でロープワークトレをしました。
初心者ということで、特に使うロープワークのみを限定してトレーニングを行い、最後は一連の流れを通しで練習した。
壁がなく風通しが良いので、快適にトレーニングが出来たのは良かった。

おやつタイムにはikeさんからの嬉しいサプライズに感謝、ありがとう♪



ランチ後、場所を桃源郷に移動してクライミングを楽しみ15時過ぎに終了して帰路に着く。
次は沢に行きましょう。


関連記録 NET山岳会“HALU”ikeさんの記録へ








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