うえきや蔵門★おきらく日記

おきらくに まあおきらくに おきらくに
 
2010/07/03 21:59:18|その他
飛び跳ね
髪の毛を切る。
美容師さんと、その切り落とした量を見てあきれるくらい、ばっさりとやる。
体感的には1kg以上、頭の上の重石が軽減されたと言っても過言ではない。
自由になる。世界が変わる。視線が、そしてほんのわずかの運気が上向きになる。

おそらく、毛を刈り取られたばかりの羊の気分は、きっとこんな感じなんだろーなあ。もう、ぼくちゃん、飛び跳ねちやうもんね。笑われたって知ったこっちゃない。はねはねの飛び飛びのぴょんぴょんさあー。

《写真》半期に一度のイベントで訪れた熱海駅。行儀よく並んだ小魚の群れに、心ときめく。







2010/06/28 22:25:14|その他
稲作のDNA

梅雨の合間に、知人の田植えを手伝う。

いつだって草ぼうぼうの自分の畑を思うと、
「人の手伝いなんか、しとる場合かいっ!」
自分の中の目玉おやじに大目玉を喰らいそうだが、
知人のお手製お昼が付いてくるという話に、
「え?じゃあ・・行こか?」
いそいそと出かける。

何人かが一列になってならぶ。
右手の伸ばせる範囲から左手の伸ばせる範囲までの責任を負う。
自分が足を引っ張らないように・・・と内心あせりながらついつい競争になる。
責任を果たしたら一歩後退して、全員そろう一瞬の隙に腰を伸ばして一息つく。
このサイクルをひたすら繰り返すと、面白いことに田んぼができあがる。

点から線へ。線から面へ。泥地から黄緑の点描へ。個性などありそうもないのに、どこから見てもばらばらで芸術的だ。
苗が植わることではじめて通り抜ける風が生まれた事を知る。まだ子供の苗たちがくすくすゆらゆら笑っているみたいだ。

味を占めて、余った苗をおねだりする。
田んぼなんてないので、廃材の床下収納の箱で代用する。
それっぽく苗が揺れる。
う〜ん、また好きなものができてしまったと、困りながら一人で笑う。

《タイトル》田植えで誰かが言っていました。我々には稲作のDNAがあるんだと・・。なるほどなるほど。
《写真》私の小さなたんぼもカエルのふるさとになる。







2010/06/16 21:13:24|その他
野菜に礼をつくす
野鳥や庭木が愛しいように、自分の畑で育てた野菜たちがとっても愛しい。
リーフレタスの背筋がしゃきぃぃぃと伸びていて、口にいれるとぱりぱり音がするところや、
土の幾多の要素が力を合わせて作り上げた大根をこっとりと煮含めると、それだけで神の存在を思い知ったり、
生のラッキョウをスライスして、まだやわらかい青じそを千切りにして、冷奴の上に乗せる。そんな食べ方をしらなかった日々を心から悔やしく思ったり。

でもね、今はこんな野菜ソムリエみたいなことを、えらそうに言っているけど
野菜の味がわかるようになったのは、こんなに愛しく感じるようになったのはごくごく最近のことなんです。

あまった野菜をお客さんに分けて、感想を聞く。自分でもいろいろと味を吟味してお客さんに薦める。おいしさを共感する。配る人の顔を思い浮かべて、もっともっと頑張って野菜を作る。
出来不出来で環境や気象変化を意識する。
なんだか、当たり前のことなんだけど、野菜に対して礼儀正しく接することで、いろんなことが見えてきたみたいです。

今日また新たに増えたお客さんと話していて、
思いついたこと、書いてみました







2010/06/13 23:03:07|その他
愛すべきケーコ
ヘビの事を書いたら、親切な同業の方が、ヘビの写真をメールで送ってくれました。それはそれはとてもリアルなヘビで、怖がる方がいるといけませんので残念ですが掲載はやめておきます。

話は飛びますが、
私は、物心ついた時から(?)かなりの河童好きです。水かきつながりでオオサンショウウオなんかも結構いけてます。(画家の水野政雄氏が書いたオオサンショウウオの絵はさいっこーで、もしかしたら氏の絵を見て好きになったのかも知れません。)その延長線上で当然、アマガエルは愛すべき友達と呼んでいます。梅雨のこの季節になると、畑での密会を心待ちにする私がいます。

今日、久しぶりにバッタリ愛すべき友達と遭遇いたしました。朝7時から夕方まで畑作業を頑張ったご褒美に神様が粋な計らいをしてくれたのでしょう。もってたソラマメを放り出し、携帯のカメラでパチリ。アア、ナンテカワイイの?パチリパチリ。一日の疲れが吹き飛ぶようでした。

もし、このカエルのケーコがヘビに飲み込まれたらなら・・・。
想像しただけでも血管が浮き出てきそうですが、戦います。
腰の物(植木屋のみっつ道具)で足りなければ千枚通しで貼り付けにして・・・。必ずや、救出してみせるでしょう。
たぶん、マムシでも、きっと。

こわーいこわーい、ヘビの写真が目に焼きつき、
ついつい話が、暴走しました。
では、おやすみなさい。







2010/06/11 23:53:45|その他
スリルとサスペンス

昨日は新規のお客様のところで仕事をする。
6月のこの時期は、危険な罠がたくさんある。
その上、初めての場所となると、相当デンジャラスなのだ。

庭に足を踏み入れ、あたりを見回す。
「お、いた。」アシナガが蛍の舞のごとく、ツツジの茂みを偵察中だ。
明らかに、風通しの悪いツバキには、びっしりチャドクガの縦列。
「ぎょええ〜。」泣きながら枝抜きをする。
さあ次は、カラスかハトか?(この時期は巣を守る鳥類は人を襲います。)
「ちきしょ〜。くるならきやがれ。」
じめっとした植え込みの中に脚立を持って足を踏み入れた瞬間、
「きたあ〜!!!」
全身血の気が引いた、蔵門の足元にはトグロをまいたヘビ。
作ってはいません。ノンフィクションです。

お客さんに、懸命にアピールすると
「あ、いた?3日前にも出たのよねえ。」とさらり。
「まあ、毒へびとかじゃないですよねえ?」と私。
「え?知らなかった?この辺はマムシ山を造成したからマムシ多いのよ。だから私茂みには入らないようにしてるの。」と、と、さらり。

♪震えているのはチャドクガのせいだろ。怖いんじゃないよ。
と懐かしい歌をぶつぶつつぶやきながら、スリルとサスペンスの一日で鋏を握りました。ちなみに、チャドクガで全身しっしんだらけの時はなぜか寒気がします。震えます。今もしっかりブツブツでカイカイです。

《写真》本来ながら、ヘビの写真を掲載するところですが、動転していてそんな余裕はありませんでした。先日、奥只見で哀愁のある赤いお尻を見つけたので、お茶請けに・・・。