うえきや蔵門★おきらく日記

おきらくに まあおきらくに おきらくに
 
2013/05/13 22:59:00|その他
蔵門の憂鬱
一年に一回、憂鬱な仕事がある。
(普通のサービス業従事者は、決して言わないでしょうが、
私は、普通じゃないので、恐れを知らず言ってしまう。)

今日の私は、お客様のお庭で、
ツバキに始まり、ツバキに終わる。
その間に、他の物も混ざってもよさそうなものだが、
端から端まで、ツバキなのだから仕方ない。

この時期、ツバキにはチャドクガが発生開始。
その殺虫が今日の私の任務だ。
できるだけ、剪定して風どおりをよくすると同時に、
まだ集団行動中の毛虫を捕殺して、薬の使用を最小限に抑える。

レジ袋一杯まで、捕獲し続けたから、
瞼を閉じると、毛虫が葉の裏に並んだ図が残像になってよみがえる。
夕飯が遅くなり、空腹すぎるのとあいまって、相当に気持ちが悪い。

来年こそは、この仕事は断りたいと思う。
憂鬱というよりも、苦行というほか言いようがなく、
営業スマイルも、冷たく凍る一日。

《写真》強力な助っ人。集団を見つけたら、枝ごと切るが、ちょっとの振動でも察知して忍者のように、逃げようとする毛虫たち。
だから、見つけたら、シュッ!!瞬間冷凍。今日一日で一本使い切ってしまったが、これは使える!おススメです。









2013/05/12 22:51:09|その他
野菜を食べてミドリです
手のひらを太陽に透かしてみると、
なんとなく、ミドリがかって見えるほど野菜を食べた日。

畑では、小松菜、ほうれん草、チンゲンサイ、春菊、レタス、絹さや、ブロッコリー。
「おお〜い、こっちこっち。とってくれんかのう。」みんな声を嗄らして手招きをする。
ここのところ忙しくて、見なかったことにして過ごしているから、
休みの今日は腹をすえて、ミドリになる。

体が喜ぶ以上に、心が喜ぶ。
少し大きくなりすぎた小松菜はちょっと歯ごたえが気になるけど、まあ一応セーフのうち。「ふう〜、間に合った。」
お腹にしまうまでが、野良仕事のうち。

《写真》「私も、野菜を食べてミドリです。」背中に哀愁をにじませるけど、虫のようです。







2013/05/04 20:58:00|その他
青空模様のお皿
最近はやりの、「あるやつ全部、つるしちまえ!」飾りは、
あれが、お父さんで、あれが2号さんで、あれが小姑で・・・。
みたいな余計な想像を引き起こすから、
見ていて、少々疲れるのは私だけかなあ。

余計なお世話ですが、20匹くらいで泳ぐ中から
選別して5匹、写真に収めさせていただきました。

青空模様のお皿に、
めざしかししゃもを並べたような、ぴんぴんのこいのぼり。








2013/05/01 23:59:00|その他
愛すべき野菜たちに
やっと、どうにか態勢を立て直せて、
頭の中のもやもやに、うっすら光が差し込んできました。
また、すぐに、どたばたになる。
戦々恐々としながらも、
今は、ちょっとだけ、雨音を楽しみます。

「いざとなったら、畑仕事を削って時間を作ろう!」
腹をくくった効果か、畑は例年になく順調な滑り出し。
大事な精神安定剤だから、削ろうなんて所詮無理な話なんだよね。

今年はあまり期待しなかったタマネギが、驚くほど上出来で、
救われてます。癒されてます。愛すべき野菜たちに・・・。

《写真》大きいから、いいってもんじゃあないけど。たまねぎの場合は、なんかとっても、得した気分!







2013/04/29 22:09:39|その他
昼間のテレビ
あまりテレビは見ないほうである。
天気の良い日の昼間なら、なおさらだ。

快晴の休日。
洗濯布団干しを終え、身支度を整えながら、
テレビの電源を切ろうとして、固まる。

植物写真家、埴氏の番組が始まってしまった。
面白がる心を持った彼の姿と、
すぐ足元にある、小さきものに注がれる愛情と、
植物のもつ生命力。

天気の良い日の昼間なのに、
出発を遅らせて、じっくりテレビの前に腰をすえる。
しばらく持続できそうなエネルギーをいただく。
こうなるとテレビも捨てたものじゃないな。

面白がる心、ちょっとだけ、思い出したよ。