うえきや蔵門★おきらく日記

おきらくに まあおきらくに おきらくに
 
2013/07/21 23:13:47|その他
草色の一日
井上陽水の古い作品で”白い一日”という曲がある。
♪真っ白な陶磁器を眺めては飽きもせず、かといって触れもせず・・。
冷たい光を放つ、その世界に浸りたい時もあるけど、

最近は、
無邪気すぎて、笑っちゃうくらい、パワーだしまくりの、
野菜の質感が一番好きかなあ。
まさしく、食べちゃいたいくらい、かわいい。
食べちゃうんだけど・・。

畑で草むしりが出来ることが、嬉しくて嬉しくて。
ご機嫌の草色の一日でした。

オマケ:先日伐採したハゼノキ(ウルシ科)にかぶれたのかなあ。
伐採木のたたりです。
両手がすごいことになっています。植木屋の仕事って、一日じゃおわらないこと、多いんだよね。いろいろと・・。







2013/07/19 22:52:08|その他
バーカウンター
先週から最高気温が32、3度の中での仕事が何日か続いて、
もう、これは半分熱中症なんじゃないかというくらい帰宅後は夢遊病者と化して生きてきました。首に保冷剤をまいて、強制的に体温を下げて生命を維持。オーバーに聞こえるけど本当の話。

それでも、なんとか乗り切ってきたけれど、
暑さがぶり返した昨日は、相当まいりました。
普段の手入れに加え、伐採4本追加。
お昼にお弁当はやめて、ファミレスに逃げ込み一人でランチを食べたのは初めてです。「冷房とドリンクバーで命が救えるなら安いもんです!」自分で言い訳を口走っていました。

《写真》肩で息しながらも、満足してもらえる仕事ができたのは、
お客さんが私のためにテラスに準備してくれたバーカウンターのおかげ。つまみは甘・塩・すっぱが並び、氷がロックアイスてのも、涙物。(もちろん、飲み物はスポーツドリンクです。念のため!)
暑さはお客さんのせいではないのに、この気遣い・・・、本当に感謝感謝の一日でした。











2013/07/17 17:54:01|その他
やっぱり雨の中
こないだの日曜日のこと。
あと、20分で片づけが終わる!!ってとこで、
空の上で、誰かがバケツをひっくり返した。

何年か通うこの現場では、
なんだかもう笑っちゃうくらい、このパターンが多い。
応援を頼んだ、いつもの仲間も慣れたもので。
全身ずぶぬれで、両手を挙げる。

「空調の完備された快適空間で、アフタヌーンティーをしてみたいものです。」なんて、言ってはみますが。

泥んこ遊びの、このキラキラした時間の方が、
今の私には似合ってるんでしょうね。
この景色がくっきりはっきり、心に刻まれていきます。

《写真》現場をでて、数分走るとアスファルトが乾いていて
ピンポイント雷雨と知る。Y氏と夕暮れの蓮池でほうける。
(写真は行きがけに撮ったから、ハスが開いているよ。)







2013/07/04 20:46:50|その他
午前中は雨の中
午前中は雨の中だった。
ぽつり、ぽつりがバラバラ・・に変わって、
ドシャー!!に遷り行くのを、
5mのマキのてっぺんで、全身に感じて鋏をにぎる。

いつもは、「まいったなあ〜。」なんだけど、
心が通い合うお客さんのところで、
好きなでっかいマキの手入れで、
仲間も目の届くところで、同じ雨の中だから。

お昼で中止にしてあがったけど、
「まだまだ、やってもよかったかなあ」
気持ちがいい雨も、たまにはあるんだね。


《写真》最近、我家に転居したナナフシ氏。いかにも草食系昆虫っぽい。背中の節が、プラスチックのおもちゃみたいだ。おっと、失礼。








2013/06/24 22:37:17|その他
正しい謝罪の角度
この20年、いや30年で、この国は変わったのかなあ。

電車に乗る機会がめっきり減ったから、
あまり実感したことがなかったけれど、
毎日、通勤に電車を利用している人に言わせたら、
当たり前らしい。

あやうく寝過ごしそうになった乗客が、
あわてて降車する際、
振り回した馬鹿でかいスーツケースが私の膝を直撃した。

「いったあ!!」
叫んで、うずくまる私に
一瞬振り返って「すみません」を残して飛び降りていった彼に、
文句の言葉は、届かないんだね。

うえきや最盛期の今、故障したらどんなに大変だろう?
涙目で膝をさする。

悲しいのは、当て逃げした彼の態度もそうだけど、
「大丈夫?ここ座って!」と席を立ってくれた女性以外は、みな見てみぬ不利だったこと。

こんなことで、悲しんでる方が天然記念物なんでしょうね。
私の中の、時計はずいぶんと古い時をきざんでいるようで。

ほんの少しでも、彼の良心がチクリとしたことを祈って。
一人でも同情してくれた人がいたことに感謝して。

《写真》まさしく、正しい謝罪の角度。オカトラノオ。