うえきや蔵門★おきらく日記

おきらくに まあおきらくに おきらくに
 
2015/01/15 23:10:17|その他
飛ぶ
実際はハンドルを取られたと言うべきだろうが、
感覚的には、すべった!もしくは、飛ばされた!というかんじ。

今日の鎌倉の峠道は少し凍っていたのだろうか。
峠をのぼりきって下りに差し掛かったカーブで車がツーっと流れた。
ガードレールぎりぎりを逆ハンドル(?)で難を逃れる。
後続のバイクがびびって、車間をあけるのをミラーで見ながら、
「ごお〜っ」という風の音を背中で聞いた。

車のタイヤの溝が、少し気になっていたのも事実。
積載重量(ドライバーである私一人)が軽すぎたのは自己申告。
いやいや、あそこは霊園の入り口だったから・・・。

もう何十年も通いつめた大好きな峠道で、
怖かったけど、やけに冷静に分析をして、明日の糧にする。
「気をつけなはれや。」「はい。」

《写真》まったく関係ないけど、飛ぶつながりで・・。(今年の駅伝上空のヘリ)







2015/01/14 23:21:07|その他
白菜顔
畑で、
となりのおじさんが声をかけてくる。
「白菜もってくか?」
となりのおじさんが帰った後、やってきた近くのおじさんが声をかけてくる。
「白菜いる?」

おもわず、泥だらけの軍手をはずして顔をつるりとなでてみる。
そんなに白菜欲しそうな顔してるかなあ。私。

《写真》そういえば、初雪の写真にまけて没になった写真があった。
初日の出恒例登山の犬シリーズ。

犬の視線が気になって、富士山よりも犬にピントを合わせてしまう。

犬や猫のこの手の表情に弱いです。私。
 







2015/01/11 23:07:13|その他
モミジの涙
年末、手入れが間に合わなかった植木を切る。
(落葉樹は冬の間は寝ているので・。)
寝た子を起こさないように、そーっと、そーっと。
夏椿を切って、ヒメシャラを切って、モミジに鋏を入れる。
その瞬間「ありゃっ」と手を止める。

モミジは誰よりも先に目覚めて春を待つけど、
それにしても、今年は早い。
切り口から、「じわ〜っ」と水があふれて、幹を伝ってぽたぽたと流れ出している。
この細い幹のどこに、こんなに水を吸い上げる力が隠されているのかって不思議になるけど。
これがサトウカエデの樹液(メイプルシロップ)だったらなあ、なんて思いながら、
モミジは諦めて、他の木にうつる。

あまりにも静かだったから・・・。

かさ・・・、かさ・・・、かさ・・・。
モミジの涙が地面の枯葉に落ちる音が、恨めしげにずっと追いかけてくる。
「ごめん、ごめん、ごめん。謝ってるジャン。」
「次の冬は、もう少し早く切るからね。」

《写真》蔵門お手植えの甘夏。たわわわわ。



 







2015/01/07 21:42:04|その他
赤いテーブル
横浜でのうえきやの会合の帰り、平塚に立ち寄る。
どうにも、夕飯を作るテンションになれず、
駅前でラーメンをすする。

この赤いテーブルが、
一杯のラーメンを一枚の絵に変えてしまう。
こりゃまた、びっくり。







2015/01/03 17:40:28|その他
方言の魔法
年末に松の手入れに入ったお客さんに、
「蔵門さんはテバッケエなあ」と言われました。

単純に「手が早い」がなまったという言うよりは、
もう少し、良い意味で・・。

おもに、この辺では、
「みかんをもぐのがテバッケエ。」
「たまねぎの苗を植えるのがテバッケエ。」などと頻繁に使います。

普通に、「仕事が早いねえ」と言われるよりも、
なんとなく、耳に残っていて、
じわじわじわじわ、暖かさが持続しています。

これぞ、方言の魔法って奴ですかね。

《写真》被写体が違うようですが、ま、いいか。念のため、写真サイズは小さめに縮小しておきました。