うえきや蔵門★おきらく日記

おきらくに まあおきらくに おきらくに
 
2015/03/04 23:31:11|その他
気風のおまけ
ちょっとだけ、気風(キップ)のいいところを見せたら、

数日後、おまけがついて戻ってきた。

おもってなかったことが起きると、

人と関わって生きることが楽しくなってくる。

そういうことなんでしょーねえ、きっと。

《写真》
このただの透明な液体が、美しく見える瞬間。







2015/02/24 23:06:23|その他
菓子折り
先日、ひょんなことからお詫びの菓子折りをいただく。
丁寧な謝罪の言葉に、もう十分胸のつかえもおりていたので、
心穏やかに、お茶をいただくことにした。

紙袋で、この辺では名の知れた菓子店Aのものと見て取れる。
リボンを解く際、Aの菓子がいくつか頭をよぎる。
しっとりチーズ味のとか、
ステッィクパイのとか、
なじみがある分、リアルに浮かぶ。
いじきたないなあと思いながらも、条件反射なのでいたしかたない。

箱をあけて、「むむっ」と思う。
私の想像の範囲を超えた、ごくごくあたりさわりのない菓子が並ぶ。
菓子店Aにこのような、さりげなさ過ぎる菓子があったんだあ・・。

穏やかだった心が、ざわざわと波立ってきた。
なんとなく悲しい気持ちで、お茶をいただく。
「やっぱ、お菓子って、ちょー大事なんですう。」

わがまま蔵門に限り、かなり特殊なケースですので、お気になさらずに・・。
 







2015/02/15 23:52:49|その他
カメレオン
11月は、山のおサルのように柿をほおばり続けて、口の周りがオレンジになる。
12月は、山のようなみかんに囲まれて、黄色い手で皮を剥く。
2月は、生わかめの短い旬を惜しむかのように、あれやこれやレシピを考えるうちに血液が緑色になる。
3月は菜の花色、4月はたけのこ色・・・。いろいろ変わる。

数日前、牡蠣にあたって青くなったのは、まあ別として・・。

私にとっての理想のくらしって、
変幻自在に色を変えるカメレオンみたいな生活だったようです。

《写真》三浦の佐島の天然わかめ。生命力みなぎる!海草です。







2015/02/09 16:25:00|その他
路地歩き
重量物持ち上げ姿勢不良による、腰痛再発。
先日腰痛仲間と話が盛り上がったが、2、3月は腰痛持ちにはとっても危険な季節なのだ。
筋肉のこわばりが、ちょっとの油断で腰痛を引き込んでくる。

一週間ほど、だましだまし機嫌を伺い、
今日はなんとなく峠を越えた感があったので、
たまりにたまった余肉を落としに、散歩にでてみることにする。

お天気雨ならぬお天気小雪のちらつく中、歩いていると、
「あ、」「お、」「むむむむ、」
すっかり路地歩きに熱を帯びてくる。
普段は使ったことのない路地から路地へと、野良猫のような腰つきで、ほっつき歩く。

とんでも寒いことも忘れ、腰痛もすっかり忘れ、時間も忘れ、
好奇心の扉を開け放ち、素の蔵門そのものになる。
手放しで、好きなことって、そうそう、これこれ。これだったんだー。
腰痛のおかげで思い出しました。転んでもただじゃおきない、路地歩き。

 







2015/02/05 17:42:55|その他
ヨシズ垣
着ている物や持っているバックをほめられると、
つい、目を輝かせて言ってしまう。
「これね、リサイクルショップで○○円だったんだよっ!」
私にとって、お金をかけずに得られた満足に価値がある。

仕事柄、竹垣を作ることがある。
お客さんに説明してても申し訳ないくらい、材工費共にかかってしまう。
これが贅沢と言えば、それまでなのだが、ふとムクムクチャレンジ精神が膨らんできた。

とことん安く作ってみたらどうかしらん!とかねてから暖めていたものを自邸で試してみた。
知人の竹林から切り出しておいた竹と、近所の製材所からもらった杉の端材と中古の柱を使って、
「はやいっ、安い、そこそこ雰囲気がでる」ヨシズ垣。

耐久時間は今後、観察の上確定するが、
ちょっとやそっとの台風に負ける気はしない。
「がんばれー、まけるなあー。」
拳を握り締め、声援を送りつつ、
これもまた楽しむところが蔵門流さー。(←なぜか、沖縄)