うえきや蔵門★おきらく日記

ここ数日、なんとなく疲れがたまっていまして、
昨夜、意識朦朧下で書いた日記を読み返してみて、
「こりゃいかん、そうとうお疲れだ！」と我が身を案じてしまいました。

熱帯低気圧一過の快晴の本日、
ひとまず外出を踏みとどまり、たまっていた家事に専念。
そして今、
どうにか、人間として許せる住環境を取り戻した部屋で、
５月の薫風！？を感じながら、再度キーボードに向かっています。

あー、これだ、これ。呆けることが私の命の源。
少しずつ、蔵門ポテンシャルが上がってきました。

一週間、ネタは沢山あったのに、ほぼ埋没。残念です。

今日充填したエネルギーがいったいどこまで持つかはわかりませんが、
明日はでっかい脚立をつんで出かけます。がんばんべー！

《写真》広大な敷地全体が花と緑に包まれているM邸のほんの一部。
しょうぶ、しゃくやく、ポピー、矢車草、他多数いただきました。
我が家の花瓶総出で活けまくりまくった結果、蔵門家も怪しい花園です。




 

十年ぶりに再会した先輩。
まったくの未知数で、今後の展開が楽しみな、おじさん。
まったく知らない人だったのに、一晩飲んですっかり意気投合した青年。

今年のGWのテーマは”人間”にしときましょうか？

５日をすぎてお店から姿を消す前に、
取り急ぎ、みそあんの柏餅を３つほど食べておいた。
しかしまだ、足りない気がする。
もう一声、本物の味噌味がきゅっと利いたやつ・・。おくれ。

サブテーマは、”みそあんの柏餅”に決まり。

《写真》毎年恒例のジャズライブ。光る楽器にあこがれる。


 

最近、ガビチョウの声がやかましい。
ペットとして中国から持ち込まれて野生化した特定外来種とのこと。
だから、野鳥とは呼ばない。

おしゃべり鳥とも呼ばれ、色々な鳥の鳴き声を真似るらしい。
「ほんまかいな」と内心思っていた。

昨日、お客さんのところで、枝折戸のひじつぼ（取り付け金具）を打ち付けていた。
「カン、カン、カン、カン、カン」玄翁でたたいた音が、こきみよく響く。
と、間髪いれず、
となりの家の屋根の上から、
「コン、コン、コン、コン、コン」と、返ってきた。
「偶然だよな〜。」と思いつつ、
「カン、カン、カン」
「コン、コン、コン」
が、ひたすら続く。
（念には念を入れて、回数を４にしてみたら、４つ返ってきた。
３，３，７拍子で試してみたい気持ちはやまやまだが、ご近所に白い目でみられそうなので、そこはぐっと、こらえた。）

笑っちゃいますが、おそらく、これがガビチョウの物真似披露！？間違いない。

《蛇足》ガビチョウを検索すると、ゆーちゅーで、鳴き声いろいろのってるよ。

《写真》畑のコンパニオンプランツとしてお招きしたボリジ（ハーブ）。３年で完全に野生化。こちらも脅威。
 

例年、GWがON・OFFの境界線となる。
今年も、例に漏れず、スタートの火蓋が切って落とされた。
スロットルを無駄にあおりながら、その時を待つ蔵門も
クラッチをつなぐ瞬間、一陣の風になる。

などと、かっこいいことを言ってはみても、
あくまでも、わたし的には・・の話。
好きな仕事ができる喜び以上に、
シーズン格差の気持ちの持ってき方が結構ヤッカイだったりするのです。

今年は、若干フライング気味に、畑仕事も進めておいたし、
家の内外の断捨離もそこそこ進めてきた。
でも、願わくば、あと１週間、あと数日、あったらなあ〜。

と、日記に書くのも、もう１０何年、いつものこと。
コトシモ、ウエキヤ、ガンバリマス。

《写真》大きいマキにガシガシ登る。つかんだ枝のすぐ先に樹上のヤマカガシ。
ヘビもこわいっちゃーこわいけど、へびをこわがる仲間も、「へえ〜。」と、こわい。

できることなら、もういちど行きたい街がある。
中国の上海と、ネパールのカトマンズ。

今よりもずっと、心が研ぎ澄まされていた頃、
あの喧騒と熱気の中をさまよい歩いていた。

圧倒的な力に気おされる。
よろけながらも、人々のいきいきとした表情を心に刻んでいく。
自分の野生が目覚めていく。

時が流れ、私の心が錆付いて、たとえ同じような気持ちにはなれなくても、
もう一度、あの街を歩いてみたい。

ネパールの人々と街の傷が、少しずつでも癒えることを祈って・・。

《写真》アケビの花