うえきや蔵門★おきらく日記

おきらくに まあおきらくに おきらくに
 
2015/08/17 17:19:04|その他
スローモーション
今だから話せることだが、

この夏、私は九死に一生を得た。
頭から転がりながら、スローモーションで思考が働く。
「あっけないって、こういうことを言うのかなあ。」
「う〜ん、でも、実感わかないなあ。」
「案外、しぶとく、助かっちゃったりなんかして・・。」

「実感わかない」という私の直感は、まんざら捨てたモンじゃなく、
持ち物をつぶした以外は、右足を負傷するのみで、
まさに、奇跡的に生還した。
(子供の頃、いなかっぺ大将の”キャット空中三回転(※)”を頭の中に叩き込んでおいたことがこんな所で生かされるとは・・!!)

それ以来、朝の光にひれ伏し、
大好きな雨音で目覚めては目頭が熱くなる。

「生きているって、素晴らしい!」と真顔で言える、
自分でいられること。

喉もと過ぎるまで、ひたすら感謝する日々が続きます。

※にゃんこ先生の「とってんぱーのにゃんぱらりっ」で飛ぶやつ。
ずーっと、”にゃんこ空中大回転”だと信じていた。







2015/08/11 15:46:05|その他
飯豊山
「飯豊山に楽な道なし。」
誰かが言ってましたが、
まったくもって、そのとおり。
入下山ともに、果てしない歩行と急登降を強いられる。
すれ違う人の多くがツワモノで、
北アルプスの縦走路を行き交う人々の軽さは感じられない。

5年前にこの辛さは知っていたはずなのに、
まだ未踏のルートへの好奇心と、
この山の懐の広さに、ゆらっと心が動いてしまった。

この猛暑下の仕事が続いて、へろへろだったのに・・。
♪私ばかよね。まったく。

登山歴三十年以上の私が、歴代1位をつけるハードな山行になりましたが、
この山の魅力だけは、まったくもってさめません。

どうにか、帰ってまいりました。

《コース》飯豊山荘→梶川尾根→大日岳→飯豊本山→ダイグラ尾根→飯豊山荘

《写真》夕日を見ながらココアを飲む蔵門
 







2015/08/04 15:49:31|その他
涼しい顔
昨日は仲間と二人で、作業気温の上限値を更新する。
前夜から、うっすら恐怖すら感じていたが、
腹をくくって、現場に向かう。

気心しれた仲間でも、
最新の注意を払って、互いを気遣う。
家では、口を開けば、
「あっつい、あっつい、んもーっ、あちちちち。」と叫び続けている蔵門も、
相手のためにと、口をつぐむ。

うっすら笑みをうかべ、極力、涼しい顔づくりに努めれば、
あら不思議、
案外、折れない心を持ち続けられると、二人で驚く。

夜のテレビで「今日も暑かったですねえ〜。」
当たり前の、この言葉に癒され続けている、蔵門夏の陣、ようやく終盤。

《追記》私が必死に暑さに絶えているのを尻目に、愛用のカメラが故障。
「この、根性なしがあ〜!!」
汗水たらして、働けど働けど、お給金カメラに消える。

《写真》あやうく踏んづけそうになった、店先の猫。

 







2015/07/28 21:30:08|その他
高温注意・・・!
てやんでいっ。

人になんてやさしくなれるか〜!

っていう、やさくれた気分の、毎日が続きます。

私の体温のバロメーターである、土踏まずの熱がとれません。

高温注意警戒ちかづくな情報発令中!







2015/07/26 15:29:20|その他
子供のアマガエル
青ジソをつもうとして、「あっ」と手を引く。
葉の上に、子供のアマガエル。

こんなカンカン照りで、焼きガエルになっちゃうじゃんと、
被っていた帽子で日よけを作ってやる。
「早く、涼しいところへお行きよ。」

小さき者や、植物に話しかけても、
何の反応もないはずなのに。
近くに感じているだけで、すごくうれしい。

人に対しても、
そうあれたら、ほんとはもっといいんだけれど・・・。
それがとっても難しいね。

《写真》蔵門らしからぬ、花の写真。