うえきや蔵門★おきらく日記

おきらくに まあおきらくに おきらくに
 
2015/10/03 0:17:34|その他
夜の映画

蔵門はかなり若いとき(北海道を一人旅していた頃)から原発がきらい。

だから、夜、軽トラを飛ばして小田原まで足を運び、
『日本と原発』の自主上映の映画を見る。


映画の内容は、とにかく丁寧に問題点が整理され、
かゆい所に手が届いていた。期待以上の満足度。
更に上映後の監督のトークと歌に、久しぶりに感動する。
尾木ママに似た(?)温かみのある話し方に、すっかり引き込まれる。
映画出演中の監督のおしゃれセンスにも目を見張る。ほろ酔い時の本音トークも親しみ大だ。

が、しかし、
臨席の中年夫婦が、
はじめから最後までビックサイズのポップコーンをカリカリ食べながら、
ハンバーガーとポテトの臭いをばら撒いていたのには閉口した。
福島の事故の悲惨な映像を見ながら、
この臭いと音は、もうなんだか、驚きに近い軽蔑の念。
バスや電車での若者の飲食なんて、全然オッケーでしょって気分になる。
たとえ、車内でどんぶりのラーメンをすすっていてもこれほどまで不愉快にはならない。
三谷こーきの映画なら許されそうな気もするけど、
今日は気分を害したので、ひとしきり睨んでおいた。

別に、難しいことは知らなくても、直感でいい。
嫌なものは嫌だと口にして欲しい。
私はそうしたいなあ。

《写真》頂き物の新潟新米と米のジュース。小躍りはこうゆう瞬間にする踊りだと改めて気付く。
もうこれこそ、もったいなくてむりっ!



 







2015/09/26 23:29:46|その他
秋も走る
いつも何かに追われている。
でもって、秋は特に、うなされる。

イチジクと落花生はカラスと採り頃争いでもめる。
栗がぼとぼと落ちるから、拾いに行く。
シソの実が熟したら、つんで塩漬けにする。
さるなし酒の仕込みは絶妙で、猛ダッシュだ。

ざっと、この1週間だけでも、目が回る。

生きていくために必要かと言うと、そーでもないけど・・。
生活を豊かにする域も、もはや超えてる気もするけど・・。

どーいうわけか、やめられない。

《写真》トリミングができるようになって、自由になったけど、その分つまらなくなった。




 







2015/09/22 23:13:32|その他
虫の大合唱
夜中の窓の外から、
虫の声の大合唱が聞こえてくる。
すさまじいと形容したくなるくらいの、
大音響で演奏が続けられる。

昼間の日差しはまだまだ容赦なく、
背中をじりりとこがす。
草むらでじっとこの時を待っていたのだろう。

さあ、秋だと喜んだのも束の間、
夜風は草むらに秋本番の冷気を運んでいる。
「ええい、もう何でもいいから、鳴いちまえ〜。」
短い秋を、半ばヤケクソで鳴き通す。
虫たちに、おやすみの挨拶をして、窓をピシャリと閉めた。

《写真》山歩きに出かけずとも、畑のそこいらで、美しい野草咲く。




 







2015/09/17 17:26:32|その他
イチジク豊作
夢は、あんがい、かなうもので、

キウイやら栗やらイチジクやらを、
あきるほど食べたくて苗木を植えた。

あれから数年、
私の草刈の歯から逃れたラッキーな苗木たちだけが、たくましく育ち、
たわわに実って、秋を迎える。

木の上から、
「そら食え、やれ食え」と私に叫ぶ。
種は蒔いておくもんだと、心底思う。
でもって、
次の夢をいつも暖めておいて、種を蒔き続けないと、
蔵門は続かない・・。

《写真》生食を満喫したのち、赤ワイン煮とジャムにする。
ちょっと目を離すと、先を越される。(極上の立派な実からやられるから、腹たつう。)

 







2015/09/10 21:49:37|その他
虹がかかる
人に教えられて、空を見る。
雨雲が通り過ぎた空に虹がかかる。
虹を見るのも久しぶりだけど、
ゆっくり空を見るのも久しぶり。

深呼吸して、スピードを落としても、
気がつくと、またすぐギアをあげてこぎだしてしまう。

ニュースを見て、雨雲がしでかしたことにあきれる。
地球は地球で、我々人間にあきれかえって、
雨雲を使者に選んだのだろうけど、
人間の非力さを嘆いている間に、通り過ぎていく。

人間と地球が、
仲直りのしるしに、虹がかかる。
いま、大変な地域の空にも、
はやく、虹がかかりますように・・。