(発症10立ってみな)
2日間が経った日に、I先生の診察でした。
病室に先生が来ました。「どう、足は動くかね?」先生は、私のそばに来て「足を見せて?」いきなり足の周囲の包帯をとって、足をグイーと曲げたのです。
思わず、「いたーィ」だった。たぶん、気持がいたかったのだろうと思いました。
突然のことなのでひどく不安になりましたが、でも足が曲がったのは事実でした。
驚きました。足が曲がったのには・・・・・・・・・・・・・・
先生は、「どう、モモの筋肉は痛くないの?」モモの痛みは、何もありませんでした。
先生は不思議そうな顔をしていました。(痛いはずなのになーと思っていたみたいです。)
先生は、「本当に痛くないの、我慢しなくてもいいよ。鎮痛剤をもらいなさいね。」でしたが、私は、我慢でも何でもないのです。
痛くはないのですから。
これは、術後の激痛に絶えうるリハビリをしたからでした。
こんな形で効果があるのかと、しみじみ思いました。
それからは、ずーとリハビリの毎日です。
しかし、4日後には、先生の回診で、「立って歩いてみなさい。」でした。
私は、おそるおそる立ち上がって2,3歩歩きました。
もううれしくて、うれしくて涙が溢れるばかりでした。
あげく、どこもなんにも痛くないのですから・・・・・・・・・
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痛くないことは、こんなにすてきなことなのか?
すごい