自己紹介にも書いてありますが、
以前は某ディーラーのメカニックをしていました
そんな経験上、
自分のバイクについては自分でメンテナンスを実施しています。
…まぁ、あたり前と言えばあたり前ですが
しかし、メカニックと言っても、全員がその道のプロとは限りませんでした(経験談) 当然ですが、故障箇所の部品交換しか出来ない「チェンジニア」や、整備のプロフェッショナルとして仕事をするのではなく、お金を貰う為の仕事としてしか考えていない人…。 やはり様々な人間模様がメカニック業界にも存在していました(爆)
こういった人はですね…自分本人のクルマすらメンテしない人なんですよ。 だから、オイル交換も○ート○ックスなんかでやって、もらうんです。 工賃出して(笑)
ナビの取り付けなんかも、純正品しか取り扱った事がないから、
お客様が持ち込みになった社外のナビシステムなんて、とっても付けられない…。
好きでこの道に来た若人は、逆に飲み込みも上達も非常に早いので、経験が不足していますが、器用さの部分でそれを補ってしまいます。 先輩としてはやり方の指導をするだけで、
あとは任せて安心でしたね、若くても。 考えて仕事しますから。
今は私自身が「お客として」ディーラーのピットを覗く機会があります。(デリカD:5の新車を昨年に買ったんで、新車点検やらリコールやらで…)
概ね、サービス工場の内部と、そこで作業しているメカニックの作業服、キャディー(工具箱)を見ていると、その工場のサービスレベルが見えてしまうんですよ。
まぁ、今回お世話になっている工場は平均的なレベルでしたので、チョット安心していますが。
今の車って、全てが電子制御ですよね。
なので、クルマが自分で調子悪いところを診断機に掛けると教えてくれるんですよ。 何が不調なのかを。
だから診断機さえ正しく扱えれば概ねの診断は出来る仕組みなんですよ。 原因も。
…で、クルマ好きな方なら、私が何を言いたいか
薄々お分かりだとは思いますが…
診断機で判定出来ない年式のクルマを直せるメカって、今の時代に少なくて、燃料噴射装置については、沢山勉強してきましたが、気化器については全くダメなんです。
「聞いた事ありますが…」なんて感じ。
キャブが詰まる? バックファイヤー? ポイント? ドエルアングル? みたいな…。
…ドエルアングルって、言葉に含み笑いをした方
古い人ですね(笑)
バイク屋さんも、自動車業界から来た人、自転車屋さんから派生した人、単純に趣味が高じた人やレース屋さんなど様々です。
バイク屋さんを選ぶ時も、それなりに目利きしないと、直るものも直らないし、壊されちゃいます(汗
今の私はバイク整備を趣味としています。
そんな私自身も知らない事なんて、まだまだ沢山ありますから、
これからもGSX-Rの為に、腕もバイクも更に磨かないとイケマセン
メカニックは奥が深いです。。。